TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025128629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025409
出願日
2024-02-22
発明の名称
光源装置、およびプロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250827BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】波長変換素子の波長変換効率を高める。
【解決手段】光源装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する複数の発光素子と、蛍光体を含み、第1光を第1波長帯と異なる第2波長帯を有する第2光に変換し、第2光を射出する波長変換素子と、波長変換素子から射出される第2光の角度分布を変換する角度変換部材と、を備え、波長変換素子は、長手方向を向き、第2光を角度変換部材に向けて射出する第1面と、第1面とは反対側を向く第2面と、第1面および第2面の両方と交差し、第1光が入射する第3面と、を有し、蛍光体の蛍光発光点の濃度は、第2面から第1面に向かうにしたがって減少する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1波長帯を有する第1光を射出する複数の発光素子と、
蛍光体を含み、前記第1光を前記第1波長帯と異なる第2波長帯を有する第2光に変換し、前記第2光を射出する波長変換素子と、
前記波長変換素子から射出される前記第2光の角度分布を変換する角度変換部材と、
を備え、
前記波長変換素子は、長手方向を向き、前記第2光を前記角度変換部材に向けて射出する第1面と、前記第1面とは反対側を向く第2面と、前記第1面および前記第2面の両方と交差し、前記第1光が入射する第3面と、を有し、
前記蛍光体の蛍光発光点の濃度は、前記第2面から前記第1面に向かうにしたがって減少する、
光源装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
複数の前記発光素子のそれぞれは、前記第3面と対向し、且つ、前記長手方向に並んで配置され、
複数の前記発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも前記第1面側に配置される第2発光素子と、を含み、
前記第2発光素子が射出する前記第1光の強度は、前記第1発光素子が射出する前記第1光の強度よりも大きい、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
複数の前記発光素子のそれぞれは、前記第3面と対向し、且つ、前記長手方向に並んで配置され、
複数の前記発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも前記第1面側に配置される第2発光素子と、を含み、
前記第2発光素子が射出する前記第1光の強度は、前記第1発光素子が射出する前記第1光の強度よりも小さい、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
前記波長変換素子は、前記第3面とは反対側を向く第4面を有し、
前記第4面のうち前記第1面側の部分には、前記第1光を反射する反射素子が設けられる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項5】
前記第2面には、前記第2光を反射する反射部が設けられる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項6】
前記波長変換素子は、前記長手方向に積層された複数の積層部によって構成され、
複数の前記積層部のそれぞれが含む前記蛍光発光点の濃度は、前記第2面側に配置される他の前記積層部が含む前記蛍光発光点の濃度よりも小さい、
請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置と、
前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
を備える、プロジェクター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置、およびプロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
プロジェクターに用いられる光源装置として、発光素子から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を射出する光源装置が提案されている。下記の特許文献1には、励起光を射出する光源素子と、励起光を蛍光に変換する蛍光体を含む波長変換部材、とを備える光源装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-108325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、波長変換部材が含む蛍光体の蛍光発光点の濃度が波長変換部材の全体において均一である。また、波長変換部材の各所で発光した蛍光は、波長変換装置の射出面に集光された後に波長変換装置の外部に射出されるため、射出面側に位置する蛍光体ほど多くの蛍光を吸収する。これにより、波長変換部材の射出面側の部分の温度が高くなりすぎると、波長変換部材の射出面側の部分において蛍光の温度消光が増大する虞がある。そのため、波長変換部材が励起光を蛍光に変換する効率である波長変換効率が低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する複数の発光素子と、蛍光体を含み、前記第1光を前記第1波長帯と異なる第2波長帯を有する第2光に変換し、前記第2光を射出する波長変換素子と、前記波長変換素子から射出される前記第2光の角度分布を変換する角度変換部材と、を備え、前記波長変換素子は、長手方向を向き、前記第2光を前記角度変換部材に向けて射出する第1面と、前記第1面とは反対側を向く第2面と、前記第1面および前記第2面の両方と交差し、前記第1光が入射する第3面と、を有し、前記蛍光体の蛍光発光点の濃度は、前記第2面から前記第1面に向かうにしたがって減少する。
【0006】
本発明の一つの態様のプロジェクターは、上記の光源装置と、前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
第1実施形態の第1照明装置の概略構成図である。
第1実施形態の波長変換素子の長手方向における蛍光発光点の濃度の分布および第1光の強度の分布を示す図である。
第1実施形態の変形例の第1照明装置の概略構成図である。
第2実施形態の第1照明装置の概略構成図である。
第3実施形態の第1照明装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を見易くするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせて示すことがある。
【0009】
以下、図面においては、必要に応じてXYZ直交座標系を用いて説明する。Z軸は、プロジェクターの上下方向に沿う軸である。X軸は、第1照明装置の光軸である第1光軸J1と平行な軸である。Y軸は、X軸およびZ軸の両方に直交する軸である。
【0010】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成図である。本実施形態のプロジェクター1は、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。図1に示すように、プロジェクター1は、被投射面であるスクリーンSCRにカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置4R,4G,4Bを備える。プロジェクター1は、第1照明装置20と、第2照明装置80と、色分離光学系3と、光変調装置4R,4G,4Bと、光合成素子5と、投射光学装置6と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
セイコーエプソン株式会社
ロボット
6日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
9日前
セイコーエプソン株式会社
ロボット
10日前
セイコーエプソン株式会社
印刷装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
2日前
セイコーエプソン株式会社
振動デバイス
6日前
セイコーエプソン株式会社
液体吐出装置
5日前
セイコーエプソン株式会社
液体吐出装置
5日前
セイコーエプソン株式会社
繊維処理方法
2日前
セイコーエプソン株式会社
プロジェクター
6日前
セイコーエプソン株式会社
角速度センサー
6日前
セイコーエプソン株式会社
水性粘着剤組成物
6日前
セイコーエプソン株式会社
位置補正システム
9日前
セイコーエプソン株式会社
衣服用生地製造方法
5日前
セイコーエプソン株式会社
積層造形体の製造方法
10日前
セイコーエプソン株式会社
記録方法及び記録装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
記録方法及び記録装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
可動装置およびロボット
2日前
セイコーエプソン株式会社
液体噴射ヘッドの製造方法
10日前
セイコーエプソン株式会社
照明装置及び波長変換素子
4日前
セイコーエプソン株式会社
液体処理装置、及び分離膜
2日前
セイコーエプソン株式会社
時計用部品、および、時計
5日前
セイコーエプソン株式会社
照明装置及びプロジェクター
6日前
セイコーエプソン株式会社
電気光学装置および電子機器
2日前
セイコーエプソン株式会社
ドライバー及び電気光学装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
電気光学装置および電子機器
2日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置及び光学ユニット
6日前
セイコーエプソン株式会社
慣性計測装置、および電子機器
6日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置及び光学ユニット
6日前
セイコーエプソン株式会社
複合体および複合体の製造方法
10日前
セイコーエプソン株式会社
複合体および複合体の製造方法
2日前
セイコーエプソン株式会社
電気光学装置、および電子機器
2日前
セイコーエプソン株式会社
光源装置およびプロジェクター
2日前
セイコーエプソン株式会社
光源装置およびプロジェクター
2日前
セイコーエプソン株式会社
光源装置、およびプロジェクター
4日前
続きを見る
他の特許を見る