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公開番号
2025112006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006003
出願日
2024-01-18
発明の名称
足装着型荷重計測デバイス
出願人
アニマ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61H
1/02 20060101AFI20250724BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被験者の歩行時の接地態様に応じて、適切な荷重データを用いることで負荷訓練の適正精度を高める。
【解決手段】第1荷重センサの第1荷重データと第2荷重センサの第2荷重データを取得し、これらの合成荷重データを取得する荷重データ取得部と、合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしているか判定する合成荷重判定手段を備えた分析部と、合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしている場合にアラームを生成する音出力部と、を備えた荷重計測デバイスは、合成荷重データ、第1荷重データ、第2荷重データを選択可能な荷重データ選択部を備え、前記分析部は、第1荷重データないし第2荷重データである個別荷重データが個別荷重判定基準に達しているか判定する個別荷重判定手段を備え、前記音出力部は、前記荷重データ選択部によって選択された個別荷重データが個別荷重判定基準を満たしている場合にのみアラームを生成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
装着者の前足部が載る部位に設けた第1荷重センサと、後足部が載る部位に設けた第2荷重センサと、
第1荷重センサの第1荷重データと第2荷重センサの第2荷重データを取得し、これらの合成荷重データを取得する荷重データ取得部と、
合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしているか判定する合成荷重判定手段を備えた分析部と、
合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしている場合にアラームを生成する音出力部と、
を備えた荷重計測デバイスにおいて、
前記荷重計測デバイスは、合成荷重データ、第1荷重データ、第2荷重データを選択可能な荷重データ選択部を備え、
前記分析部は、第1荷重データないし第2荷重データである個別荷重データが個別荷重判定基準に達しているか判定する個別荷重判定手段を備え、
前記音出力部は、前記荷重データ選択部によって選択された個別荷重データが個別荷重判定基準を満たしている場合にのみアラームを生成するようになっている、
足装着型荷重計測デバイス。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記個別荷重判定基準は、前記個別荷重データが目標値に達していることである、
請求項1に記載の足装着型荷重計測デバイス。
【請求項3】
前記個別荷重判定基準は、前記個別荷重データが上限値と下限値の間の目標レンジにあることである第1判定基準と、前記個別荷重データが上限値を越えていることである第2判定基準と、を含み、
前記個別荷重判定手段は、
個別荷重データが前記第1判定基準を満たすか判定する第1判定手段と、個別荷重データが第2判定基準を満たすか判定する第2判定手段と、を含み、
前記音出力部は、個別荷重データが前記第1判定基準を見たす場合に第1アラームを生成し、個別荷重データが前記第2判定基準を満たす場合に第2アラームを生成する、
請求項1に記載の足装着型荷重計測デバイス。
【請求項4】
ソールとアッパーからなる本体を備え、
前記ソールは、装着者が履物を履いたまま装着できるような幅寸法を備えており、
前記第1荷重センサは、ソール上面の前側部位に設けられ、
前記第2荷重センサは、ソール上面の後側部位に設けられ、
前記ソール上面に設けられる中敷の下面には、前記第1荷重センサの上面に当接する第1押圧プレートと、前記第2荷重センサの上面に当接する第2押圧プレートとが設けられ、
前記前側部位には、前記第1荷重センサの両側に位置して一対の前側ブロックが設けられ、前記前側ブロックの高さは、前記第1荷重センサの高さよりも低く、前記第1押圧プレートは前記第1荷重センサの上面に当接した状態で、幅方向両端部位が前記一対の前側ブロックの上方に離間して位置しており、
前記後側部位には、前記第2荷重センサの両側に位置して一対の後側ブロックが設けられ、前記後側ブロックの高さは、前記第2荷重センサの高さよりも低く、前記第2押圧プレートは前記第2荷重センサの上面に当接した状態で、幅方向両端部位が前記一対の後側ブロックの上方に離間して位置している、
請求項1~3いずれか1項に記載の足装着型荷重計測デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、足装着型荷重計測デバイスに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下肢骨折や骨関節疾患などの術後患者に対する理学療法の1つに免荷訓練がある。免荷訓練では、患者の全体重よりも軽い荷重(部分荷重)を当該患者に負荷して歩行訓練等を行うが、患者に過度の負荷を与えることなく、かつ、効果的な訓練を行うには、適切な荷重制御が必要となる。
【0003】
訓練時に適切な荷重制御を行うには、免荷訓練等における患者の下肢に作用する荷重を計測する必要がある。特許文献1には、前足部と後足部に対応した2つの荷重センサないし重量検出部を備えた靴ないし履物が開示されており、免荷訓練に用い得ることが記載されている。特許文献1に開示された荷重計測装置は、2つの荷重センサの合成荷重データを用いて、目標値と比較することで、患者の下肢に作用する荷重が目標値に達成したか否かを判定するようにしている。
【0004】
免荷訓練において、適正荷重が印加されているか(適切な訓練が実行されているか)、過荷重になっていないか(被験者に過度の負荷が作用して、治癒過程を阻害していないか)は、荷重データと設定した目標値を比較することで判定するが、被験者によって、着床時、離床時における足の接地態様が異なる場合がある。例えば、免荷訓練において、健常歩行である「かかと接地」、「つま先の蹴りだし」を意識させて訓練させたいという要望があるが、疾患のある者は歩行時に足裏全体で接地してしまう傾向があり、この場合、合計荷重データと目標値との比較では適切な訓練が実行されないおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-204236
特開2019-181006
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、足装着型荷重計測デバイスにおいて、被験者の歩行時の接地態様に応じて、適切な荷重データを用いることで負荷訓練の適正精度を高めることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明が採用した技術手段は、
装着者の前足部が載る部位に設けた第1荷重センサと、後足部が載る部位に設けた第2荷重センサと、
第1荷重センサの第1荷重データと第2荷重センサの第2荷重データを取得し、これらの合成荷重データを取得する荷重データ取得部と、
合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしているか判定する合成荷重判定手段を備えた分析部と、
合成荷重データが合成荷重判定基準を満たしている場合にアラームを生成する音出力部と、
を備えた荷重計測デバイスにおいて、
前記荷重計測デバイスは、合成荷重データ、第1荷重データ、第2荷重データを選択可能な荷重データ選択部を備え、
前記分析部は、第1荷重データないし第2荷重データである個別荷重データが個別荷重判定基準に達しているか判定する個別荷重判定手段を備え、
前記音出力部は、前記荷重データ選択部によって選択された個別荷重データが個別荷重判定基準を満たしている場合にのみアラームを生成するようになっている、
足装着型荷重計測デバイス、である。
【0008】
1つの態様では、前記個別荷重判定基準は、前記個別荷重データが目標値に達していることである。
【0009】
1つの態様では、前記個別荷重判定基準は、前記個別荷重データが上限値と下限値の間の目標レンジにあることである第1判定基準と、前記個別荷重データが上限値を越えていることである第2判定基準と、を含み、
前記個別荷重判定手段は、
個別荷重データが前記第1判定基準を満たすか判定する第1判定手段と、個別荷重データが第2判定基準を満たすか判定する第2判定手段と、を含み、
前記音出力部は、個別荷重データが前記第1判定基準を見たす場合に第1アラームを生成し、個別荷重データが前記第2判定基準を満たす場合に第2アラームを生成する。
【0010】
1つの態様では、ソールとアッパーからなる本体を備え、
前記ソールは、装着者が履物を履いたまま装着できるような幅寸法を備えており、
前記第1荷重センサは、ソール上面の前側部位に設けられ、
前記第2荷重センサは、ソール上面の後側部位に設けられ、
前記ソール上面に設けられる中敷の下面には、前記第1荷重センサの上面に当接する第1押圧プレートと、前記第2荷重センサの上面に当接する第2押圧プレートとが設けられ、
前記前側部位には、前記第1荷重センサの両側に位置して一対の前側ブロックが設けられ、前記前側ブロックの高さは、前記第1荷重センサの高さよりも低く、前記第1押圧プレートは前記第1荷重センサの上面に当接した状態で、幅方向両端部位が前記一対の前側ブロックの上方に離間して位置しており、
前記後側部位には、前記第2荷重センサの両側に位置して一対の後側ブロックが設けられ、前記後側ブロックの高さは、前記第2荷重センサの高さよりも低く、前記第2押圧プレートは前記第2荷重センサの上面に当接した状態で、幅方向両端部位が前記一対の後側ブロックの上方に離間して位置している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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