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公開番号
2025129581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026309
出願日
2024-02-26
発明の名称
光源装置およびプロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250829BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】光利用効率に優れる光源装置を提供する。
【解決手段】本発明の光源装置は、第1光を射出する第1光源と、第1光を第2光に変換する第1波長変換素子と、第1光を透過して第2光を反射する第1光学層と、第2光を導光する第1導光部と、第3光を射出する第2光源と、第3光を第4光に変換する第2波長変換素子と、第3光を透過して第4光を反射する第2光学層と、第4光を導光する第2導光部と、を備える。第1波長変換素子は、第1光が入射する第1面と、第1面に交差する第2面および第3面と、を有する。第2波長変換素子は、第3光が入射する第4面と、第4面に交差する第5面および第6面と、を有する。第2光は、第1導光部を進んで第1導光部の第3面側の領域から射出され、第2導光部の第5面側の領域に入射する。第4光と第2光とは、第2導光部を進んで第2導光部の前記第6面側の領域から射出される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1波長帯の第1光を射出する第1光源と、
前記第1光を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する第1波長変換素子と、
前記第1光源と前記第1波長変換素子との間に配置され、前記第1光を透過して前記第2光を反射する第1光学層と、
前記第1光学層と前記第1波長変換素子との間に配置され、前記第1波長変換素子により変換された前記第2光を導光する第1導光部と、
第3波長帯の第3光を射出する第2光源と、
前記第3光を前記第3波長帯および前記第2波長帯とは異なる第4波長帯の第4光に変換する第2波長変換素子と、
前記第2光源と前記第2波長変換素子との間に配置され、前記第3光を透過して前記第4光を反射する第2光学層と、
前記第2光学層と前記第2波長変換素子との間に配置され、前記第2波長変換素子により変換された前記第4光を導光する第2導光部と、
前記第1光および前記第2光を反射する第1反射部材と、
を備え、
前記第1波長変換素子は、前記第1光学層および前記第1導光部を介して前記第1光が入射する第1面と、前記第1面に交差して互いに反対側を向く第2面および第3面と、を有し、
前記第2波長変換素子は、前記第2光学層および前記第2導光部を介して前記第3光が入射する第4面と、前記第4面に交差して互いに反対側を向く第5面および第6面と、を有し、
前記第1導光部の前記第2面側の領域には、前記第1反射部材が配置され、
前記第1波長変換素子により変換された前記第2光は、前記第1導光部を進んで前記第1導光部の前記第3面側の領域から射出され、前記第2導光部の前記第5面側の領域に入射し、
前記第2波長変換素子により変換された前記第4光と、前記第3面側の領域から射出された前記第2光とは、前記第2導光部を進んで前記第2導光部の前記第6面側の領域から射出される、光源装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1導光部には、前記第1光および前記第2光を透過する第1透光性部材が配置され、
前記第2導光部には、前記第3光および前記第4光を透過する第2透光性部材が配置され、
前記第1波長変換素子により変換された前記第2光は、前記第1透光性部材の内部を進んで前記第2透光性部材に入射し、
前記第2波長変換素子により変換された前記第4光と、前記第1透光性部材から射出された前記第2光とは、前記第2透光性部材の内部を進んで前記第2透光性部材の端面から射出される、請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記第1導光部は、第1空気層であり、
前記第2導光部は、第2空気層であり、
前記第1波長変換素子により変換された前記第2光は、前記第1空気層を進んで前記第2空気層に入射し、
前記第2波長変換素子により変換された前記第4光と、前記第1空気層から射出された前記第2光とは、前記第2空気層を進んで前記第2空気層の前記第6面側の領域から射出される、請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
前記第2波長変換素子の前記第4面に配置され、前記第2光を反射して前記第3光および前記第4光を透過する第3光学層をさらに備える、請求項3に記載の光源装置。
【請求項5】
前記第1導光部には、前記第1光および前記第2光を透過する透光性部材が配置され、
前記第2導光部は、空気層であり、
前記第1波長変換素子により変換された前記第2光は、前記透光性部材の内部を進んで前記空気層に入射し、
前記第2波長変換素子により変換された前記第4光と、前記透光性部材から射出された前記第2光とは、前記空気層を進んで当該空気層の前記第6面側の領域から射出される、請求項1に記載の光源装置。
【請求項6】
前記第1導光部と前記第2導光部との間に配置され、前記第2光を透過して前記第3光および前記第4光を反射する第4光学層をさらに備える、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項7】
前記第2波長帯は、前記第3波長帯および前記第4波長帯よりも大きく、
前記第3波長帯は、前記第1波長帯よりも小さい、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項8】
前記第1光は、青色光であり、
前記第2光は、黄色の蛍光であり、
前記第3光は、紫外光であり、
前記第4光は、青色の蛍光である、請求項7に記載の光源装置。
【請求項9】
前記第1波長変換素子と前記第2波長変換素子とが並ぶ並設方向に沿う前記第1波長変換素子の長さは、前記並設方向に沿う前記第2波長変換素子の長さよりも大きい、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項10】
前記第1光および前記第2光を反射する第2反射部材と、
前記第3光および前記第4光を反射する第3反射部材と、
をさらに備え、
前記第1波長変換素子は、前記第1面、前記第2面、および前記第3面に交差して互いに反対側を向く第7面および第8面と、を有し、
前記第2波長変換素子は、前記第4面、前記第5面、および前記第6面に交差して互いに反対側を向く第9面および第10面と、を有し、
前記第1導光部の前記第7面側の領域および前記第1導光部の前記第8面側の領域に、前記第2反射部材が配置され、
前記第2導光部の前記第9面側の領域および前記第2導光部の前記第10面側の領域に、前記第3反射部材が配置されている、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
プロジェクターに用いる光源装置として、発光素子から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。下記の特許文献1に、蛍光体を含む平板状の波長変換部材と、励起光を射出する発光ダイオードと、を備える光源装置が開示されている。この光源装置においては、波長変換部材の複数の面のうち、面積が広い入射面から励起光を入射させ、面積が狭い射出面から蛍光を射出させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2006/054203号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の光源装置において、波長変換部材の内部で生成される蛍光は、波長変換部材の表面と空気層との界面で全反射することによって波長変換部材の内部を伝播し、射出面から射出される。ところが、蛍光のうち、波長変換部材と空気層との界面に臨界角未満で入射する成分は、界面で全反射しないため、射出面に到達する前に界面から外部に漏れる。そのため、蛍光の利用効率が低下する、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯の第1光を射出する第1光源と、前記第1光を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する第1波長変換素子と、前記第1光源と前記第1波長変換素子との間に配置され、前記第1光を透過して前記第2光を反射する第1光学層と、前記第1光学層と前記第1波長変換素子との間に配置され、前記第1波長変換素子により変換された前記第2光を導光する第1導光部と、第3波長帯の第3光を射出する第2光源と、前記第3光を前記第3波長帯および前記第2波長帯とは異なる第4波長帯の第4光に変換する第2波長変換素子と、前記第2光源と前記第2波長変換素子との間に配置され、前記第3光を透過して前記第4光を反射する第2光学層と、前記第2光学層と前記第2波長変換素子との間に配置され、前記第2波長変換素子により変換された前記第4光を導光する第2導光部と、前記第1光および前記第2光を反射する第1反射部材と、を備える。前記第1波長変換素子は、前記第1光学層および前記第1導光部を介して前記第1光が入射する第1面と、前記第1面に交差して互いに反対側を向く第2面および第3面と、を有する。前記第2波長変換素子は、前記第2光学層および前記第2導光部を介して前記第3光が入射する第4面と、前記第4面に交差して互いに反対側を向く第5面および第6面と、を有する。前記第1導光部の前記第2面側の領域には、前記第1反射部材が配置されている。前記第1波長変換素子により変換された前記第2光は、前記第1導光部を進んで前記第1導光部の前記第3面側の領域から射出され、前記第2導光部の前記第5面側の領域に入射する。前記第2波長変換素子により変換された前記第4光と、前記第3面側の領域から射出された前記第2光とは、前記第2導光部を進んで前記第2導光部の前記第6面側の領域から射出される。
【0006】
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
第1実施形態の光源装置の斜視図である。
図2のIII-III線に沿う光源装置の断面図である。
図3のIV-IV線に沿う光源装置の断面図である。
図3のV-V線に沿う光源装置の断面図である。
第2実施形態の光源装置の断面図である。
第2実施形態の光源装置の作用および効果を説明するための模式図である。
第3実施形態の光源装置の断面図である。
第4実施形態の光源装置の断面図である。
第5実施形態の光源装置の断面図である。
第6実施形態の光源装置の断面図である。
第7実施形態の光源装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0009】
図1は、本実施形態のプロジェクター10の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター10は、被投射面であるスクリーンSCR上にカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター10は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を備える。
【0010】
プロジェクター10は、照明装置20と、色分離導光光学系200と、赤色光用光変調装置400Rと、緑色光用光変調装置400Gと、青色光用光変調装置400Bと、光合成素子500と、投射光学装置600と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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