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公開番号2025130981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028415
出願日2024-02-28
発明の名称端子接続構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/187 20060101AFI20250902BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】メス端子とオス端子との間の接点摺動を抑えつつ、接点部ごとの発熱量を抑える端子接続構造を提供する。
【解決手段】端子接続構造1は、突出部27が形成された内壁部20bを有する筒状のメス端子2と、メス端子2に挿入されるピン状のオス端子30と、オス端子30の第2中心軸AX2周りに筒状に配置され、オス端子30を挿入したメス端子2の外壁部20aを各々がオス端子30の第2中心軸AX2に向かう方向で押圧する複数の弾性部31とを含むオス端子構造体3と、メス端子2の内壁部20bに保持され、メス端子2に挿入されたオス端子30を突出部27に押し付ける板ばね部4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
突出部が形成された内壁部を有する筒状のメス端子と、
前記メス端子に挿入されるピン状のオス端子と、当該オス端子の中心軸周りに筒状に配置され、前記オス端子を挿入した前記メス端子の外壁部を各々が前記オス端子の前記中心軸に向かう方向で押圧する複数の弾性部とを含むオス端子構造体と、
前記メス端子の前記内壁部に保持され、前記メス端子に挿入された前記オス端子を前記突出部に押し付ける板ばね部と、
を備える、端子接続構造。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記弾性部は、棒状であり、
前記弾性部の一端は、前記メス端子を進入させる開口を形成する開放端部である、請求項1に記載の端子接続構造。
【請求項3】
前記メス端子に前記オス端子が挿入されていないとき、各々の前記弾性部の前記開放端部を含む前記開口の内径は、前記メス端子の前記外壁部の径よりも小さい、請求項2に記載の端子接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子接続構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、メス端子とオス端子とを接続自在とする端子接続構造が多種存在する。特許文献1は、メス端子に設けられている両板バネ部によってオス端子を挟持することで、オス端子とメス端子との確実な電気接触を確保する電気コネクタに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-76341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の電気コネクタでは、メス端子とオス端子とが接続されている状態での導通回路は、メス端子とオス端子との間の接点部のみを介したものとなる。そのため、比較的高い電流を流す電線に当該電気コネクタを接続することを想定したとき、メス端子とオス端子との間の接点部に通電時の発熱が集中することが懸念され、結果として当該電線への接続が不適当とされる場合もあり得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、メス端子とオス端子との間の接点摺動を抑えつつ、接点部ごとの発熱量を抑える端子接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る端子接続構造は、突出部が形成された内壁部を有する筒状のメス端子と、メス端子に挿入されるピン状のオス端子と、オス端子の中心軸周りに筒状に配置され、オス端子を挿入したメス端子の外壁部を各々がオス端子の中心軸に向かう方向で押圧する複数の弾性部とを含むオス端子構造体と、メス端子の内壁部に保持され、メス端子に挿入されたオス端子を突出部に押し付ける板ばね部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、メス端子とオス端子との間の接点摺動を抑えつつ、接点部ごとの発熱量を抑える端子接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る端子接続構造の接続前の斜視図である。
一実施形態に係る端子接続構造の接続後の斜視図である。
図2中のIII-III部で切断された端子接続構造の断面図である。
図3から抽出されたメス端子及び板ばね部の断面図である。
図3から抽出されたオス端子構造体の断面図である。
一実施形態に係る端子接続構造の接続後の概念的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係る端子接続構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1及び図2は、一実施形態に係る端子接続構造1の斜視図である。図1では、メス端子2とオス端子構造体3とが接続される前の端子接続構造1が示されている。図2では、メス端子2とオス端子構造体3とが接続された後の端子接続構造1が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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