TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025112723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007139
出願日
2024-01-22
発明の名称
構造体
出願人
株式会社まあか
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H04N
5/222 20060101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本発明は、写真の撮影の対象や観覧の対象になる対象人物が所定の衣服を実際に着用しなくても前方から見た場合に衣服を着用したのに近い状態にできる構造体を提供することを課題とする。
【解決手段】構造体1は、写真の撮影の対象や観覧の対象になる対象人物の前方に配置され、対象人物の前方とは反対側に位置する前面2a及び対象人物の前方に位置する後面2bを有する本体2と、立ち上がった支柱13と、支柱13の上方に接続されると共に本体2の後面に取り付けられたフレーム機構21を備え、本体2は、人体の肩部から胸部を経て腰部までの範囲の前方から見た部位の形状を模していると共に、人体の首まわりに相当する部位及び首まわりに相当する部位よりも上方に位置する部位並びに人体の両方の腕部に相当する部位が除かれ、後面2bと延出部分301、401とで対象人物の身体の前方側の一部が覆われるようにする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
写真の撮影の対象になったり観覧の対象になったりする対象人物の身体の前方に配置される構造体であって、
前記対象人物の身体の前方とは反対側に位置する前面及び前記対象人物の身体の前方に位置する後面を有する板状の本体と、
前記本体の後面に取り付けられたフレーム機構とを少なくとも備え、
前記本体は、
人体の肩部から胸部を経て腰部までの範囲の前方から見た部位の形状を模していると共に、人体の首まわりに相当する部位及び前記首まわりに相当する部位よりも上方に位置する部位並びに前記人体の両方の腕部に相当する部位が除かれ、
前記後面の左右方向の側方に前記前面側とは反対側に向けて延びる延出部分を有し、
前記後面が、前記対象人物の身体の前方に、前記対象人物の身体との間に前記フレーム機構を介在させつつ、近接して配置されたときに、前記後面と前記延出部分とで前記対象人物の身体の前方側の一部を覆うことを特徴とする構造体。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
台座及び前記台座から立ち上がる支柱を有し、前記支柱により前記本体を空中で支持する支持装置を更に備え、
前記フレーム機構は、前記支柱の上方に接続されることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記本体は、左右に分割されて、前記前面側から見て右側となる本体右側構成部材と、前記前面側から見て左側となる本体左側構成部材とを有して構成され、
前記フレーム機構は、前記本体右側構成部材に固定された第1のフレーム部材と、前記本体左側構成部材に固定された第2のフレーム部材と、前記第1のフレーム部材と前記第2のフレーム部材とを左右方向に沿って遠近させることが可能なスライド装置と、前記スライド装置が固定される第3のフレーム部材とを有して構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の構造体。
【請求項4】
前記支柱と前記フレーム機構の第3のフレーム部材とは、前記3のフレーム部材の下端が前記台座に遠近させることが可能に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、写真の撮影の対象になったり観覧の対象になったりする対象人物が所定の衣服を実際に着用しなくても前記対象人物を前方から見た場合に前記所定の衣服を着用したのに近い状態とすることが可能な構造体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
写真の撮影の対象になったり観覧の対象になったりする対象人物(以下、対象人物)は、着物等の和装、ウェディングドレス、タキシード等の洋装、その他の所定の衣服を着用して撮影をされたり、観覧を受けたりしたいと望む場合がある。もっとも、前記所定の衣服は、着用するために普段着よりも長時間を要する場合がある。このように、着用に長時間を要する場合には、対象人物は、時間的な制約から前記所定の衣服を着用しての撮影を断念するケースがある。しかも、対象人物が子供や老人等の体力的な弱者のときには、着用に長時間を要すると体力が失われてしまう可能性があるので、時間的には問題がなくても前記所定の衣服を着用しての撮影を断念する可能性が大きくなる。
【0003】
この点、例えば特許文献1に示される写真撮影用人形が公知になっている。特許文献1に示される写真撮影用人形は、少なくとも上部の後方が切り欠かれ、且つ頭部のない形状とし、衣服を着用させた後、対象人物が人形の背後から頭等を出しつつ当該人形に近接ないし密着した体勢をとることで、前記人形の正面側から見た場合には、対象人物が衣服を着替えたように見えるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3202419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示される写真撮影用人形は、その図3の背面図に示されるように、人形本体の上部が肉厚の薄いプレート状の形状となっており、その輪郭が実際の人体の肩部から脚までの形状とは異なる。このため、実際に人が着用することが可能な衣服を人形の本体にそのまま着用させると、実際に人が衣服を着用した状態とは異なった印象を見る者に与える。したがって、特許文献1に示される写真撮影用人形では、人形本体に着用させる衣服の形状を、実際に人が着用することが可能な衣服の形状から変更、加工する必要がある。
【0006】
また、特許文献1に示される写真撮影用人形は、対象人物が体形的に多様である場合に対応することができない。すなわち、特許文献1に示される写真撮影用人形は、背が高い人や背が低い人に対応すべく上下方向に高さを調整したり、横幅のある人や横幅のない人に対応すべく横幅を調整したりすることができない。このため、対象人物の身体が写真撮影用人形からはみ出した状態で撮影する必要があったり、あるいは対象人物の身体が写真撮影用人形からはみ出さないように窮屈な姿勢で撮影される必要があったりする可能性があった。
【0007】
本発明は、上記課題を鑑みたもので、写真の撮影の対象になったり観覧の対象になったりする対象人物が所定の衣服を実際に着用しなくても、前方から見た場合に前記対象人物が所定の衣服を着用したのに近い状態とすることができ、衣服も人物が着用の可能な状態のままで着用することが可能な構造体を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を達成するために、本発明の構造体は、写真の撮影の対象になったり観覧の対象になったりする対象人物の身体の前方に配置される構造体であって、前記対象人物の身体の前方とは反対側に位置する前面及び前記対象人物の身体の前方に位置する後面を有する板状の本体と、前記本体の後面に取り付けられたフレーム機構とを少なくとも備え、前記本体は、人体の肩部から胸部を経て腰部までの範囲の前方から見た部位の形状を模していると共に、人体の首まわりに相当する部位及び前記首まわりに相当する部位よりも上方に位置する部位並びに前記人体の両方の腕部に相当する部位が除かれ、前記後面の左右方向の側方に前記前面側とは反対側に向けて延びる延出部分を有し、前記後面が、前記対象人物の身体の前方に、前記対象人物の身体との間に前記フレーム機構を介在させつつ、近接して配置されたときに、前記後面と前記延出部分とで前記対象人物の身体の前方側の一部を覆うことを特徴としている(請求項1)。
【0009】
このように、本体について、人体の肩部から胸部を経て腰部までの範囲の前方から見た部位の形状を模していると共に、人体の首まわりに相当する部位及び首まわりに相当する部位よりも上方に位置する部位並びに人体の両方の腕部に相当する部位が除かれた構造として、後面が対象人物の身体の前方に近接して配置されたときに、後面と延出部分とで対象人物の身体の前方側の一部を覆う形態にしたことから、人体の肩部から胸部を経て腰部までの範囲において、立体的に人体の形態に近い形態とすることができる。これに伴い、人物の着用する衣服を本体に着用させるにあたって、人物が着用する状態のままで用いることが可能であるから、本体に着用させるために衣服を加工する必要がないので、衣服の変更、加工のための費用を抑制することができる。また、衣服を本体に着用させた後に、そのまま古着等として販売したり、レンタル用衣服に回したりすることができ、廃棄する必要がない。従って、高額な衣服であっても、本体に着用させる衣服として用いることが可能である。すなわち、写真の撮影や観覧を受けるときに本体に着用させる衣服として高額の衣服を用いやすい。
【0010】
そして、本体が対象人物の身体の前方に配置されるときに、本体のうち人体の首まわりに相当する部位が除かれた箇所から対象人物が首を出した状態とするための形状について工夫をしたり、フレーム機構の本体の後面への取付け位置が本体の後面に相対的に近接した状態となるように、裏面から直接に隆起する隆起部を設けたり、フレーム機構の各部材の肉厚を薄くするといった工夫をすることも可能である。従って、衣服本体が対象人物の身体の前方に配置される対象人物が所定の衣服を実際に着用しなくても対象人物を前方から見た場合に所定の衣服を着用したのに近い状態とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社まあか
構造体
3日前
個人
音響装置
2か月前
個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
店内配信予約システム
19日前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
サクサ株式会社
中継装置
26日前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
キヤノン株式会社
通信装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
18日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
28日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
26日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
3か月前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
3か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
3か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
3か月前
株式会社ニコン
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
2か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
2か月前
株式会社クーネル
音響装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る