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公開番号2025133810
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025110317,2020107797
出願日2025-06-30,2020-06-23
発明の名称灌注流体モニタ及びアラーム
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人
主分類A61M 5/14 20060101AFI20250904BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】灌注流体モニタ及びアラームを提供すること。
【解決手段】装置は、流体袋支持継手と、信号生成アセンブリと、信号出力ドライバ回路と、を含む。流体袋支持継手は、流体源を支持するように構成されている。信号生成アセンブリは、流体源内の流体の量に応じて信号を生成するように構成されている。信号出力ドライバ回路は、信号生成アセンブリと電気通信する。信号出力ドライバ回路は、信号生成アセンブリからタスクを実行するように構成された作動要素に信号を伝送するように構成されている。信号は、流体源内の流体の量が所定の閾値量に達するとき、作動要素がタスクを実行することを阻止するように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
心臓アブレーションカテーテルシステムであって、
潅注流体モニタであって、
(a)流体源を支持するように構成された流体袋支持継手と、
(b)前記流体袋支持継手に連結された信号生成アセンブリであって、前記流体源内の流体の量に応じて信号を生成するように構成された、信号生成アセンブリと、
(c)前記信号生成アセンブリと電気通信する信号出力ドライバ回路と、を備える、潅注流体モニタと、
高周波エネルギーを供給するように構成されたエンドエフェクタを備えるカテーテルアセンブリであって、前記エンドエフェクタの遠位先端部材が、前記流体を前記遠位先端部材の内部から外部へ連通させるように構成された複数の開口部を画定している、カテーテルアセンブリと、
前記流体源および前記カテーテルアセンブリと流体連通するポンプであって、前記ポンプは、前記流体源から前記カテーテルアセンブリへ前記流体を選択的に駆動するように動作可能である、ポンプと、を備え、
前記信号出力ドライバ回路は、前記信号生成アセンブリから前記ポンプに前記信号を伝送するように構成されており、前記信号は、前記流体源内の前記流体の量が所定の閾値量に達するとき、前記ポンプを非作動にして、かつ、前記エンドエフェクタが前記高周波エネルギーを供給するのを防止するように構成され、
前記遠位先端部材は、円筒状本体に実装されたEPマッピング微小電極を含み、前記EPマッピング微小電極は、前記EPマッピング微小電極と接触する組織から電位を拾うように構成されている、
システム。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記信号生成アセンブリが、ロードセルアセンブリを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記信号生成アセンブリが、電源を備える、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記信号生成アセンブリが、前記ロードセルアセンブリ及び前記電源と電気通信する受信機を備える、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記システムが、デジタルディスプレイを備え、前記受信機が、前記信号を前記デジタルディスプレイに伝送するように構成されている、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
可聴アラームを更に備え、前記受信機は、前記流体源内の前記流体の量が前記所定の閾値量に達するとき、前記可聴アラームを起動するように構成されている、請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記信号生成アセンブリを較正するように構成されたユーザ入力アセンブリを更に備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記ユーザ入力アセンブリが、前記システムを起動するように構成された電源ボタンを更に備える、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記ユーザ入力アセンブリが、可聴アラームと、前記可聴アラームを停止するように構成されたアラームボタンを更に備える、請求項7に記載のシステム。
【請求項10】
前記信号生成アセンブリが、枯渇センサを備える、請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(優先権)
本出願は、2019年6月25日出願の米国仮特許出願第62/866,106号、発明の名称「Irrigation Fluid Monitor and Alarm」に対する優先権を主張し、その開示はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
心房細動などの心臓不整脈は、心臓組織の領域が電気信号を異常に伝達するときに生じる。不整脈を治療するための処置には、そのような信号の伝達経路を外科的に破壊することが含まれる。エネルギー(例えば、高周波(radiofrequency、RF)エネルギー)を適用することによって心臓組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓の一部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を、停止又は修正することが可能な場合がある。アブレーションプロセスは、組織にわたる正常でない電気信号の伝達を効果的に遮断する電気絶縁性病変又は瘢痕組織を生み出すことによって、望ましくない電気経路に対する障壁を提供することができる。
【0003】
いくつかの処置では、1つ又は2つ以上のRF電極を備えるカテーテルを使用して、心臓血管系内でアブレーションを行うことができる。主要静脈又は動脈(例えば、大腿動脈)内にカテーテルを挿入し、次いで、心臓内又は心臓に隣接する心血管構造(例えば、肺静脈)内に電極を配置するように前進させることができる。1つ又は2つ以上の電極を、心臓組織又は他の血管組織と接触して置き、次いでRFエネルギーで起動し、それによって、接触した組織をアブレーションすることができる。いくつかの場合において、電極は、双極性であってもよい。いくつかの他の場合において、患者と接触している患者と接触している接地パッド又は他の参照電極と併せて単極電極を使用してもよい。灌注を使用して、アブレーションカテーテルのアブレーション構成要素から熱を引き込み、アブレーション部位近くの血栓の形成を防止することができる。
【0004】
アブレーションカテーテルの例は、米国特許出願公開第2013/0030426号、発明の名称「Integrated Ablation System using Catheter with Multiple Irrigation Lumens」、2013年1月31日公開(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許出願公開第2017/0312022号、発明の名称「Irrigated Balloon Catheter with Flexible Circuit Electrode Assembly」、2017年11月2日公開(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許出願公開第2018/0071017号、発明の名称「Ablation Catheter with a Flexible Printed Circuit Board」、2018年3月15日公開(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許出願公開第2018/0056038号、発明の名称「Catheter with Bipole Electrode Spacer and Related Methods」、2018年3月1日公開(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許第10,130,422号、発明の名称「Catheter with Soft Distal Tip for Mapping and Ablating Tubular Region」、2018年11月20日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許第8,956,353号、発明の名称「Electrode Irrigation Using Micro-Jets」、2015年2月17日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);及び米国特許第9,801,585号、発明の名称「Electrocardiogram Noise Reduction」、2017年10月31日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる)に記載されている。
【0005】
いくつかのカテーテルアブレーション処置は、アブレーションの対象とするべき組織領域を特定するために電気生理学的(electrophysiology、EP)マッピングを使用した後に実行され得る。このようなEPマッピングは、カテーテル(例えば、アブレーションを実行するために使用されるものと同じカテーテル又は専用のマッピングカテーテル)上での検知電極の使用を含んでもよい。このような感知電極は、導電性心内膜組織から発する電気信号を監視して、不整脈に関与する正常でない導電性組織部位の位置を正確に示すことができる。EPマッピングシステムの例は、米国特許第5,738,096号、発明の名称「Cardiac Electromechanics」、1998年4月14日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる)に記載されている。EPマッピングカテーテルの例は、米国特許第9,907,480号、発明の名称「Catheter Spine Assembly with Closely-Spaced Bipole Microelectrodes」、2018年3月6日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);米国特許第10,130,422号、発明の名称「Catheter with Soft Distal Tip for Mapping and Ablating Tubular Region」、2018年11月20日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる);及び米国特許出願公開第2018/0056038号、発明の名称「Catheter with Bipole Electrode Spacer and Related Methods」、2018年3月1日公開(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる)に記載されている。
【0006】
アブレーションカテーテルを使用するとき、アブレーションカテーテルの1つ又は2つ以上の電極が標的組織に十分に接触することを確実にすることが望ましい場合がある。例えば、組織を不必要に損傷させる傾向がある程度の力を加えないようにしながら、組織にRFアブレーションエネルギーを効果的に印加するのに十分な力で、1つ又は2つ以上の電極が標的組織に接触することを確実にすることが望ましい場合がある。このために、アブレーションカテーテルの1つ又は2つ以上の電極と標的組織との間の十分な接触を検出するために、1つ若しくは2つ以上の力センサ又は圧力センサを含むことが望ましい場合がある。
【0007】
力検知又はEPマッピングを使用することに加えて、いくつかのカテーテルアブレーション処置は、画像誘導手術(image guided surgery、IGS)システムを使用して実行されてもよい。IGSシステムは、患者内の解剖学的構造の画像に関連して、医師がリアルタイムで患者内のカテーテルの位置を視覚的に追跡することを可能にすることができる。いくつかのシステムは、Biosense Webster,Inc.(California州Irvine)によるCARTO 3(登録商標)システムを含む、EPマッピングとIGS機能との組み合わせを行うことができる。IGSシステムとともに使用するように構成されたカテーテルの例は、米国特許第9,480,416号、発明の名称「Signal Transmission Using Catheter Braid Wires」、2016年11月1日発行(開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる)、及び本明細書に引用される様々な他の参照文献に開示されている。
【0008】
いくつかのカテーテルシステム及び方法が実施され、利用されてきたが、本発明者らよりも以前に、本明細書に記載され、図示され、特許請求された本発明を実施又は利用したものは存在しないと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
以下の図面及び詳細な説明は、単に例示に過ぎず、本発明者らによって企図される発明の範囲を限定することを意図するものではない。
カテーテルアセンブリのカテーテルを患者に挿入する医療手技の概略図を示す。
追加の構成要素を概略的な形態で示す、図1のカテーテルの遠位部分の斜視図を示す。
内部構成要素を見せるために外部シースが省略されている、図1のカテーテルの遠位部分の斜視図を示す。
図1のカテーテルの遠位部分の分解斜視図を示す。
カテーテルアセンブリが患者に挿入され、灌注流体モニタ及びアラームが流体源に連結されている別の医療手技の概略図を示す。
図5の灌注流体モニタ及びアラームの正面図を示す。
灌注流体が充填された流体袋と連結された図5の灌注流体モニタ及びアラームの正面図を示す。
灌注流体が空になっている流体袋と連結された図5の灌注流体モニタ及びアラームの正面図を示す。
図5の灌注流体モニタ及びアラームの斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の特定の実施例の以下の説明文は、本発明の範囲を限定する目的で用いられるべきではない。図面は、必ずしも縮尺どおりとは限らず、選択された実施形態を示しており、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。詳細な説明は、本発明の原理を限定するものではなく一例として例証するものである。本発明の他の実施例、特徴、態様、実施形態及び利点は、本発明を実施するために想到される最良の形態の1つを実例として示す以下の説明文より当業者には明らかとなろう。理解されるように、本発明は、いずれも本発明から逸脱することなく、他の異なる態様又は同等の態様が可能である。したがって、図面及び説明は、限定的な性質のものではなく、例示的な性質のものとみなされるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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