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公開番号2025118112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013240
出願日2024-01-31
発明の名称風呂椅子
出願人新輝合成株式会社
代理人個人
主分類A47K 3/12 20060101AFI20250805BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】マグネットを取り付けた風呂椅子を軽量、低コストで実現する。
【解決手段】座板1の下部から脚部2を垂設したポリプロピレン製の風呂椅子において、座板の側壁に、SMMA樹脂製のプレート本体10の表面にラバーマグネット16を粘着固定したマグネットプレートBを係合固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
座板の下部から脚部を垂設したポリプロピレン製の風呂椅子において、座板の側壁に、ＳＭＭＡ樹脂製のプレート本体の表面にラバーマグネットを粘着固定したマグネットプレートを係合固定したことを特徴とする風呂椅子。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
座板の側壁に突条を下向きコ字状に配して設けることにより、上記突条に囲まれた領域をマグネットプレートのプレート本体の嵌合凹部とし、プレート本体の裏面から突設した係合突起を上記嵌合凹部に穿設した係合孔に係合するととも、プレート本体の下端から突設した係合突起を座板の側壁下端に係合することにより風呂椅子とマグネットプレートの係合手段とした請求項１記載の風呂椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願発明は、浴室で使用するための風呂椅子に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
人が浴室内で体や髪の毛を洗う際に腰掛けるための椅子が広く使用されている。この種の椅子は座板の下部から脚部を垂設した構成よりなり、かっては木製であったが、現在はプラスチック製のものが主流となっている。
【０００３】
ところで、風呂椅子は使用しない時は、置き場所がないので浴室の床に置き放しにするのが通例である。このため、浴室の掃除の際に邪魔になったり、起立してシャワーを浴びる際に洗い場が狭くなり、さらに脚部が常に浴室の床に接することとなるので、床との間に水分が残りカビの温床となるおそれがあった。
【０００４】
前記の問題点を解消するために、現在では主流のユニットバスにおいては壁パネルの芯材に鋼板を用いていることに着目し、風呂椅子にマグネットを取り付け、磁力をもって浴室の壁に吸着固定する試みがなされている。
【０００５】
特許文献１においては風呂椅子の一部にマグネットを埋設したり、成型材料の一部にマグネットを混練することにより風呂椅子にマグネットを取り付ける手段とすることが開示されている。
【０００６】
また、特許文献２においては風呂椅子の側面にマグネットを収容した凹部を設け。この凹部を蓋体によって閉塞することにより風呂椅子にマグネットを取り付ける手段とすることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２００１－１０４１９４
特開２０２３－０１３３５０
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
前記の特許文献１に記載の発明は成型材料の一部にマグネットを混練することは成型材料の選択に制限が生じ、また、マグネットを埋設することは成型工程が複雑になり、コストが嵩む問題があった。
【０００９】
また、風呂椅子の側面にマグネットを収容した凹部を設け。この凹部を蓋体によって閉塞する特許文献２に記載の発明はマグネットを収容する凹部により側面の肉厚が厚くなり、また、蓋体を介するので強力な磁力を持つ持つマグネットでないと、十分な吸着作用が期待できず、コストが嵩む問題があった。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本願発明は以上の従来技術の問題点を解消した風呂椅子を提供することを目的として創作されたものであり、座板の下部から脚部を垂設したポリプロピレン製の風呂椅子において、座板の側壁に、ＳＭＭＡ樹脂製のプレート本体の表面にラバーマグネットを粘着固定したマグネットプレートを係合固定したことを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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