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公開番号2025128885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025870
出願日2024-02-22
発明の名称電磁波吸収部材
出願人リンテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 9/00 20060101AFI20250827BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電磁波吸収性と曲げ剛性に優れる電磁波吸収部材を提供する。
【解決手段】抵抗層10と、スペーサ層20と、反射層30とを有し、抵抗層10と、スペーサ層20と、反射層30とがこの順に積層されており、抵抗層10は、導電体パターン11を有し、導電体パターン11は、スペーサ層20一方の面20a側に埋設されている、電磁波吸収部材1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
抵抗層と、スペーサ層と、反射層とを有し、
前記抵抗層と、前記スペーサ層と、前記反射層とがこの順に積層されており、
前記抵抗層は、導電体パターンを有し、
前記導電体パターンは、前記スペーサ層における前記反射層と対向する面とは反対の面側に埋設されている、電磁波吸収部材。
続きを表示(約 52 文字)【請求項2】
前記スペーサ層の比誘電率が5以上である、請求項1に記載の電磁波吸収部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁波吸収部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
所定の周波数の電磁波を選択的に吸収するシート状の電磁波吸収部材が知られている。電磁波吸収部材は、例えば、第1の周波数選択遮蔽層と第2の周波数選択遮蔽層とを備えるものである。このような電磁波吸収部材においては、第1の周波数選択遮蔽層および第2の周波数選択遮蔽層に形成されたFSS(Frequency Selective Surface)素子の細線パターンによって、各層が所定の周波数の電磁波を吸収し、全体として2つの異なる周波数の電磁波を選択的に遮蔽する。
【0003】
電磁波吸収部材は、用途によっては曲面に貼り付けた際に、曲面に密着することが求められる。そのため、電磁波吸収部材は、曲面に密着した状態であっても十分な電磁波吸収性と曲げ剛性に優れることが求められる。
【0004】
特許文献1には、ディスプレイ画面の視認性を損なわない透明性と、アースを接続できる露出面を有する金属層の額縁部とを兼ね備える電磁波シールドシートが記載されている。具体的には、透明基材と、前記透明基材の一方の面に透明な接着剤層を介して設けられたメッシュ状の金属層と、を備え、前記金属層は、多数の開口部と該開口部を囲繞するライン部とを有するメッシュ部と、前記メッシュ部の周縁に設けられた額縁部と、を有しており、前記接着層とは反対側の前記額縁部の表面には、金属が露出されており、前記開口部には、透明な電離放射線硬化樹脂層が埋め込まれていることを特徴とする電磁波シールドシートが記載されている。
【0005】
特許文献2には、車両のデザイン性を損なうことなく、多数のアンテナを容易にレイアウトすることができる車載用アンテナが記載されている。具体的には、車載用の誘電体アンテナであって、板状部分を備えた、車両の外殻を構成する誘電体である樹脂製の部材である車両用部材と、この車両用部材の上記板状部分の外側の表面に形成されたアンテナパターンと、上記車両用部材の上記板状部分の内側の、上記アンテナパターンの裏側の表面に形成された接地導体層と、上記車両用部材の背面に設けられ、上記アンテナパターンヘの給電及び/又は上記アンテナパターンからの信号の取得を行うための送受信ユニットと、上記アンテナパターンを覆うように、上記車両用部材の外側の表面に塗布された塗装によって形成された被覆層と、を有することを特徴とする車載用の誘電体アンテナが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2005/069713号
特許第6604359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の電磁波シールドシート、および特許文献2に記載の誘電体アンテナは、電磁波吸収性と曲げ剛性が十分ではないという課題があった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、電磁波吸収性と曲げ剛性に優れる電磁波吸収部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の電磁波吸収部材を提供する。
[1]抵抗層と、スペーサ層と、反射層とを有し、
前記抵抗層と、前記スペーサ層と、前記反射層とがこの順に積層されており、
前記抵抗層は、導電体パターンを有し、
前記導電体パターンは、前記スペーサ層における前記反射層と対向する面とは反対の面側に埋設されている、電磁波吸収部材。
[2]前記スペーサ層の比誘電率が5以上である、[1]に記載の電磁波吸収部材。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電磁波吸収性と曲げ剛性に優れる電磁波吸収部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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