TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025127384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024103
出願日
2024-02-20
発明の名称
照明装置及びプロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250825BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】光源から射出される色光の強度に関する情報を検出可能で小型且つ簡易に構成可能な照明装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の照明装置は、第1波長帯の第1光を射出する第1光源と、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光を射出する第2光源と、第1面と第1面とは異なる第2面とを有する色合成素子と、第1光と第2光とを受光する受光センサーと、を備える。色合成素子は、基板と、基板上に積層された
反射膜
と、を有する。反射膜における第1波長帯での透過率は反射率よりも大きく、且つ、第1波長帯での反射率は0%よりも大きい。反射膜における第2波長帯での透過率は反射率よりも小さく、且つ、第2波長帯での透過率は0%よりも大きい。第1光は、第1面に入射し、第2光は、第2面に入射する。受光センサーは、第1光の第1面で反射された光、及び、第2光の第2面で透過された光を受光する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1波長帯の第1光を射出する第1光源と、
前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光を射出する第2光源と、
第1面と前記第1面とは異なる第2面とを有する色合成素子と、
前記第1光と前記第2光とを受光する受光センサーと、
を備え、
前記色合成素子は、
基板と、
前記基板上に積層された
反射膜
と、
を有し、
前記反射膜における前記第1波長帯での透過率は反射率よりも大きく、且つ、前記第1波長帯での反射率は0%よりも大きく、
前記反射膜における前記第2波長帯での透過率は反射率よりも小さく、且つ、前記第2波長帯での透過率は0%よりも大きく、
前記第1光は、前記第1面に入射し、
前記第2光は、前記第2面に入射し、
前記受光センサーは、前記第1光の前記第1面で反射された光、及び、前記第2光の前記第2面で透過された光を受光する、
照明装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記反射膜で反射された前記第1光と前記反射膜で透過された前記第2光とを含む合成光のカラーバランスを制御する制御装置を備える、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記第1面に入射する前記第1光、及び、前記第2面に入射する前記第2光はランダム偏光であり、
前記反射膜はダイクロイックミラーである、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記第1光源及び前記第2光源は発光ダイオードを備える、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項5】
前記反射膜における前記第1波長帯での反射率は0.01%以上10.00%以下であり、
前記反射膜における前記第2波長帯での透過率は0.01%以上10.00%以下である、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第2光源は、
励起光を射出する発光素子と、
蛍光体を含み、前記励起光を前記第2光に変換する波長変換部材と、
を有し、
前記波長変換部材は長手方向において互いに反対側に位置する第1端面及び第2端面と、前記第1端面及び前記第2端面を前記長手方向に沿って接続する側面と、を有し、
前記第2端面は前記長手方向において前記第1端面よりも前記第2面に近い位置に配置され、
前記第2光が前記第2端面から射出される、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項7】
前記受光センサーは前記第2波長帯に含まれる第3波長帯の第3光と前記第2波長帯に含まれて第3波長帯とは異なる第4波長帯の第4光とを受光する、
請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記受光センサーは互いに異なる色の波長帯の光を検出可能な複数の検出部を有し、
前記複数の検出部は時系列で連続して検出した色光の光量に関するデータを出力する、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第2光源は、前記第2波長帯に含まれる第3波長帯の第3光を射出する第1サブ光源と、前記第2波長帯に含まれて第3波長帯とは異なる第4波長帯の第4光を射出する第2サブ光源と、を含む、
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の照明装置と、
前記照明装置から射出される色光を画像の情報に応じて変調する光変調装置と、
前記光変調装置から射出される画像光を投射する投射光学系と、
を備える、
プロジェクター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置及びプロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、色光を射出する光源と、光源から射出される色光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、光変調装置から射出される画像光をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが知られている。プロジェクターは、例えば、青色光を射出する青色光源と、青色光源とは別に設けられて青色光を射出する励起光源と、励起光源から射出される青色光によって励起されて黄色光を射出する蛍光体と、を有する光源装置を備える。このようなプロジェクターでは、光源装置から青色光及び黄色光を含む白色光が射出され、白色光に含まれる各色光が共通の光変調装置又は色光毎に配置された光変調装置によって画像光に変換される。
【0003】
上述のプロジェクターでは、青色光源や励起光源として、例えばレーザーダイオード(Laser Diode;LD)や発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)が用いられる。光源装置のLDやLEDから射出される光の輝度や強度は、プロジェクター及び光源装置の使用期間、使用時における温度や印加される電圧等の要因によって変化する。光源装置からの光の輝度や強度の変化は、被投射面に拡大投射される画像のカラーバランスや画質に影響を与える。そこで、光源装置から射出される色光の一部の輝度や強度を検出し、プロジェクターにおける光源の状態や劣化の度合いを判別する構成が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、青色光及び赤色光のそれぞれの一部の輝度を検出する検出装置を備えるプロジェクターが開示されている。特許文献1のプロジェクターでは、第1光源部から射出される赤色光及び緑色光と第2光源部から射出される青色光とが互いに同じ光路上に重ねられた後に、予め設定された波長範囲の光を分離するフィルターによって色毎に異なる光路上に分離される。検出装置は、フィルターによって青色光の光路上に分離された後に反射ミラーを透過した青色光の輝度を検出し、且つ、フィルターによって青色光とは異なる光路上に分離された後に反射ミラーを透過した赤色光の輝度を検出する。特許文献1のプロジェクターでは、検出装置による青色光の輝度及び赤色光の輝度に関する情報に基づいて投射画像のカラーバランスが調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-114738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の特許文献1に開示されている技術では、入射する青色光の一部が透過する反射ミラー及び赤色光の一部が透過する反射ミラーのそれぞれに検出装置が配置されているため、プロジェクターの大型化及び構成の複雑化が生じる可能性があった。すなわち、光源から射出される色光の強度に関する情報を検出可能で小型且つ簡易に構成可能な照明装置、及び、当該照明装置を備えるプロジェクターが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの態様の照明装置は、第1波長帯の第1光を射出する第1光源と、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光を射出する第2光源と、第1面と第1面とは異なる第2面とを有する色合成素子と、第1光と第2光とを受光する受光センサーと、を備える。色合成素子は、基板と、基板上に積層された
反射膜
と、を有する。反射膜における第1波長帯での透過率は反射率よりも大きく、且つ、第1波長帯での反射率は0%よりも大きい。反射膜における第2波長帯での透過率は反射率よりも小さく、且つ、第2波長帯での透過率は0%よりも大きい。第1光は、第1面に入射し、第2光は、第2面に入射する。受光センサーは、第1光の第1面で反射された光、及び、第2光の第2面で透過された光を受光する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のプロジェクターの概略図である。
図1のプロジェクターの照明装置の概略図である。
図2の照明装置の色合成素子の反射膜の透過率及び反射率に関する模式図である。
図2の照明装置の色合成素子に金属薄膜からなる反射膜が設けられた場合の反射膜の透過率及び反射率に関する模式図である。
図2の照明装置の受光センサーから出力される電気信号に関する模式図である。
従来の照明装置の受光センサーから出力される電気信号に関する模式図である。
図2の照明装置の光源から射出される黄色光のスペクトルの模式図である。
第2実施形態の照明装置の概略図である。
第3実施形態の照明装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面では、各構成要素を見やすくするために、構成要素によって寸法の縮尺が変更されている場合がある。
【0010】
[第1実施形態]
始めに、本発明の第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
監視用カメラ
3か月前
平和精機工業株式会社
雲台
12日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
3か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
25日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像投射装置
3か月前
株式会社イノン
接写補助装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
25日前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
トナー
5日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
2か月前
ブラザー工業株式会社
再生方法
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
株式会社オプトル
プロジェクタ
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る