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公開番号
2025129477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026132
出願日
2024-02-26
発明の名称
液体処理装置、及び分離膜
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
C02F
1/44 20230101AFI20250829BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】メンテナンス費用を抑え、且つ、環境の保護に寄与し得る液体処理装置を提供する。
【解決手段】液体処理装置200は、水溶性物質が溶解した被処理水を格納する液体格納部202と、液体格納部202内の被処理水を加温する加温部203と、膜蒸留法を用いて、被処理水から水溶性物質と水分とを分離する蒸留部204と、を有し、蒸留部204は、液体格納部202から被処理水が流入する液相部211と、再利用素材を原料MAとした不織布であって、炭化処理された分離部212と、被処理水から発生した水蒸気が分離部212、又は分離モジュール240を通過して拡散する気相部213と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水溶性物質が溶解した被処理水を格納する液体格納部と、
前記液体格納部内の前記被処理水を加温する加温部と、
膜蒸留法を用いて、前記被処理水から前記水溶性物質と水分とを分離する蒸留部と、を有し、
前記蒸留部は、
前記液体格納部から前記被処理水が流入する液相部と、
再利用素材を原料とした不織布であって、炭化処理された分離部と、
前記被処理水から発生した水蒸気が前記分離部を通過して拡散する気相部と、を有する、液体処理装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記分離部は、前記再利用素材を衝撃力により解繊して生成された解繊物を、シート状に結合させることで生成された分離膜である、請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項3】
前記気相部内の空気を減圧する減圧部を更に備える、請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項4】
前記分離部は、分離膜を周状に格納した収容部と、を更に備え、
前記収容部は、
前記液相部から前記被処理水が流入する流入口と、
前記流入口に対向する面に設けられ、前記水溶性物質を含む液体を前記液相部に戻す流出口と、を有する、請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項5】
前記水溶性物質は、インクである、請求項1から4のいずれかに記載の液体処理装置。
【請求項6】
前記再利用素材は、疎水性を有する合成繊維を含む素材、又は、天然素材を原料とし、疎水性を有する再生繊維を含む素材である、請求項1から4のいずれかに記載の液体処理装置。
【請求項7】
被処理水から水溶性物質と水分とを分離する膜蒸留に利用可能な分離部であって、再利用素材が原料であって、炭化処理により疎水性が付与された不織布である、分離部。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体処理装置、及び分離膜に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水溶性物質を含んだ被処理水から水分を分離する液体処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、逆浸透膜を用いて、染色排水を分離し、使用済み薬剤を濃縮する繊維の染色仕上げ処理システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-155656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
逆浸透膜法における逆浸透膜のような、定期的な交換が必要とされる分離部を用いる場合、分離部の製造のコストによっては、メンテナンス費用が大きくなってしまう虞がある。また、分離部の種類によっては、環境への負荷が大きくなってしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、水溶性物質が溶解した被処理水を格納する液体格納部と、前記液体格納部内の前記被処理水を加温する加温部と、膜蒸留法を用いて、前記被処理水から前記水溶性物質と水分とを分離する蒸留部と、を有し、前記蒸留部は、前記液体格納部から前記被処理水が流入する液相部と、再利用素材を原料とした不織布であって、炭化処理された分離部と、前記被処理水から発生した水蒸気が前記分離部を通過して拡散する気相部と、を有する、液体処理装置である。
【0006】
本開示の別の一態様は、被処理水から水溶性物質と水分とを分離する膜蒸留に利用可能な分離部であって、再利用素材が原料であって、炭化処理により疎水性が付与された不織布である、分離部である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態における第1液体処理装置の模式図。
変形例1における第2液体処理装置の模式図。
変形例2における第3液体処理装置の模式図。
分離モジュールの構成の一例を示す図。
シート製造装置の構成図。
繊維構造体の製造工程を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1.第1実施形態]
[1-1.液体処理装置の構成]
図1は、第1実施形態における第1液体処理装置201の模式図である。第1液体処理装置201は、液体処理装置の一例に対応する。
【0009】
第1液体処理装置201は、液体格納部202と、加温部203と、蒸留部204と、第1回収部205とを備える。第1液体処理装置201は、膜蒸留法によって被処理水から水分を分離する。
【0010】
液体格納部202には、水溶性物質が溶解した液体である被処理水CWが格納されている。液体格納部202は、貯水槽として構成されていてもよく、被処理水が流れる配管として構成されていてもよい。被処理水CWには、説明のためドット模様を付して図示する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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