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公開番号2025130571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027827
出願日2024-02-27
発明の名称半導体装置及びデータ読み書き方法
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06F 15/78 20060101AFI20250901BHJP(計算;計数)
要約【課題】マルチチップパッケージにおいて、レジスタのサイズが大きくなるのを抑制することができる半導体装置及びデータ読み書き方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、複数のチップが搭載されたマルチチップパッケージを有する半導体装置あって、前記複数のチップの各々は、自チップ以外が備えるレジスタ、割り振られているレジスタアドレスの少なくとも一部が異なっているレジスタを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のチップが搭載されたマルチチップパッケージを有する半導体装置であって、
前記複数のチップの各々は、自チップ以外が備えるレジスタと、割り振られているレジスタアドレスの少なくとも一部が異なっているレジスタを備えた
半導体装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記複数のチップの各々は、データの読出し先又は書き込み先のレジスタアドレスが、自チップに備えられたレジスタに割り振られているレジスタアドレスと一致するか否かを識別し、一致する場合は、データの読出し又は書き込みを実行する識別部をさらに備えた
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記レジスタには識別情報が付与されており、
前記識別部は、前記識別情報に基づいて、レジスタアドレスが一致するか否かを識別する
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
自チップ以外が備えるレジスタと、割り振られているレジスタアドレスの少なくとも一部が異なっているレジスタを備えた複数のチップが搭載されたマルチチップパッケージが備えるプロセッサが、
読出し先又は書き込み先のレジスタアドレスが、前記複数のチップのうち、いずれのチップに備えられたレジスタに割り振られているレジスタアドレスであるか識別し、
一致すると識別したレジスタに対して、データの読出し又は書き込みを実行する
データ読み書き方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置及びデータ読み書き方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数のチップが搭載された半導体装置として、いわゆるマルチチップパッケージが知られている。搭載されている各チップには、レジスタが備えられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-196739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のマルチチップパッケージでは、各チップに備えられたレジスタには、同一のデータを記憶させていた。そのため、記憶させるデータ量を多くしようとする場合、大きなサイズのレジスタが必要になるという問題があった。
【0005】
本開示は、マルチチップパッケージにおいて、レジスタのサイズが大きくなるのを抑制することができる半導体装置及びデータ読み書き方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の半導体装置は、複数のチップが搭載されたマルチチップパッケージを有する半導体装置であって、前記複数のチップの各々は、自チップ以外が備えるレジスタと、割り振られているレジスタアドレスの少なくとも一部が異なっているレジスタを備える。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本開示のデータ読み書き方法は、自チップ以外が備えるレジスタと、割り振られているレジスタアドレスの少なくとも一部が異なっているレジスタを備えた複数のチップが搭載されたマルチチップパッケージが備えるプロセッサが、読出し先又は書き込み先のレジスタアドレスが、前記複数のチップのうち、いずれのチップに備えられたレジスタに割り振られているレジスタアドレスであるか識別し、一致すると識別したレジスタに対して、データの読出し又は書き込みを実行する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、マルチチップパッケージにおいて、レジスタのサイズが大きくなるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のマルチチップパッケージである半導体装置の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態のマルチチップパッケージの各チップに備えられたレジスタに割り振られたレジスタアドレスの一例を説明するための図である。
実施形態の識別部により実行される読み書き処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態のマルチチップパッケージの各チップに備えられたレジスタに割り振られたレジスタアドレスの他の例を説明するための図である。
実施形態のマルチチップパッケージの各チップに備えられたレジスタに割り振られたレジスタアドレスの他の例を説明するための図である。
従来のマルチチップパッケージの各チップに備えられたレジスタに割り振られたレジスタアドレスの一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本開示の技術を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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