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公開番号
2025130839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028169
出願日
2024-02-28
発明の名称
通信端末装置および通信端末装置の制御方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
H04L
69/00 20220101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の制御インタフェースに対応することができる通信端末装置および通信端末装置の制御方法を得る。
【解決手段】接続される接続装置との間で信号線が接続され、制御インタフェースに準拠する信号に基づく制御により通信動作を行うモジュール型構成の通信端末装置20であって、接続装置からの切替信号に基づいて、複数の制御インタフェースから1つの制御インタフェースを選択する切替選択部211と、切替選択部211が選択した制御インタフェースに基づいて動作制御を行う通信制御部212とを備えるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
接続される接続装置との間で信号線が接続され、制御インタフェースに準拠する信号に基づく制御により通信動作を行うモジュール型構成の通信端末装置であって、
前記接続装置からの切替信号に基づいて、複数の前記制御インタフェースから1つの前記制御インタフェースを選択する切替選択部と、
前記切替選択部が選択した前記制御インタフェースに基づいて動作制御を行う通信制御部と
を備える通信端末装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
複数の前記制御インタフェースにそれぞれ対応する前記信号線を有し、
前記通信制御部は、前記切替選択部が選択した前記制御インタフェースに対応する前記信号線からの入出力を受け付ける請求項1に記載の通信端末装置。
【請求項3】
切替用信号線に接続される切替用接続端子を有し、
前記切替選択部は、前記切替用信号線からの前記切替信号に基づいて、前記制御インタフェースを選択する請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
【請求項4】
前記切替選択部は、前記接続装置と接続されてから一定期間における前記切替信号の送信の有無に基づいて、前記制御インタフェースを選択する請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
【請求項5】
複数の前記制御インタフェースは、シリアル通信インタフェースである請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
【請求項6】
前記シリアル通信インタフェースは、I2CおよびRS-232Cである請求項5に記載の通信端末装置。
【請求項7】
接続される接続装置との間で信号線が接続され、制御インタフェースに準拠する信号に基づく制御により通信動作を行うモジュール型構成による通信端末装置の制御方法であって、
前記接続装置からの切替信号に基づいて、複数の前記制御インタフェースから1つの前記制御インタフェースを選択する切替選択工程と、
選択した前記制御インタフェースに基づいて動作制御を行う通信制御工程と
を有する通信端末装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この技術は、通信端末装置および通信端末装置の制御方法に関するものである。特に、モジュール型構成の通信端末装置に対する通信動作の制御に係るものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
通信動作を行う通信端末装置において、様々な機能を持った情報処理装置と直接接続することができる、モジュール型構成の通信端末装置がある。モジュール型構成の通信端末装置としては、たとえば、SFP(Small Form Factor Pluggable)などがある。モジュール型構成の通信端末装置は、たとえば、複数のメーカなどが仕様を策定したMSA(Multi Source Agreement)に準拠する通信に係る制御インタフェースの規格に準拠するようになっている。MSAに準拠する制御用のインタフェース(以下、制御インタフェースという)などには、たとえば、SFPなどが採用するI2C(Inter-Integrated Circuit)などがある。
【0003】
このような通信端末装置は、MSAの制御インタフェースに準拠する規格に基づくプラグ端子などが設置されたスロットを搭載した情報処理装置と接続して使用することが可能になる(たとえば、特許文献1参照)。情報処理装置に設けられたMSAの制御インタフェースに対応するスロット(挿入口)に、モジュール型構成の通信端末装置を挿入し、プラグ端子を介して通信可能に接続することで、装置を一体化することができ、装置の小型化、省スペース化などを実現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5463679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、モジュール型構成の通信端末装置の検査を行う場合、検査に係る試験を行う試験装置が、検査対象の通信端末装置を制御し、検査の種類に適合した通信動作を行わせる。このとき、たとえば、パーソナルコンピュータなどを試験装置とし、RS-232C(ANSI/EIA-232E)などの制御インタフェースで検査システムを構成できれば、ハードウェアの構成が単純で汎用的であり、また、対応するソフトウェアが豊富にある。このため、通信端末装置の検査を安価で容易に構築することができる。
【0006】
しかしながら、MSAの制御インタフェースに準拠する規格で製造されたモジュール型構成の通信端末装置を制御する場合、MSAに準拠する制御用の制御インタフェースのみが使用となる。このため、モジュール型構成の通信端末装置を検査する際も、MSAの制御インタフェースに基づく制御を行う必要があり、そのためのハードウェア機器およびソフトウェアを構成する必要があった。
【0007】
この問題を解決するには、たとえば、モジュール型構成の通信端末装置を、MSAに準拠する制御インタフェースとは異なる、試験装置に対応した制御インタフェースに変更する方法が考えられる。しかし、この場合、通信端末装置を情報処理装置に接続したときには、制御インタフェースが合致しなくなる。このため、MSAに準拠する情報処理装置は、通信端末装置の制御を行うことができず、専用の情報処理装置を用いて接続せざるをえなくなり、実際の使用において汎用性がなくなってしまう。
【0008】
そこで、複数の制御インタフェースに対応することができる通信端末装置および通信端末装置の制御方法の実現が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この開示に係る通信端末装置は、接続される接続装置との間で信号線が接続され、制御インタフェースに準拠する信号に基づく制御により通信動作を行うモジュール型構成の通信端末装置であって、接続装置からの切替信号に基づいて、複数の制御インタフェースから1つの制御インタフェースを選択する切替選択部と、切替選択部が選択した制御インタフェースに基づいて動作制御を行う通信制御部とを備えるものである。
【0010】
また、この開示に係る通信端末装置の制御方法は、接続される接続装置との間で信号線が接続され、制御インタフェースに準拠する信号に基づく制御により通信動作を行うモジュール型構成による通信端末装置の制御方法であって、接続装置からの切替信号に基づいて、複数の制御インタフェースから1つの制御インタフェースを選択する切替選択工程と、選択した制御インタフェースに基づいて動作制御を行う通信制御工程とを有するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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