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公開番号
2025127228
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023834
出願日
2024-02-20
発明の名称
薬液流量調整部材および薬液投与装置
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/168 20060101AFI20250825BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬液流路を流れる薬液の流量を変える際に薬液流量調整部材の取り換えや流量制御器の取り外しを不要にし、温度変化が生じた場合であっても薬液の流量制御を精度良く行えるようにし、薬液中の空気による流量制御の困難性を抑制しつつ流量制御器のコンパクト化を図り、長期使用を可能にする薬液流量調整部材を提供する。
【解決手段】薬液供給源に通じる薬液流路に設けられる流量制御器が備える薬液流量調整部材18の本体19を、ガラスで形成し、該本体19に、孔断面積が異なる複数の貫通孔24を設ける。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
薬液供給源に通じる薬液流路に設けられる流量制御器が備える薬液流量調整部材であって、
ガラスからなる本体に、孔断面積が異なる複数の貫通孔が設けられていることを特徴とする薬液流量調整部材。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記複数の貫通孔の孔断面の形状は互いに相似であることを特徴とする請求項1に記載の薬液流量調整部材。
【請求項3】
前記本体は、前記流量制御器のケース内に回転可能に保持された円柱状体又は円板状体であって、前記複数の貫通孔は、前記本体の回転中心軸線に沿う方向に延び且つ前記本体の回転中心軸線を中心に同心円状に配列されていることを特徴とする請求項1または2に記載の薬液流量調整部材。
【請求項4】
前記本体を前記回転中心軸線の廻りに回転させる回転軸が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の薬液流量調整部材。
【請求項5】
前記本体の回転中心部位に前記回転中心軸線に沿う方向に延びる挿入孔が形成され、前記回転軸が前記挿入孔に挿入されて固定されていることを特徴とする請求項4に記載の薬液流量調整部材。
【請求項6】
前記複数の貫通孔の孔断面の形状は、円形であることを特徴とする請求項1または2に記載の薬液流量調整部材。
【請求項7】
前記本体における前記貫通孔が開口する端面は、エッチング処理面であることを特徴とする請求項1または2に記載の薬液流量調整部材。
【請求項8】
前記貫通孔は、両端の開口部のうちの少なくとも一方の開口部に向かって漸次拡開するテーパ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の薬液流量調整部材。
【請求項9】
前記貫通孔の内面に、コーティング層が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の薬液流量調整部材。
【請求項10】
薬液供給源と、前記薬液供給源に通じる薬液流路と、前記薬液流路に設けられる流量制御器と、を含む薬液投与装置であって、
前記流量制御器は薬液流量調整部材を備え、前記薬液流量調整部材は、ガラスからなる本体に、孔断面積が異なる複数の貫通孔が設けられていることを特徴とする薬液投与装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬液を患者の体内に投与する際に使用される薬液投与装置およびその装置が備える薬液流量調整部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のように、抗癌剤、麻酔剤、鎮痛剤および抗生物質などに代表される薬液を患者の体内に投与する際には、例えば特許文献1に開示されているような薬液投与装置が使用される。
【0003】
同文献に開示されている薬液投与装置は、薬液供給源(リザーバ(1))と、リザーバ(1)に通じる患者注入用の薬液流路(薬液流通チューブ(3))と、薬液流通チューブ(3)に設けられ且つリザーバ(1)からの薬液の流量を調節する第一の流量制御器(流量制御装置(4))と、を備える。
【0004】
また、同文献に開示されている薬液投与装置は、追加投与用のサブリザーバ(7)を備え、このサブリザーバ(7)は、上記の薬液流通チューブ(3)における流量制御装置(4)よりも上流側から分岐した薬液流路(薬液流通チューブ(5))に通じている。この分岐した薬液流通チューブ(5)にも、リザーバ(1)からの薬液の流量を調節する第二の流量制御器(流量制御装置(6))が設けられている。
【0005】
さらに、同文献には、流量制御装置(4)、(6)が備える薬液流量調整部材が、アンブレラ弁やリリース弁などの弁(21)またはゴム状弾性膜(31)と、流量制御管(22)、(32)とからなることが開示されている(同文献の[0013]段落参照)。
【0006】
この場合、弁(21)またはゴム状弾性膜(31)は、一定の圧力により開放して薬液が薬液流通チューブ(3)、(5)を流れるようにするものである。また、流量制御管(22)、(32)は、管路抵抗によりリザーバ(1)から流出する薬液の流量を調節するものである(同文献の同段落参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-288158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、特許文献1に開示されている薬液流量調整部材の弁(21)またはゴム状弾性膜(31)は、薬液流通チューブ(3)、(5)における薬液の流れを開放及び遮断するものである。また、当該薬液流量調整部材の流量制御管(22)、(32)は、一本の流路だけを有するものである。
【0009】
そのため、薬液流通チューブ(3)、(5)を流れる薬液の流量を変えるためには、長さや径が異なる複数の流量制御管(22)、(32)を準備しておき、これらを取り換えるなどの作業が必要になる。また、この種の作業を行うには、流量制御装置(4)、(6)を取り外す作業も必要になる。したがって、薬液の流量を変えるために必要な作業が面倒且つ煩雑なものとなる。
【0010】
しかも、この流量制御管(22)、(32)は、樹脂や金属からなるため(同文献の[0026]段落参照)、温度変化に対する膨張収縮量が大きく、これに起因して薬液の流量制御を精度良く行うことが困難になる。また、耐薬品性が劣るため、流量制御管(22)、(32)を長期使用することが困難になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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