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公開番号
2025120612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015519
出願日
2024-02-05
発明の名称
ワイヤ支持装置、及び、重機の支持構造
出願人
株式会社Sakatec
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
E02D
17/20 20060101AFI20250808BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】重機が斜面の傾斜方向に移動することだけでなく、斜面の傾斜方向と直交する方向に移動することを可能とする、ワイヤ支持装置、及び、重機の支持構造を提供する。
【解決手段】ワイヤ支持装置1は、地面に固定されるベース部材11・12と、ベース部材11・12の上面において、上面と平行な回転軸を中心に回転可能に設けられる第一横ローラ23と、ベース部材11・12の上面における第一横ローラ23の一端側支持部及び他端側支持部と隣接する箇所に、上面と直交する回転軸を中心に回転可能に設けられる第一縦ローラ33及び第二縦ローラ34と、を備え、第一縦ローラ33と第二縦ローラ34とは第一横ローラ23の回転軸と平行となる方向に互いに対向して並んで配置され、第一横ローラ23の上側、且つ、第一縦ローラ33と第二縦ローラ34との間にワイヤ2を挿通可能とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
地面に固定されるベース部材と、
前記ベース部材の上面において、前記上面と平行な回転軸を中心に回転可能に設けられる第一横ローラと、
前記ベース部材の上面における前記第一横ローラの一端側支持部と隣接する箇所に、前記上面と直交する回転軸を中心に回転可能に設けられる第一縦ローラと、
前記ベース部材の上面における前記第一横ローラの他端側支持部と隣接する箇所に、前記上面と直交する回転軸を中心に回転可能に設けられる第二縦ローラと、を備え、
前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとは前記第一横ローラの回転軸と平行となる方向に互いに対向して並んで配置され、
前記第一横ローラの上側、且つ、前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとの間にワイヤを挿通可能とする、ワイヤ支持装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記ベース部材の上面において、前記上面と平行となる回転軸を中心に回転可能に設けられる第二横ローラを備え、
前記第一横ローラと前記第二横ローラとは、前記第一縦ローラ及び前記第二縦ローラを挟む位置に対向して配置される、請求項1に記載のワイヤ支持装置。
【請求項3】
前記第一横ローラは第一横ローラ支持部材に支持され、
前記第二横ローラは第二横ローラ支持部材に支持され、
前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとは縦ローラ支持部材に支持され、
前記ベース部材は、第一ベース部材と第二ベース部材とに分割され、
前記第一ベース部材と前記第二ベース部材とは、前記第一横ローラ支持部材、前記第二横ローラ支持部材、及び、前記縦ローラ支持部材のそれぞれによって互いに連結される、請求項2に記載のワイヤ支持装置。
【請求項4】
前記第一縦ローラの回転軸と前記第二縦ローラの回転軸とを含む平面を中心とする対称形状に形成される、請求項3に記載のワイヤ支持装置。
【請求項5】
斜面の上部に配置される、請求項1から請求項4の何れか一項に記載のワイヤ支持装置と、
当該ワイヤ支持装置に挿通されるワイヤと、
斜面上において前記ワイヤに支持される重機と、
前記ワイヤの送出し又は巻取りを行うウインチと、を備える、重機の支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、斜面上で重機を支持するために用いるワイヤ支持装置、及び、このワイヤ支持装置を用いた重機の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤを用いて斜面上で重機を支持する際に、斜面の上部とワイヤとが接触して互いに摩耗することを防ぐためのワイヤ支持装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-259613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、重機が斜面の傾斜方向に移動する(昇降する)ことは可能であるが、重機が斜面の傾斜方向と直交する方向(斜面と平行となる方向)に移動することができなかった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るワイヤ支持装置は、地面に固定されるベース部材と、前記ベース部材の上面において、前記上面と平行な回転軸を中心に回転可能に設けられる第一横ローラと、前記ベース部材の上面における前記第一横ローラの一端側支持部と隣接する箇所に、前記上面と直交する回転軸を中心に回転可能に設けられる第一縦ローラと、前記ベース部材の上面における前記第一横ローラの他端側支持部と隣接する箇所に、前記上面と直交する回転軸を中心に回転可能に設けられる第二縦ローラと、を備え、前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとは前記第一横ローラの回転軸と平行となる方向に互いに対向して並んで配置され、前記第一横ローラの上側、且つ、前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとの間にワイヤを挿通可能とする。
【0006】
この構成によれば、重機が斜面の傾斜方向に移動することだけでなく、斜面の傾斜方向と直交する方向に移動することを可能とする。
【0007】
また、前記ベース部材の上面において、前記上面と平行となる回転軸を中心に回転可能に設けられる第二横ローラを備え、前記第一横ローラと前記第二横ローラとは、前記第一縦ローラ及び前記第二縦ローラを挟む位置に対向して配置されることが好ましい。
【0008】
この構成によれば、ワイヤ支持装置を前後両側で使用することが可能となる。
【0009】
また、前記第一横ローラは第一横ローラ支持部材に支持され、前記第二横ローラは第二横ローラ支持部材に支持され、前記第一縦ローラと前記第二縦ローラとは縦ローラ支持部材に支持され、前記ベース部材は、第一ベース部材と第二ベース部材とに分割され、前記第一ベース部材と前記第二ベース部材とは、前記第一横ローラ支持部材、前記第二横ローラ支持部材、及び、前記縦ローラ支持部材のそれぞれによって互いに連結されることが好ましい。
【0010】
この構成によれば、ワイヤ支持装置の運搬及び設置を容易に行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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