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公開番号2025130224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027245
出願日2024-02-27
発明の名称電気光学装置および電子機器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250901BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】選択信号の電位変動に起因するノイズがデータ信号に重畳されるを回避する。
【解決手段】3本の選択信号線180および3本の反転選択信号線181はX方向に沿って設けられ、データ線14およびデータ信号線13_1~13_3はY方向に沿って設けられ、トランジスターN1は、入力端がデータ信号線13_1~13_3のいずれかに接続され、出力端がデータ線14に接続され、選択信号および反転選択信号に基づいて入力端と出力端との間における導通状態が規定される。データ信号線13_1と選択信号線180との間において寄生する容量Sc1aと、データ信号線13_1と選択信号線180と対をなす反転信号線181との間で寄生する容量Sc1bとは、略同一の関係にある。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
グループ化されたk(kは2以上の整数)本のデータ線を含む複数のデータ線と、
画素の階調に応じたデータ信号を前記k本のデータ線に対応して出力するデータ信号線と、
それぞれに選択信号が供給されるk本の選択信号線と、
前記k本の選択信号線と対をなし、それぞれに前記選択信号の反転信号が供給されるk本の反転選択信号線と、
前記複数のデータ線に一対一に対応して設けられたスイッチング素子と、
を含み、
前記k本の選択信号線および前記k本の反転選択信号線は第1方向に沿って設けられ、
前記複数のデータ線および前記データ信号線は前記第1方向と交差する第2方向に沿って設けられ、
前記スイッチング素子は、
入力端が前記データ信号線に接続され、出力端が前記k本のデータ線のいずれかに接続され、
前記選択信号および前記反転選択信号線に基づいて前記入力端と前記出力端との間における導通状態が規定され、
前記データ信号線と、前記k本の選択信号線のうち、一の選択信号線と、の第1結合容量と、
前記データ信号線と、前記k本の反転選択信号線のうち、前記一の選択信号線と対をなす一の反転選択信号線と、の第2結合容量と、
は、略同一の関係にある
電気光学装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
平面視で、
前記データ信号線と前記一の選択信号線とは第1絶縁層を介して交差し、
前記データ信号線と前記一の反転択信号線とは第2絶縁層を介して交差する、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記スイッチング素子は、
Pチャネル型のトランジスターまたはNチャネル型のトランジスターである
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記スイッチング素子は、
Pチャネル型のトランジスターおよびNチャネル型のトランジスターを組み合わせたトランスミッションゲートである
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
前記複数のデータ線に一対一に対応して設けられたNOT回路を有し、
前記NOT回路は、
前記k本の選択信号線のうち、一の選択信号線に供給される選択信号の論理レベルを反転して、前記一の選択信号線と対をなす反転選択信号線に供給する
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項6】
第1絶縁層、第1配線層、第2絶縁層、第2配線層、第3絶縁層および第3配線層が、この順で積層され、
前記一の選択信号線は、前記第1配線層と同じ材料からなり、
前記データ信号線は、前記第2配線層と同じ材料からなり、
前記一の反転選択信号線は、前記第3配線層と同じ材料からなる
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項7】
前記一の選択信号線から分岐して、前記第2方向に沿って、前記スイッチング素子まで延在する第1配線、
前記データ信号線、および、
前記一の反転選択信号線から分岐して、前記第2方向に沿って、前記スイッチング素子まで延在する第2配線、
は平面視で重なる
請求項6に記載の電気光学装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の電気光学装置を有する電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
デマルチプレクサ方式の電気光学装置では、データ線が複数本毎にグループ化される。各グループに対応して設けられたデータ信号線には、データ信号が供給される。データ信号は、選択信号によってオン状態またはオフ状態が規定されるスイッチング素子によって各データ線に分配される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-240830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなデマルチプレクサでは、選択信号の電位変動に起因するノイズがデータ信号に重畳されて、表示品位を低下させる、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る電気光学装置は、上記課題を解決するために 本開示の一態様に係る電気光学装置は、グループ化されたk(kは2以上の整数)本のデータ線を含む複数のデータ線と、画素の階調に応じたデータ信号を前記k本のデータ線に対応して出力するデータ信号線と、それぞれに選択信号が供給されるk本の選択信号線と、前記k本の選択信号線と対をなし、それぞれに前記選択信号の反転信号が供給されるk本の反転選択信号線と、前記複数のデータ線に一対一に対応して設けられたスイッチング素子と、を含み、前記k本の選択信号線および前記k本の反転選択信号線は第1方向に沿って設けられ、前記複数のデータ線および前記データ信号線は前記第1方向と交差する第2方向に沿って設けられ、前記スイッチング素子は、入力端が前記データ信号線に接続され、出力端が前記k本のデータ線のいずれかに接続され、前記選択信号および前記反転選択信号線に基づいて前記入力端と前記出力端との間における導通状態が規定され、前記データ信号線と、前記k本の選択信号線のうち、一の選択信号線と、の第1結合容量と、前記データ信号線と、前記k本の反転選択信号線のうち、前記一の選択信号線と対をなす一の反転選択信号線と、の第2結合容量と、は、略同一の関係にある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る電気光学装置を示す斜視図である。
電気光学装置の構成を示すブロック図である。
電気光学装置における画素回路の構成を示す図である。
電気光学装置における各部の配置を示す図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
比較例に係る電気光学装置のデマルチプレクサの構成を示す図である。
比較例における問題点を説明するための図である。
第1実施形態に係る電気光学装置のデマルチプレクサの構成を示す図である。
第1実施形態におけるノイズキャンセルを説明するための図である。
第2実施形態に係る電気光学装置のデマルチプレクサの構成を示す図である。
第3実施形態に係る電気光学装置のデマルチプレクサの構成を示す図である。
電気光学装置の配線層を説明するための要部断面図である。
第3実施形態に係る電気光学装置の要部を示す平面図である。
実施形等態に係る電気光学装置を適用した投射型表示装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係る投射型表示装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0008】
図1は、実施形態に係る電気光学装置100を含むモジュール1の構成を示す斜視図である。
電気光学装置100は、例えば、投射型表示装置のライトバルブとして用いられる透過型の液晶パネルである。電気光学装置100は、矩形形状の表示領域10で開口する枠状のケース72に収納される。電気光学装置100には、FPC基板74の一端が接続されている。なお、FPCは、Flexible Printed Circuitsの略語である。FPC基板74の他端には、複数の端子76が設けられて、図示省略された上位回路に接続される。
【0009】
FPC基板74には、半導体チップの表示制御回路30がフェイスダウンボンディングによって実装されるとともに、上位回路から複数の端子76を介して映像データが同期信号に同期して供給される。映像データとは、表示すべき画像における画素の階調を例えば8ビットで規定する。
【0010】
なお、図において、X方向とは、表示領域10における長手方向であって、走査線の延在方向であり、Y方向とは、表示領域10における短手方向であって、データ線の延在方向である。
電気光学装置100が投射型表示装置のライトバルブとして用いられる場合、後述するように原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)に対応する3つの電気光学装置100による透過像が合成されて、カラー画像が表現される。
したがって、カラー画像の最小単位である画素は、Rに対応する電気光学装置による赤の副画素、Gに対応する電気光学装置による緑の副画素、および、Bに対応する電気光学装置による青の副画素による加法混色によって表現される。ただし、赤、緑および青の副画素について、色を特定する必要がない場合や、単に明暗のみを問題とする場合などでは、副画素と敢えて表記する必要がない。そこで本説明では、赤、緑および青の副画素についても、単に「画素」として説明することにする。
(【0011】以降は省略されています)

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