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公開番号2025133123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2025103618,2024231586
出願日2025-06-19,2024-02-29
発明の名称仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、および仮想空間コンテンツ配信方法
出願人カバー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/2343 20110101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理負荷の過度な増大を防ぐことができる仮想空間コンテンツ配信システムを提供すること。
【解決手段】仮想空間コンテンツ配信システムにおける仮想空間コンテンツに係わる処理負荷が予め定められた特定の大きさに増大したことに対応する特定条件が成立するときには、表示するための処理負荷が小さい第2視聴者アバターが視聴者アバターとして使用される一方で、特定条件が成立しないときには、視聴者アバターとして第1視聴者アバターが使用される。
【選択図】図46
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間における仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記仮想空間コンテンツの映像を表示可能な端末であって、該映像を視聴者ユーザーが視聴可能な視聴者ユーザー端末と、
前記視聴者ユーザー端末に通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータと、
を少なくとも含み、
前記視聴者ユーザーが複数であって、各視聴者ユーザー毎に前記視聴者ユーザー端末が割り当てられており、
前記仮想空間コンテンツは、前記視聴者ユーザーが前記視聴者ユーザー端末を用いて前記仮想空間コンテンツの対象となる仮想空間に自身に対応する視聴者アバターを参加させることが可能であることによって該視聴者アバターを含む場合があり、
前記視聴者アバターは、第1視聴者アバターと、該第1視聴者アバターよりも表示するための処理負荷が小さい第2視聴者アバターと、を含み、
前記仮想空間コンテンツ配信システムにおける前記仮想空間コンテンツに係わる処理負荷が予め定められた特定の大きさに増大したことに対応する特定条件が成立するときには、前記視聴者アバターとして前記第2視聴者アバターが使用される一方で、前記特定条件が成立しないときには、前記視聴者アバターとして前記第1視聴者アバターが使用される、
ことを特徴とする仮想空間コンテンツ配信システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記仮想空間コンテンツは、演者アバターによるコンテンツを含み、
前記特定条件は、前記演者アバターの数に係わる処理負荷の条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項3】
前記仮想空間コンテンツは、前記仮想空間において演者アバターが動作するコンテンツを含み、
前記特定条件は、前記演者アバターの動作に係わる処理負荷の条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項4】
前記特定条件は、前記仮想空間に参加する前記視聴者アバターの数に係わる処理負荷の条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項5】
前記特定条件は、前記仮想空間において動作する前記視聴者アバターの数に係わる処理負荷の条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項6】
前記仮想空間コンテンツは、前記仮想空間における発光を伴う発光演出が実行されるコンテンツを含み、
前記特定条件は、前記発光演出に係わる処理負荷の条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項7】
前記仮想空間コンテンツの進行を管理するためのタイムラインデータを記憶するタイムラインデータ記憶手段と、
前記特定条件が成立する成立タイミングを前記タイムラインデータにもとづいて特定可能な特定条件成立タイミング特定手段と、
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項8】
前記第2視聴者アバターは、前記特定条件成立タイミング特定手段にて特定される前記成立タイミングよりも前の所定タイミングから前記視聴者アバターとして使用される、
ことを特徴とする請求項7に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項9】
前記仮想空間コンテンツは、演者アバターによるコンテンツを含み、
前記演者アバターは、A演者アバターと、該A演者アバターとは異なるB演者アバターと、を含み、
前記第2視聴者アバターの態様は、前記演者アバターが前記A演者アバターであるときと前記B演者アバターであるときとで異なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項10】
前記視聴者ユーザー端末を使用する視聴者ユーザー自身の前記視聴者アバターとして前記第2視聴者アバターが使用される、
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間における仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、および仮想空間コンテンツ配信方法に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、仮想空間において動作するキャラクタオブジェクト(アバター)10のコンテンツを配信するとともに、視聴する視聴者ユーザーについても、視聴者ユーザーからの要求に応じて、配信者(演者)のキャラクタオブジェクト(アバター)10が配置されている仮想空間に観客として仮想参加することが可能な配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-186797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のシステムにあっては、仮想空間のデータを逐次更新する処理とともに、仮想空間と配信者(演者)や視聴者ユーザーの各キャラクタオブジェクト(アバター)とを描画して仮想空間の映像を生成する処理等が必要となるが仮想空間における配信者(演者)のキャラクタオブジェクトの数が増加することや、仮想空間に観客として仮想参加する視聴者ユーザーのキャラクタオブジェクトが増加すること等が考慮されていないため、これら仮想空間に参加するキャラクタオブジェクト10の数が増加することによって配信システムを構成するコンテンツ配信サーバ500や視聴者端末300における処理負荷の増大が過度となってしまい、視聴者がコンテンツを良好に視聴できない等の不都合が生じてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、処理負荷の過度な増大を防ぐことができる仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、仮想空間コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムは、
仮想空間における仮想空間コンテンツ(例えば、仮想ライブ)を配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記仮想空間コンテンツの映像を表示可能な端末であって、該映像を視聴者ユーザーが視聴可能な視聴者ユーザー端末(例えば、視聴者端末300)と、
前記視聴者ユーザー端末に通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータ(例えば、配信用サーバコンピュータ100)と、
を少なくとも含み、
前記視聴者ユーザーが複数であって、各視聴者ユーザー毎に前記視聴者ユーザー端末が割り当てられており(例えば、図1に示すように、視聴者ユーザーAには視聴者端末A300a、視聴者ユーザーBには視聴者端末B300b、視聴者ユーザーCには視聴者端末C300c…が割り当てられている部分)、
前記仮想空間コンテンツは、前記視聴者ユーザーが前記視聴者ユーザー端末を用いて前記仮想空間コンテンツの対象となる仮想空間に自身に対応する視聴者アバターを参加させることが可能であることによって該視聴者アバターを含む場合があり(例えば、図32に示すように、視聴者端末300において各視聴者の視聴者アバターが仮想ライブ会場に仮想参加するように表示される部分)、
前記視聴者アバターは、第1視聴者アバター(例えば、図45(B)に示す視聴者アバターとしてのフルアバター)と、該第1視聴者アバターよりも表示するための処理負荷が小さい第2視聴者アバター(例えば、図45(B)に示す視聴者アバターとしての簡易アバター)と、を含み、
前記仮想空間コンテンツ配信システムにおける前記仮想空間コンテンツに係わる処理負荷が予め定められた特定の大きさに増大したことに対応する特定条件が成立するときには、前記視聴者アバターとして前記第2視聴者アバターが使用される(例えば、図31、図41~図43、図46~図48に示すように、仮想ライブ会場に仮想参加する視聴者アバター数がしきい値数を超えるとき、仮想ライブ会場に仮想参加している視聴者アバターのうち移動中の視聴者アバター数がしきい値数を超えるとき、発光演出の発光強度が高まるとき、演者アバターの動作が大きく(激しく)なるとき、演者アバター数が増えるときには、これら条件の成立により配信用サーバコンピュータ100や視聴者端末300の処理負荷が増大することにもとづいて、視聴者端末300が視聴者視点映像生成処理のステップS507、ステップS508や仮想カメラ指定映像生成処理のステップS517、ステップS521、ステップS522の処理を実行することで視聴者アバターの表示がフルアバターから簡易アバターに変化する部分)一方で、前記特定条件が成立しないときには、前記視聴者アバターとして前記第1視聴者アバターが使用される(例えば、図31、図41~図43、図46~図48に示すように、仮想ライブ会場に仮想参加する視聴者アバター数がしきい値数を超えないとき、仮想ライブ会場に仮想参加している視聴者アバターのうち移動中の視聴者アバター数がしきい値数を超えないとき、発光演出の発光強度が高まらないとき、演者アバターの動作が大きく(激しく)ならないとき、演者アバター数が増えないときには、これら条件の不成立により配信用サーバコンピュータ100や視聴者端末300の処理負荷が増大しないことにもとづいて、視聴者端末300が視聴者視点映像生成処理のステップS503、ステップS506や仮想カメラ指定映像生成処理のステップS513、ステップS526、ステップS520の処理を実行することで視聴者アバターの表示がフルアバターから簡易アバターに変化しない部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定条件が成立することによって第1視聴者アバターよりも表示するための処理負荷が低い第2視聴者アバターが使用されるので、特定条件が成立することによる処理負荷の過度な増大を防ぐことができる。
【0007】
請求項2の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記仮想空間コンテンツは、演者アバター(例えば、図45(A)に示す演者アバターとしてのフルアバター)によるコンテンツを含み、
前記特定条件は、前記演者アバターの数に係わる処理負荷の条件である(例えば、図46及び図47に示すように、演者アバター数が増えて2となることで演者アバターの描画処理負荷が増大することに対応した条件)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者アバターの数によって処理負荷が過度に増大してしまうことを防ぐことができる。
【0008】
請求項3の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記仮想空間コンテンツは、前記仮想空間において演者アバターが動作するコンテンツ(例えば、第1演目や第2演目)を含み、
前記特定条件は、前記演者アバターの動作に係わる処理負荷の条件である(例えば、図46に示すように、第1演目期間や第2演目期間の開始により演者アバターの動作が大きく(激しく)なることで仮想空間の更新処理負荷や演者アバターの描画処理負荷が増大することに対応した条件)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者アバターの動作によって処理負荷が過度に増大してしまうことを防ぐことができる。
【0009】
請求項4の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記特定条件は、前記仮想空間に参加する前記視聴者アバターの数に係わる処理負荷の条件である(例えば、図47及び図48に示すように、仮想ライブ会場に仮想参加する視聴者アバター数(ライブの参加人数)がしきい値数を超えることで仮想空間の更新処理負荷や視聴者アバターの描画処理負荷が増大することに対応した条件)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、仮想空間に参加する視聴者アバターの数によって処理負荷が過度に増大してしまうことを防ぐことができる。
【0010】
請求項5の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記特定条件は、前記仮想空間において動作する前記視聴者アバターの数に係わる処理負荷の条件である(例えば、図48に示すように、仮想ライブ会場に仮想参加している視聴者アバターのうち移動中の視聴者アバター数(移動人数)がしきい値を超えることで仮想空間の更新処理負荷や視聴者アバターの描画処理負荷が増大することに対応した条件)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、動作する視聴者アバターの数によって処理負荷が過度に増大してしまうことを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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