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公開番号
2025126648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022979
出願日
2024-02-19
発明の名称
半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイス
出願人
旭化成株式会社
,
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
個人
,
個人
主分類
H01S
5/343 20060101AFI20250822BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】窒化物半導体の低抵抗化を可能とする半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスを提供する。
【解決手段】Alを含む窒化物半導体基板上に、ウエハ温度Tncが850℃以上970℃以下であり、リアクタ圧力Vncが150mbar以上450mbar以下の条件で、第1窒化物半導体層を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
Alを含む窒化物半導体基板上に、ウエハ温度Tncが850℃以上970℃以下であり、リアクタ圧力Vncが150mbar以上450mbar以下の条件で、第1窒化物半導体層を形成する、半導体デバイスの製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ウエハ温度Tncと前記リアクタ圧力Vncは、
-2Tnc+2050<Vnc<-2Tnc+2350、を満たす範囲にある請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記第1窒化物半導体層を形成する前に、前記窒化物半導体基板上にAlを含む窒化物バッファ層を形成し、
前記窒化物バッファ層上に前記第1窒化物半導体層を形成する、請求項1又は2に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項4】
Alを含む窒化物半導体基板と、
前記窒化物半導体基板上に配置される第1窒化物半導体層と、を備え、
前記第1窒化物半導体層はAlxGa(1-x)N(0≦x≦1)を含み、
前記AlxGa(1-x)N(0≦x≦1)の面方向における合金の乖離αが130meV以上350meV以下である、半導体デバイス。
【請求項5】
前記AlxGa(1-x)N(0≦x≦1)におけるAlとGaの分散度は、AlとGaとが完全に均一に分散している状態を1とすると、0.6以上1.0以下である、請求項4に記載の半導体デバイス。
【請求項6】
前記第1窒化物半導体層上に配置された、一つ以上の量子井戸を含む発光層と、
前記発光層上に配置された第2窒化物半導体層と、をさらに備え、
前記第1窒化物半導体層が第1導電性を有し、前記第2窒化物半導体層が第2導電性を有する、請求項4又は5に記載の半導体デバイス。
【請求項7】
前記第1窒化物半導体層に設けられた第2窒化物半導体層と、を備え、
前記第1窒化物半導体層が第1導電性を有し、前記第2窒化物半導体層が第2導電性を有する、請求項4又は5に記載の半導体デバイス。
【請求項8】
前記第1窒化物半導体層はAlxGa(1-x)(0.7≦x≦1)である請求項6又は7に記載の半導体デバイス。
【請求項9】
前記第1窒化物半導体層はn型である請求項6又は7に記載の半導体デバイス。
【請求項10】
前記第1窒化物半導体層の膜厚T0(nm)は3500x-2150<T0<26500x-17850を満たす請求項6又は7に記載の半導体デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ライトエミッティングダイオード(LED)およびレーザダイオード(LD)等を形成するための材料として窒化物半導体が用いられている。窒化物半導体は、直接遷移の再結合形態を有することから、高い再結合効率および高い光学利得を得ることができる点で、LEDおよびLDのための材料として適している。このような窒化物半導体が用いられたレーザダイオードの一例として、紫外領域での電流注入型のレーザダイオードを発振させる技術が開示されている(例えば、非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Zhang et al., Applied Physics Express 12、124003(2019)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体デバイスにおいて、窒化物半導体の低抵抗化が十分でない場合があった。
【0005】
本開示の目的は、窒化物半導体の低抵抗化を可能とする半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本開示の一態様に係る半導体デバイスの製造方法では、Alを含む窒化物半導体基板上に、ウエハ温度Tncが850℃以上970℃以下であり、リアクタ圧力Vncが150mbar以上450mbar以下の条件で、第1窒化物半導体層を形成する。
【0007】
また、本開示の他の態様に係る半導体デバイスは、Alを含む窒化物半導体基板と、前記窒化物半導体基板上に配置される第1窒化物半導体層と、を備える。前記第1窒化物半導体層の面方向における合金の均一性からの乖離αが130meV以上350meV以下である。
【0008】
なお、上述した発明の概要は、本開示にかかる発明の特徴の全てを列挙したものではない。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、窒化物半導体の低抵抗化を可能とする半導体デバイスの製造方法及び半導体デバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る半導体デバイスの一構成例を示す平面模式図である。
本開示の実施形態に係る半導体デバイスの一構成例を示す断面模式図である。
本開示の実施形態に係る半導体デバイスの一構成例を示す断面模式図である。
本開示の実施形態に係る半導体デバイスの一構成例を示す断面模式図である。
本開示の実施形態に係る縦型パワーデバイスの一構成例を示す断面模式図である。
本開示の実施形態に係る横型パワーデバイスの一構成例を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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