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公開番号
2025132193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029595
出願日
2024-02-29
発明の名称
紫外線治療器
出願人
ウシオ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61N
5/06 20060101AFI20250903BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】紫外線治療器を小型化および軽量化する。
【解決手段】皮膚に紫外線を照射する紫外線治療器を提供する。この紫外線治療器は、導光板を有し、導光板は、第1の端面と、第1の端面の反対側にある第2の端面と、第1の端面と第2の端面の間にあって第1の端面と第2の端面に交差する紫外線出射面と、第1の端面と第2の端面の間にあって紫外線出射面の反対側にある反対面とを有する。紫外線が紫外線出射面と反対面とで反射しながら導光板の内部を伝播する。紫外線治療器は、導光板の第1の端面に紫外線を入射させる紫外線光源と、導光板に対向しており、導光板の紫外線出射面から出射した紫外線を透過させる透過板とをさらに備える。導光板の紫外線出射面の側および反対面の側のうち少なくとも1つに光拡散構造が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
皮膚に紫外線を照射する紫外線治療器であって、
第1の端面と、前記第1の端面の反対側にある第2の端面と、前記第1の端面と前記第2の端面の間にあって前記第1の端面と前記第2の端面に交差する紫外線出射面と、前記第1の端面と前記第2の端面の間にあって前記紫外線出射面の反対側にある反対面とを有し、紫外線が前記紫外線出射面と前記反対面とで反射しながら内部を伝播する導光板と、
前記導光板の前記第1の端面に紫外線を入射させる紫外線光源と、
前記導光板に対向しており、前記導光板の前記紫外線出射面から出射した紫外線を透過させる透過板とを備え、
前記導光板の前記紫外線出射面の側および前記反対面の側のうち少なくとも1つに光拡散構造が設けられている
ことを特徴とする紫外線治療器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記紫外線光源は、複数の紫外線光源素子を有し、前記複数の紫外線光源素子が前記導光板の前記第1の端面に紫外線を入射させる
ことを特徴とする請求項1に記載の紫外線治療器。
【請求項3】
前記紫外線光源は、複数の紫外線光源素子として複数のLEDチップを有する
ことを特徴とする請求項2に記載の紫外線治療器。
【請求項4】
前記紫外線光源は、前記複数のLEDチップが表面に実装された基板を有し、前記基板は前記導光板の前記第1の端面に対向し、
前記紫外線治療器は、前記基板の裏面に接触させられたヒートシンクをさらに備える
ことを特徴とする請求項3に記載の紫外線治療器。
【請求項5】
前記導光板の前記紫外線出射面とは反対側に、前記導光板に向けて紫外線を反射させる反射板をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の紫外線治療器。
【請求項6】
前記反射板が前記光拡散構造を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の紫外線治療器。
【請求項7】
前記導光板の前記第2の端面に対向し、前記導光板内を伝播する紫外線を反射する第1の反射壁をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の紫外線治療器。
【請求項8】
前記第1の反射壁は、前記導光板の前記第2の端面を覆っており、前記導光板よりも前記透過板に向けて突出し、前記透過板に接触する
ことを特徴とする請求項7に記載の紫外線治療器。
【請求項9】
前記第1の反射壁に対向し、前記導光板から出射した紫外線を反射する第2の反射壁をさらに備える
ことを特徴とする請求項7に記載の紫外線治療器。
【請求項10】
前記導光板は、前記第1の端面と前記第2の端面との間にあって前記第1の端面と前記第2の端面に交差する第3の端面と第4の端面とを有し、
前記紫外線治療器は、前記第1の反射壁と前記第2の反射壁に交差する第3の反射壁と第4の反射壁とをさらに備え、
前記第3の反射壁は、前記導光板の前記第3の端面に対向して前記第3の端面を覆っており、
前記第4の反射壁は、前記導光板の前記第4の端面に対向して前記第4の端面を覆っている
ことを特徴とする請求項9に記載の紫外線治療器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線を患者の皮膚に照射する紫外線治療器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
光線治療として、UVA(波長320nm~400nm)、UVB(波長280~320nm)といった波長域の紫外線を用いる紫外線治療が存在する。紫外線治療では、紫外線照射により免疫抑制を図り、治療効果を得る。
例えば特許文献1には、皮膚疾患を治療する紫外線を発光する複数のLEDを備えた紫外線治療器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-122676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された紫外線治療器は、患部の狭い領域すなわちスポットに紫外線を照射するのに適している。
しかし、手、足、腕、脚、体幹などに紫外線を照射したい場合、紫外線治療器から発せられる紫外線の照射面積に比べて、患部が大きいことがある。この場合、紫外線の照射位置を変えながら、紫外線を複数回照射する必要がある。1回の照射あたりの時間が短くても、照射位置の変更には時間を要するため、治療に要する合計時間は長くなる。また、照射位置の変更回数と変更度が多い場合、治療中は作業者(医師または看護師)が患者に付きっきりになる。
さらに、照射位置の重複を避けることが望ましいため、治療器の操作には熟練を要する。また、患者が度々姿勢を変える必要がある場合があり、患者にも負担がかかる。
【0005】
したがって、広い領域を有する患部に一度に紫外線を当てることができる紫外線治療器が望ましい。広い領域に紫外線を照射するには、患部に向けて発光する多数の紫外線光源または大型の紫外線光源を設けることが考えられる。
しかし、患部に向けて発光する多数の紫外線光源または大型の紫外線光源を設けると、紫外線治療器が大型化する。また、この場合、広い領域に紫外線を照射するには、紫外線光源と患部との間の距離を大きくする必要がある。さらに紫外線光源を冷却する大きな冷却機構(例えばヒートシンク)が必要となる。特に、紫外線光源としてLEDチップを使用する場合、LEDチップの温度が発光波長に影響するため、厳密な温度管理が必要とされる。患部に向けて発光する多数のLEDチップを設ける場合、LEDチップで生じた熱を放出するため、大きくて重い冷却機構が必要となるであろう。大きくて重い冷却機構は、紫外線治療器の厚さの増大を招く。さらに、個々のLEDチップの発光波長のばらつきの影響を低減するために、LED発光面との患部との間の距離を大きくし、ばらついた波長の紫外線を均等に分散させる構造が好ましいが、その点においても厚さの増大を招き、さらに大型化してしまう。
【0006】
そこで、本発明は、小型化および軽量化することができる紫外線治療器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は、皮膚に紫外線を照射する紫外線治療器を提供する。この紫外線治療器は、第1の端面と、前記第1の端面の反対側にある第2の端面と、前記第1の端面と前記第2の端面の間にあって前記第1の端面と前記第2の端面に交差する紫外線出射面と、前記第1の端面と前記第2の端面の間にあって前記紫外線出射面の反対側にある反対面とを有し、紫外線が前記紫外線出射面と前記反対面とで反射しながら内部を伝播する導光板と、前記導光板の前記第1の端面に紫外線を入射させる紫外線光源と、前記導光板に対向しており、前記導光板の前記紫外線出射面から出射した紫外線を透過させる透過板とを備える。前記導光板の前記紫外線出射面の側および前記反対面の側のうち少なくとも1つに光拡散構造が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の態様においては、紫外線光源が導光板の第1の端面に紫外線を入射させる。導光板内で紫外線は紫外線出射面と反対面とで反射しながら、かつ光拡散構造で拡散させられながら伝播し、紫外線出射面から出射する。導光板の紫外線出射面から出射した紫外線は、透過板を通じて外部に放出され、皮膚の患部に当てられる。導光板と光拡散構造を使用することにより、紫外線出射面ひいては透過板の面積が大きくても、小型の紫外線光源を使用しても、紫外線をなるべく均等な強度で紫外線出射面ひいては透過板から出力することができる。小型の紫外線光源を使用することにより、紫外線光源を冷却する冷却機構も小型で軽量であってよい。したがって、紫外線治療器を小型化および軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る紫外線治療器の断面図である。
本発明の第2実施形態に係る紫外線治療器の斜視図である。
図2のIII-III線矢視断面図である。
第2実施形態に係る紫外線治療器の紫外線照射ユニットの断面図である。
紫外線照射ユニットの斜視図である。
紫外線照射ユニットの反射壁部材の斜視図である。
紫外線照射ユニットの紫外線光源の正面図である。
変形例に係る紫外線光源の背面図である。
紫外線照射ユニットの2つの紫外線光源とヒートシンクの斜視図である。
図4の一部拡大図である。
紫外線照射ユニットの一部拡大平面図であり、1つのLEDチップからの紫外線の軌跡を概略的に示す。
第2実施形態の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
第2実施形態の他の変形例に係る紫外線照射ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施形態を説明する。図面の縮尺は必ずしも正確ではなく、一部の特徴は誇張または省略されることもある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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