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公開番号
2025115263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009724
出願日
2024-01-25
発明の名称
ガス遮断器
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H01H
33/70 20060101AFI20250730BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】絶縁ノズルの損耗を低減する。
【解決手段】ガス遮断器(100)は、第1接触子(10)と、絶縁ノズル(50)と、を備えている。絶縁ノズル(50)の内側部分(51)は、多孔質絶縁材(511)と、多孔質絶縁材(511)の気孔(512)内部に充填された溶発性樹脂(513)とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1接触子と、
前記第1接触子が挿通可能な絶縁ノズルと、を備え、
前記絶縁ノズルの内側部分は、多孔質絶縁材と、前記多孔質絶縁材の気孔内部に充填された溶発性樹脂とを含む、ガス遮断器。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記多孔質絶縁材は、セラミックを含む、請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項3】
前記絶縁ノズルの外側部分は、フッ素系樹脂を含む、請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項4】
前記溶発性樹脂は、フッ素系樹脂を含む、請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項5】
前記多孔質絶縁材の気孔率は、30%以上70%以下である、請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項6】
前記内側部分の径方向の厚さは、3mm以上10mm以下である、請求項1に記載のガス遮断器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はガス遮断器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フッ素樹脂等の絶縁材料からなる多孔質の内面と、内面以外を高密度の絶縁材料で構成したノズルが開示されており、アークにより膨張した気体を多孔質の部分から外部に放出することで、ノズル内面の破損を防止することが可能なガス遮断器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-101755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術は、ノズル自体がフッ素樹脂によって形成されているため、ガス遮断時に生じるアークの熱放射によりフッ素樹脂が溶発し、ノズル内面が損耗しやすい。
【0005】
絶縁ノズルの損耗を低減することができるガス遮断器が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るガス遮断器は、第1接触子と、前記第1接触子が挿通可能な絶縁ノズルと、を備え、前記絶縁ノズルの内側部分は、多孔質絶縁材と、前記多孔質絶縁材の気孔内部に充填された溶発性樹脂とを含んでいる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、絶縁ノズルの損耗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るガス遮断器を軸方向に切断した断面図である。
図1におけるII-II線矢視断面図と、該断面図の一部を拡大した概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
図1は本実施形態に係るガス遮断器100を軸方向に沿って切断した断面図である。図1は、通電状態にあるガス遮断器100を示している。図1において、ガス遮断器100の軸を軸Pとして示している。図2は図1に図示したII-II線矢視断面図である。
【0010】
ガス遮断器100は、大電流を流す電力系統において、電流遮断を行うため2つの接触子を離隔させたときに生じるアークへ絶縁ガスを吹き付けて遮断する装置である。ガス遮断器100は、図1に示す通り、第1接触子10と、第2接触子20と、第3接触子30と、操作ロッド21と、パッファシリンダ40と、パッファピストン41と、絶縁ノズル50とを備える。なお、ここでは、これらの部材はすべて軸Pの同心上に配置されているものとする。
(【0011】以降は省略されています)
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