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公開番号
2025131142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028687
出願日
2024-02-28
発明の名称
プロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】検出光の検出精度を高めることができるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクターは、投射口及び通過口のそれぞれが設けられた第1面を有する外装筐体と、投射口を介して画像光を投射する投射光学装置と、通過口に設けられた透光性のカバーと、カバーを介して検出光を出射及び受光する測距装置と、を備え、投射光学装置は、前玉レンズを有し、前玉レンズのレンズ光軸に沿う方向を第1方向とし、第1方向に直交する方向を第2方向としたとき、画像光の投射範囲が第1方向に向かうに従って第2方向に位置するように画像光を投射し、測距装置は、基板と、基板に配置されたセンサーとを備え、基板は、センサーの発光素子から出射された検出光が投射光学装置による画像光の投射範囲に向くように、第1方向及び第2方向のそれぞれに交差する第3方向に沿う軸を中心にレンズ光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
投射口及び通過口のそれぞれが設けられた第1面を有する外装筐体と、
前記投射口を介して画像光を投射する投射光学装置と、
透光性を有し、前記通過口に応じて設けられたカバーと、
前記カバーを介して検出光を出射及び受光する測距装置と、を備え、
前記投射光学装置は、前記画像光の出射側に位置する前玉レンズを有し、前記前玉レンズのレンズ光軸に沿う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向としたとき、前記画像光の投射範囲が前記第1方向に向かうに従って前記第2方向に位置するように前記画像光を投射し、
前記測距装置は、
基板と、
前記検出光を出射する発光素子と、前記発光素子から出射された前記検出光を受光する受光素子とを有し、前記基板に配置されたセンサーと、を備え、
前記基板は、前記発光素子から出射された前記検出光が前記投射光学装置による前記画像光の投射範囲に向くように、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に沿う軸を中心に前記レンズ光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている、
ことを特徴とするプロジェクター。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記センサーは、前記基板において前記第2方向における中心よりも前記第2方向とは反対方向に配置されている、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項3】
請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記外装筐体は、
前記外装筐体の内面に設けられ、前記基板における前記第2方向とは反対方向の端部が配置される溝部と、
前記基板における前記第2方向の部分を支持する支持面と、を有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記基板を前記カバーに向けて押圧する押圧部材と、
前記押圧部材を前記基板に接触させた状態に固定する固定部材と、を備える、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項5】
請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
前記固定部材は、フレームであり、
前記フレームは、
前記外装筐体の内面に接触し、かつ、前記投射口を囲む枠部と、
前記押圧部材を支持する支持部と、を有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項6】
請求項5に記載のプロジェクターにおいて、
前記基板は、コネクターを有し、
前記フレームは、前記コネクターを露出させる開口部を有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項7】
請求項6に記載のプロジェクターにおいて、
前記フレームは、前記枠部に設けられて、前記コネクターに接続される配線をガイドするガイド部を有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記外装筐体は、前記仮想面に対して傾斜した状態にて前記基板を保持する保持部を有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項9】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記カバーは、前記外装筐体に設けられている、
ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項10】
請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記測距装置は、前記仮想面に対して傾斜した状態にて前記基板を保持するハウジングを有する、
ことを特徴とするプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源から出射された光を変調して画像情報に応じた画像光を投射するプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターとして、赤外線発光部と、赤外線受光ブロックと、位置演算部と、マイコンと、プロジェクター自体を移動させる移動ブロックと、を備えるプロジェクターが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載のプロジェクターでは、赤外線受光ブロックは、赤外線発光部が出射してスクリーンにおける反射マーカーにて反射された赤外光を受光する。位置演算部は、赤外線受光ブロックが受光した赤外光に基づいて、スクリーンにおける反射マーカーの設置位置に応じた情報をマイコンに出力する。マイコンは、位置演算部によって出力された情報に基づいて、スクリーンの大きさを算出し、算出したスクリーンの大きさに対応付けられている投写距離を読み出す。マイコンは、超音波を用いて算出されたスクリーンとの間の距離と、読み出された投写距離との差を算出し、算出した差に応じた移動量を示す情報と制御信号とを移動ブロックに出力する。移動ブロックは、マイコンから入力する情報及び制御信号に応じてプロジェクター自体を移動させる。
これにより、操作者がプロジェクターを移動させて、スクリーンに表示される画像の大きさを調整する手間を省略できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-221081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、特許文献1に記載のプロジェクターは、スクリーンにて反射された赤外線を受光する。
ここで、スクリーンまでの距離、すなわち、画像光の投射距離を正確に測定するためには、検出光である赤外光の照射範囲は、画像光の投射範囲を含むことが好ましい。赤外線出射部及び赤外線受光部を投射光学装置の光軸上に配置することは困難なことから、赤外線出射部及び赤外線受光部は、一般的に、投射光学装置の光軸から離れた位置に配置される。
しかしながら、赤外線出射部及び赤外線受光部が投射光学装置の光軸から離れた位置に配置されていると、画像光の投射範囲と検出光の検出範囲とにずれが生じやすく、検出光の検出精度、ひいては、測距精度が低くなるという問題がある。
このため、検出光の検出精度を高めることができる構成が要望されてきた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るプロジェクターは、投射口及び通過口のそれぞれが設けられた第1面を有する外装筐体と、前記投射口を介して画像光を投射する投射光学装置と、透光性を有し、前記通過口に応じて設けられたカバーと、前記カバーを介して検出光を出射及び受光する測距装置と、を備え、前記投射光学装置は、前記画像光の出射側に位置する前玉レンズを有し、前記前玉レンズのレンズ光軸に沿う方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向としたとき、前記画像光の投射範囲が前記第1方向に向かうに従って前記第2方向に位置するように前記画像光を投射し、前記測距装置は、基板と、前記検出光を出射する発光素子と、前記発光素子から出射された前記検出光を受光する受光素子とを有し、前記基板に配置されたセンサーと、を備え、前記基板は、前記発光素子から出射された前記検出光が前記投射光学装置による前記画像光の投射範囲に向くように、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に沿う軸を中心に前記レンズ光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るプロジェクターの外観を示す斜視図。
第1実施形態に係るプロジェクターの正面を示す図。
第1実施形態に係る画像投射装置の構成を示す模式図。
第1実施形態に係る画像光の光路を示す模式図。
第1実施形態に係る正面の内面を示す斜視図。
第1実施形態に係る測距装置を示す斜視図。
第1実施形態に係る測距装置を示す斜視図。
第1実施形態に係る測距装置の固定構造を示す斜視図。
第1実施形態に係るプロジェクターを示す断面図。
第2実施形態に係るプロジェクターが備える外装筐体及び測距装置を示す断面図。
第3実施形態に係るプロジェクターが備える外装筐体及び測距装置を示す断面図。
第4実施形態に係るプロジェクターが備える外装筐体、測距装置及び支持部材を示す断面図。
第5実施形態に係るプロジェクターにおける基板の傾斜状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1Aの外観を示す斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクター1Aは、光源から出射された光を変調して画像情報に応じた画像光を生成し、生成した画像光をスクリーン等の被投射面に拡大投射する。プロジェクター1Aは、図1に示すように、外装筐体2A、画像投射装置3及び測距装置4Aを備える。この他、図示を省略するが、プロジェクター1Aは、プロジェクター1Aの動作を制御する制御装置と、プロジェクター1Aを構成する電子部品に電力を供給する電源装置と、プロジェクター1Aの冷却対象を冷却する冷却装置と、を備える。
【0009】
[外装筐体の構成]
外装筐体2Aは、プロジェクター1Aの外装を構成する筐体であり、略直方体形状に構成されている。外装筐体2Aは、正面21、背面22、天面23、底面24、左側面25及び右側面26を有する。
【0010】
図2は、正面21を示す図である。詳述すると、図2は、カバーCV1,CV2を取り外した状態の正面21を示す図である。
正面21は、第1面に相当する。正面21と背面22とは、互いに反対側の面である。
正面21は、天面23、底面24、左側面25及び右側面26と交差する。正面21には、図1及び図2に示すように、投射口211及び通過口212が設けられている。
投射口211は、後述する画像投射装置3の投射光学装置36によって投射される画像光が通過する開口部である。投射口211には、図1に示すように、少なくとも可視光を透過する透光性を有するカバーCV1が設けられている。投射光学装置36によって投射された画像光は、カバーCV1を通過する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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