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公開番号
2025120469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025100691,2021097039
出願日
2025-06-17,2021-06-10
発明の名称
水門駆動装置
出願人
THK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02B
7/36 20060101AFI20250807BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】手動式の水門を容易に自動化させることができる水門駆動装置を提供する。
【解決手段】水門駆動装置1は、水門4の駆動軸が差し込まれるアタッチメント12、アタッチメント12を回転駆動させる駆動源25、及び駆動源25が取り付けられるケーシング21を有するアクチュエータ2と、アクチュエータ2が駆動軸を回転させる際、水門4からの反力によってアクチュエータ2のケーシング21と駆動源25が駆動軸を中心に回転するのを防止する回り止め部材3と、を備える。回り止め部材3が無いと仮定した状態において、アクチュエータ2が駆動軸を回転させる際、水門4からの反力によってアクチュエータ2のケーシング21と駆動源25が駆動軸を中心に回転する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水門の駆動軸が差し込まれるアタッチメント、前記アタッチメントを回転駆動させる駆動源、及び前記駆動源が取り付けられるケーシングを有するアクチュエータと、
前記アクチュエータが前記駆動軸を回転させる際、前記水門からの反力によって前記アクチュエータの前記ケーシングと前記駆動源が前記駆動軸を中心に回転するのを防止する回り止め部材と、を備え、
前記回り止め部材が無いと仮定した状態において、前記アクチュエータが前記駆動軸を回転させる際、前記水門からの反力によって前記アクチュエータの前記ケーシングと前記駆動源が前記駆動軸を中心に回転する水門駆動装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記回り止め部材は、前記フレームの一対のガイド支柱の上端部間に架け渡される連結梁に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の水門駆動装置。
【請求項3】
前記回り止め部材は、前記駆動軸と略平行な方向に延び、前記駆動軸の両側に配置される一対の柱部と、前記一対の柱部間に架け渡され、前記アクチュエータが取り付けられる梁部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の水門駆動装置。
【請求項4】
前記アクチュエータは、前記駆動源に連結されるウォームと、前記アタッチメントが同軸に連結される中空のウォームホイールと、を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の水門駆動装置。
【請求項5】
前記アタッチメントが中空に形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の水門駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水門を自動化させることができる水門駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
河川から用水を取り入れるために水門が設置されている。水門には、河川の頭首工に設置される大型水門と、大型水門から分岐された水路に設置される小型水門とがある。一般的に大型水門は自動化されているが、小型水門は自動化されていない。小型水門の場合、利用者が手動でハンドルを回して水門の扉体を昇降するのが一般的である。
【0003】
特許文献1には、手動式の水門を自動化させる水門駆動装置が開示されている(特許文献1参照)。この水門駆動装置においては、水門のハンドルに着脱自在にアタッチメントを連結し、ハンドルをアクチュエータによって回転させている。アクチュエータは、アタッチメントと、アタッチメントを回転駆動させる駆動源と、を有する。
【0004】
ところで、アクチュエータがハンドルを回転させる際、アクチュエータには水門からの反力が働く。水門からの反力は小さくなく、反力によってアクチュエータが反転しようとする。特許文献1の発明においては、アクチュエータの反転を防止するために、コンクリート製の土台にアクチュエータを支持する固定装置(回り止め部材)を取り付け、アクチュエータに働く反力を回り止め部材によって受けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公平4-28917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の水門駆動装置においては、水門にハンドルを取り付けた状態でハンドルにアタッチメントを連結するので、アタッチメントひいてはアクチュエータが大型化し易いという課題がある。また、コンクリート製の土台に回り止め部材を取り付けるので、コンクリート製の土台がない小型水門に水門駆動装置を取り付けにくいという課題もある。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、手動式の水門を容易に自動化させることができる水門駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、水門の駆動軸が差し込まれるアタッチメント、前記アタッチメントを回転駆動させる駆動源、及び前記駆動源が取り付けられるケーシングを有するアクチュエータと、前記アクチュエータが前記駆動軸を回転させる際、前記水門からの反力によって前記アクチュエータの前記ケーシングと前記駆動源が前記駆動軸を中心に回転するのを防止する回り止め部材と、を備え、前記回り止め部材が無いと仮定した状態において、前記アクチュエータが前記駆動軸を回転させる際、前記水門からの反力によって前記アクチュエータの前記ケーシングと前記駆動源が前記駆動軸を中心に回転する水門駆動装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アタッチメントに水門の駆動軸を差し込むので、アタッチメントひいてはアクチュエータを小型化することができる。また、アクチュエータが駆動軸を回転させる際、回り止め部材が水門からの反力によってアクチュエータのケーシングと駆動源が駆動軸を中心に回転するのを防止する。したがって、手動式の水門を容易に自動化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態の水門駆動装置が設置される水門の斜視図である。
本実施形態の水門駆動装置の拡大図である。
本実施形態の水門駆動装置の縦断面図である(図2のIII-III線断面図)。
スピンドル式の水門を示す斜視図である(図4(a)はハンドルを取り付けた状態、図4(b)はハンドルを取り外した状態)。
本発明の第2の実施形態の水門駆動装置が設置される水門の斜視図である。
本発明の第2の実施形態のアクチュエータの縦断面図である。
本発明の第3の実施形態の水門駆動装置が設置される水門の斜視図である。
本発明の第3の実施形態のアクチュエータの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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