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公開番号
2025126756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024023157
出願日
2024-02-19
発明の名称
緩衝器
出願人
Astemo株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
F16F
9/32 20060101AFI20250822BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ナットの緩みを抑制することが可能となる緩衝器の提供する。
【解決手段】シリンダ11と、シリンダ11内に設けられるピストン21と、棒状の棒部32および棒部32の軸方向の第1端部33から突出する棒部32よりも小径の延出部34を有し、延出部34がピストン21に挿入され、棒部32の軸方向の第2端部がシリンダ11から延出するピストンロッド31と、ピストン21と棒部32の第1端部33との間に設けられ、棒部32の第1端部33と当接する小径部62、小径部62よりも径方向外側に突出し棒部32の第1端部33と軸方向に離間するよう形成される大径部63、および、大径部63に設けられ棒部32の第1端部33側に突出する突出部67を有するワッシャ51と、を備える
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シリンダと、
前記シリンダ内に設けられ、該シリンダ内を第1室と第2室とに区画するピストンと、
棒状の棒部および前記棒部の軸方向の第1端部から突出する前記棒部よりも小径の延出部を有し、前記延出部が前記ピストンに挿入され、前記棒部の軸方向の第2端部が前記シリンダから延出するピストンロッドと、
前記延出部に設けられ、前記ピストンを前記棒部の前記第1端部との間に挟持するよう固定するナットと、
前記ピストンと前記棒部の前記第1端部との間に設けられ、前記棒部の前記第1端部と当接する小径部、前記小径部よりも径方向外側に突出し前記棒部の前記第1端部と軸方向に離間するよう形成される大径部、および、前記大径部に設けられ前記棒部の前記第1端部側に突出する突出部を有するワッシャと、
を備える緩衝器。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の緩衝器であって、
前記突出部と前記棒部の前記第1端部との間は、取付状態において離間している緩衝器。
【請求項3】
請求項2に記載の緩衝器であって、
前記突出部と前記棒部の前記第1端部との間は、当該緩衝器に所定の横力が入力されると当接する緩衝器。
【請求項4】
請求項1または2に記載の緩衝器であって、
前記ワッシャは、前記小径部と前記大径部と前記突出部とが1枚の板材から形成されている緩衝器。
【請求項5】
請求項1または2に記載の緩衝器であって、
前記小径部の軸方向の厚みは、前記大径部と前記突出部との軸方向の厚みよりも大きくなるよう形成されている緩衝器。
【請求項6】
請求項1または2に記載の緩衝器であって、
前記突出部を3箇所以上有している緩衝器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、緩衝器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
軸方向端部に突出部が設けられている座金がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-172332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、緩衝器に軸直交方向の横力が入力されると、ピストンを固定しているナットに荷重がかかりナットの緩みを生じる可能性がある。
【0005】
したがって、本発明は、ナットの緩みを抑制することが可能となる緩衝器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る一態様は、シリンダと、前記シリンダ内に設けられ、該シリンダ内を第1室と第2室とに区画するピストンと、棒状の棒部および前記棒部の軸方向の第1端部から突出する前記棒部よりも小径の延出部を有し、前記延出部が前記ピストンに挿入され、前記棒部の軸方向の第2端部が前記シリンダから延出するピストンロッドと、前記延出部に設けられ、前記ピストンを前記棒部の前記第1端部との間に挟持するよう固定するナットと、前記ピストンと前記棒部の前記第1端部との間に設けられ、前記棒部の前記第1端部と当接する小径部、前記小径部よりも径方向外側に突出し前記棒部の前記第1端部と軸方向に離間するよう形成される大径部、および、前記大径部に設けられ前記棒部の前記第1端部側に突出する突出部を有するワッシャと、を備える、構成とした。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ナットの緩みを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態の緩衝器の要部を示す断面図である。
本発明に係る実施形態の緩衝器のワッシャを示す平面図である。
本発明に係る実施形態の緩衝器のワッシャを示す断面図である。
本発明に係る実施形態の緩衝器の要部を示すピストンロッドの変形時の状態を示す片側断面図である。
本発明に係る実施形態の緩衝器のワッシャの変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す実施形態の緩衝器1は、例えば、鉄道車両や二輪、四輪等の自動車のサスペンション装置に用いられる緩衝器である。緩衝器1は、具体的には四輪自動車のサスペンション装置に用いられる緩衝器である。
【0010】
緩衝器1は、有底円筒状のシリンダ11を有している。シリンダ11は、図示は略すが、軸方向の一端部(図1における上側の端部)が開口しており、軸方向の他端部(図1における下側の端部)が図示略の底部で閉塞されている。シリンダ11の開口側には、図示略のロッドガイドとシール部材とが嵌合されている。ロッドガイドおよびシール部材は、いずれも円環状であり、シール部材は、ロッドガイドよりもシリンダ11の外部側に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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