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公開番号2025116362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010737
出願日2024-01-29
発明の名称観測装置の防塵装置
出願人株式会社熊谷組,株式会社キヨモトテックイチ
代理人個人,個人
主分類G01D 11/24 20060101AFI20250801BHJP(測定;試験)
要約【課題】観測装置の防塵対策を施しつつ、当該観測装置による所望の領域の観測を可能とする防塵装置を提供する。
【解決手段】防塵装置10は、観測装置1の載置部11と、載置部11の周りに回転可能に設けられる回転部12と、回転部12の回転を制御すると共に観測装置1から出力された観測信号を処理する制御部13とを備え、回転部12は観測装置1の周囲の空間を閉じるカバー19を含み、載置部11は気体の供給口14を有し、カバー19は観測装置1の観測窓及び気体の排出口を兼ねた開口部21を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
観測装置が載置される載置部と、
前記載置部の周りに回転可能に設けられる回転部と、
前記回転部の回転を制御すると共に前記観測装置から出力された観測信号を処理する制御部と
を備え、
前記回転部は前記観測装置の周囲空間を閉じるカバーを含み、
前記載置部は気体の供給口を有し、
前記カバーは前記観測装置の観測窓及び前記気体の排出口を兼ねた開口部を有する
観測装置の防塵装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記回転部が回転している間に前記開口部を介して観測された複数の領域を結合する処理を実行する
請求項1に記載の観測装置の防塵装置。
【請求項3】
前記開口部は、前記回転部の回転方向に間隔を置いて前記回転方向と直交する方向に延伸する一対の縁部を含む
請求項1又は2に記載の観測装置の防塵装置。
【請求項4】
前記開口部は、前記回転部の前記回転方向に沿った幅が調整可能に構成されている、
請求項3に記載の観測装置の防塵装置。
【請求項5】
前記カバーは、前記一対の縁部のうちの一方を含む第1副カバーと、前記一対の縁部のうちの他方を含む第2副カバーとによって構成され、
前記第1副カバー及び前記第2副カバーのうちの一方は、その他方に対して、前記回転部の回転中心軸を中心として回転可能に設けられている
請求項4に記載の観測装置の防塵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、観測装置の防塵装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
監視センサや監視カメラ等の観測装置を設置する場合、一般的に、観測装置を保護するためのカバーが装着されることが多い。特許文献1は、設置対象物の強度を低下させずに固定可能な保護カバー構造体を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-35695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
粉塵の多い環境では、粉塵がカバーに付着しやすく、観測装置による監視が妨げられやすい。
【0005】
本開示は上述の事情を鑑みて成されたものであり、観測装置の防塵対策を施しつつ、当該観測装置による所望の領域の観測を可能とする防塵装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る観測装置の防塵装置は、観測装置が載置される載置部と、前記載置部の周りに回転可能に設けられる回転部と、前記回転部の回転を制御すると共に前記観測装置から出力された観測信号を処理する制御部とを備え、前記回転部は前記観測装置の周囲空間を閉じるカバーを含み、前記載置部は気体の供給口を有し、前記カバーは前記観測装置の観測窓及び前記気体の排出口を兼ねた開口部を有する。
【0007】
前記制御部は、前記回転部が回転している間に前記開口部を介して観測された複数の領域を結合する処理を実行してもよい。前記開口部は、前記回転部の回転方向に間隔を置いて前記回転方向と直交する方向に延伸する一対の縁部を含んでもよい。前記開口部は、前記回転部の回転方向に沿った幅が調整可能に構成されてもよい。前記カバーは、前記一対の縁部のうちの一方を含む第1副カバーと、前記一対の縁部のうちの他方を含む第2副カバーとによって構成されてもよい。この場合、前記第1副カバー及び前記第2副カバーのうちの一方は、その他方に対して、前記回転部の回転中心軸を中心として回転可能に設けられてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、観測装置の防塵対策を施しつつ、当該観測装置による所望の領域の観測を可能とする防塵装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る防塵装置の構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る防塵装置の動作を示すフローチャートである。
図3に示す画像取得と画像合成を説明するための図である。
本実施形態の変形例に係るカバーの上面図である。
本実施形態の変形例に係るカバーの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。説明の便宜上、回転部12(図1参照)の回転中心軸としてZ軸を定義する。Z軸は例えば鉛直方向と平行である。
(【0011】以降は省略されています)

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