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公開番号
2025128922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025933
出願日
2024-02-22
発明の名称
画像処理装置及び画像処理プログラム
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06V
10/98 20220101AFI20250827BHJP(計算;計数)
要約
【課題】映像の異常発生を検知可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像処理装置10は、複数の画像処理に対応して設けられた、第1メモリ12Aから第Nメモリ12Nの順にデータが順次格納される複数のメモリ12と、複数のメモリ12のうち何れか1つのメモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が予め定めた第1閾値以上の数を算出する第1算出部14と、複数のメモリ12のうち他のメモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が前記第1閾値以上の数を算出する第2算出部16と、第1算出部14及び前記第2算出部16の算出結果に基づいて、複数のメモリ12の異常を検出する検出部18と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
データが順次格納される複数のメモリのうち何れか1つの第1メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が予め定めた第1閾値以上の数を算出する第1算出部と、
前記複数のメモリのうち前記第1メモリ以外の他の第2メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が前記第1閾値以上の数を算出する第2算出部と、
前記第1算出部及び前記第2算出部の算出結果に基づいて、異常を検出する検出部と、
を備えた画像処理装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第1メモリは、前記複数のメモリのうち最初にデータが格納されるメモリであり、前記第2メモリは、前記複数のメモリのうち最後にデータが格納されるメモリである請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記周辺画素は、上下及び左右に隣接する画素である請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記第1算出部と第2算出部の算出結果の差が予め定めた第2閾値以上の場合を異常として検出する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記複数のメモリのそれぞれは、複数の画像処理のそれぞれに対応して設けた請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
コンピュータに、
データが順次格納される複数のメモリのうち何れか1つの第1メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が予め定めた第1閾値以上の数を算出し、
前記複数のメモリのうち前記第1メモリ以外の他の第2メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が前記第1閾値以上の数を算出し
それぞれの算出結果に基づいて、異常を検出する処理を実行させるための画像処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、読取画像データに対して、元画像データ及び読取画像データの少なくとも一方から算出した画素閾値を用いて、該画素閾値を超える画素を抽出すると共に、抽出した画素同士が隣接し、連続する複数の画素で構成される領域を異常候補領域に設定する処理と、それぞれの異常候補領域を構成する画素の数である合計画素数、および異常候補領域を構成する各画素の画素閾値との差分の合計である積算画素値を算出する処理と、元画像データ、または読取画像データの特徴に応じた誤判定除外基準を設定する処理と、それぞれの異常候補領域の合計画素数、及び積算画素値が誤判定除外基準を満たすか否かを判定し、満たす場合には該異常候補領域を正常と判定し、満たさない場合に、異常と判定する処理と、を行うことが提案されている。
【0003】
特許文献2には、欠陥画素検出対象画素を含む所定サイズのブロックの平均信号値と、欠陥画素検出対象画素の信号値との差分絶対値に対して、第一のしきい値と第一のしきい値より大きい第二のしきい値とによって欠陥画素検出対象画素が欠陥画素であるか否かを判定し、差分絶対値が、第一のしきい値より大きく第二のしきい値より小さい場合は静的補正の対象として欠陥画素アドレスメモリに欠陥画素アドレスを登録し、差分絶対値が第二のしきい値より大きい場合は動的補正を行う画素として判定することが提案されている。
【0004】
特許文献3には、赤外線撮像部からフレーム単位に供給される画像データが順次格納されるフレームメモリ部と、赤外線撮像部を構成する画素のそれぞれを判定対象画素とし、該判定対象画素について、赤外線撮像部から供給される現フレームにおける輝度値と、フレームメモリ部に格納されている、現フレームと時間的に連続する複数の遅延フレームのそれぞれにおける輝度値との差分を求め、該差分と閾値の関係を調べる判定回路とを有し、判定回路は、関係が正常出力を示す判定条件を満たす場合は、判定対象画素の出力として現フレームの輝度値をそのまま出力し、関係が異常出力を示す判定条件を満たす場合は、判定対象画素の出力として、複数の遅延フレームの輝度値のうちの正常出力とされる輝度値を出力することが提案されている。
【0005】
特許文献4には、フレームメモリの画像を部分領域に分割して、基準画像輝度分布メモリと比較画像輝度分布メモリの2種類の輝度分布メモリを各々複数個設け、各部分領域に対応した差分を算出し、同差分の絶対値が予め設定された閥値を超えた場合に異常として検出することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-140468号公報
特開2012-70319号公報
特開2008-311734号公報
特開平8-7096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
映像を表示する際に、映像処理に使用されるメモリ(例えば、フレームメモリやラインメモリ等)や当該メモリを制御する制御回路に異常が発生すると、ディスプレイに崩れた映像が表示されてしまう。
【0008】
そこで、本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、映像の異常発生を検知可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1態様に係る画像処理装置は、データが順次格納される複数のメモリのうち何れか1つの第1メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が予め定めた第1閾値以上の数を算出する第1算出部と、前記複数のメモリのうち前記第1メモリ以外の他の第2メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が前記第1閾値以上の数を算出する第2算出部と、前記第1算出部及び前記第2算出部の算出結果に基づいて、異常を検出する検出部と、を備える。
【0010】
第2態様に係る画像処理プログラムは、コンピュータに、データが順次格納される複数のメモリのうち何れか1つの第1メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が予め定めた第1閾値以上の数を算出し、前記複数のメモリのうち前記第1メモリ以外の他の第2メモリに格納されたデータにおいて、周辺画素の値の差が前記第1閾値以上の数を算出し、それぞれの算出結果に基づいて、異常を検出する処理を実行させる
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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