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公開番号2025129222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025107434,2024076272
出願日2025-06-25,2016-06-30
発明の名称画像読取装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20250828BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】排出された媒体のトレイ内への入り込みをより確実に回避する。
【解決手段】媒体排出装置は、媒体を排出する排出手段と、前記排出手段により排出された媒体を受ける、展開状態と収納状態とを切り換え可能な媒体受けトレイ22と、を備え、媒体受けトレイが、ベーストレイ56と、展開状態においてベーストレイよりも媒体排出方向側に位置する、収納及び展開可能なメイン展開部58と、展開状態においてメイン展開部より媒体排出方向側に位置する、収納及び展開可能な少なくとも一つのサブ展開部60とを備え、ベーストレイには、少なくとも一つのサブ展開部を収納する収納空間70が形成されているとともに、収納空間に向けて突出する第1突出部66が設けられている。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
媒体の面を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段によって読み取られた媒体を排出する排出手段と、
前記排出手段により排出された媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、
前記媒体受けトレイは、
ベーストレイと、
媒体排出方向に沿ってスライドすることで収納及び展開可能であるトレイであって、展開状態において前記ベーストレイよりも前記媒体排出方向側に位置するメイン展開部と、
前記媒体排出方向に沿ってスライドすることで前記メイン展開部に対して収納及び展開可能であるトレイであって、展開状態において前記メイン展開部より前記媒体排出方向側に位置するサブ展開部と、を備え、
前記ベーストレイは、前記メイン展開部の少なくとも一部を上方側から覆っており、
前記メイン展開部の上面には、前記サブ展開部を収納する収納凹部が形成され、
前記ベーストレイには、前記媒体排出方向に延設され、前記メイン展開部に向けて突出する第1突出部が設けられ、
前記メイン展開部には、前記媒体排出方向と交差する方向である幅方向に延設され、前記ベーストレイに向けて突出する第2突出部が設けられ、
前記サブ展開部は、媒体を受ける媒体受け面と交差する面を形成して媒体の飛び出しを規制する規制姿勢と、前記媒体受け面に沿う姿勢である収納姿勢と、を切り換え可能であるストッパーを含むストッパー部であって、前記媒体受け面に対しスライド可能な前記ストッパー部と、
前記媒体受け面と前記ストッパーとが噛み合う噛合手段と、
を備え、
前記噛合手段は、
前記媒体受け面において前記ストッパー部のスライド方向に対し交差する方向に延びる凹部であって、前記スライド方向に沿って複数形成された前記凹部と、
前記ストッパーに形成された凸部であって、前記凹部に噛合可能な前記凸部と、で構成される、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記ストッパーは、回動軸を支点として回動可能であり、回動することで前記凹部と噛み合う噛合状態と、前記凹部から離間する非噛合状態とを切り換える、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記ストッパーは、回動軸を支点として回動可能であり、回動することで前記規制姿勢と前記収納姿勢とを切り換える、
ことを特徴とする画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体を排出する媒体排出装置、及び当該媒体排出装置を備えた画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
画像読取装置の一例であるスキャナーには、媒体としての原稿の自動送り装置(ADF(Auto Document Feeder)とも呼ばれる)が設けられ、複数枚の原稿の自動送りと読み込みとを行える様に構成されるものがある。送られた複数枚の原稿は、前記自動送り装置の搬送方向下流側に設けられる画像読取部において読み取られる。
【0003】
このようなスキャナーでは、前記画像読取部の下流側に排出ローラー対が設けられ、原稿が装置外部に排出されるとともに、排出された複数の原稿を受ける排紙受けトレイ(排紙スタッカーなどと呼ばれることもある)に排出順に積重されるように構成された媒体排出装置を備える場合がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-62839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、排紙受けトレイには、収納状態と展開状態とを切り換え可能に構成されたものが知られている。例えば、多段式の排紙受けトレイでは、基端側のトレイ(ベーストレイ)に、自由端側のトレイ(サブトレイ)が収納されており、使用時にはベーストレイからサブトレイを引き出し、媒体受け面を展開した状態で使用する。
【0006】
しかしながらベーストレイにはサブトレイを収納する収納空間が形成されており、サブトレイをベーストレイから引き出した状態では、前記収納空間、或いは更に前記収納空間より奥側に、排出された媒体が入り込む虞がある。特に、排出された媒体がカードサイズなどの小型のものでは、前記入り込みの問題が生じ易い。更に、媒体受け面は自由端側に向かって上向き傾斜となっている場合があり、この様な上向き傾斜面に小型サイズの媒体が排出されると、排出された媒体がベーストレイ側に戻り、前記入り込みの問題が生じ易い。また更に、排紙受けトレイの先端に媒体の飛び出しを防止するストッパーを備える場合には、排出された媒体が前記ストッパーに当接し、跳ね返ることで、前記入り込みの問題が生じ易い。
【0007】
そこで本発明はこの様な問題に鑑み成されたものであり、その目的は、排出された媒体のトレイ内への入り込みをより確実に回避することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る媒体排出装置は、媒体を排出する排出手段と、前記排出手段により排出された媒体を受ける、展開状態と収納状態とを切り換え可能な媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイが、ベーストレイと、展開状態において前記ベーストレイよりも媒体排出方向側に位置する、収納及び展開可能なメイン展開部と、展開状態において前記メイン展開部より媒体排出方向側に位置する、収納及び展開可能な少なくとも一つのサブ展開部と、を備え、前記ベーストレイには、少なくとも一つの前記サブ展開部を収納する収納空間が形成されているとともに、前記収納空間に向けて突出する第1突出部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、展開状態と収納状態とを切り換え可能な媒体受けトレイは、ベーストレイと、メイン展開部と、サブ展開部と、を備えており、ベーストレイには、少なくとも一つのサブ展開部を収納する収納空間が形成されているため、前記サブ展開部が展開されると、排出された媒体が前記収納空間、或いは更に前記収納空間より奥側に入り込む虞がある。しかしながら本態様においては、前記ベーストレイにおいて前記収納空間には、前記収納空間に向けて突出する第1突出部が設けられているので、当該第1突出部により、前記収納空間、或いは更に前記収納空間より奥側への媒体の入り込みが規制される。
【0010】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記メイン展開部において前記収納空間に臨む位置には、前記収納空間に突出するとともに、前記媒体受けトレイの厚み方向において前記第1突出部と重なり合う部分を有する第2突出部が設けられ、前記第1突出部と前記第2突出部との前記重なり合いが、前記メイン展開部の展開位置に拘わらず維持される構成を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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