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公開番号
2025109055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002746
出願日
2024-01-11
発明の名称
移動通信ネットワークのネットワークノード及びコンピュータプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
4/029 20180101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】NWDAFでの分析の中断の発生を抑える。
【解決手段】移動通信ネットワークのネットワークノードは、無線デバイス(WD)の位置を管理している第1ネットワークノードが、前記WDのハンドオーバの後に前記WDの位置を管理することになる第2ネットワークノードを選択することに応答して前記第2ネットワークノードを示す情報を通知する様に前記第1ネットワークノードに要求する要求手段と、前記第1ネットワークノードから前記第2ネットワークノードを示す情報を取得したことに応答して、前記第2ネットワークノードを示す情報を前記WDに関するデータを収集している第3ネットワークノードに通知する通知手段と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
移動通信ネットワークのネットワークノードであって、
無線デバイス(WD)の位置を管理している第1ネットワークノードが、前記WDのハンドオーバの後に前記WDの位置を管理することになる第2ネットワークノードを選択することに応答して前記第2ネットワークノードを示す情報を通知する様に前記第1ネットワークノードに要求する要求手段と、
前記第1ネットワークノードから前記第2ネットワークノードを示す情報を取得したことに応答して、前記第2ネットワークノードを示す情報を前記WDに関するデータを収集している第3ネットワークノードに通知する通知手段と、
を備えている、ネットワークノード。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記通知手段は、前記第1ネットワークノードと前記第2ネットワークノードが異なる場合に、前記第2ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項1に記載のネットワークノード。
【請求項3】
前記通知手段は、前記第3ネットワークノードが前記第1ネットワークノードから前記WDに関するデータを収集している場合に、前記第2ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項1に記載のネットワークノード。
【請求項4】
前記要求手段は、前記WDに対するセッションを前記ハンドオーバの後に管理することになる第4ネットワークノードを前記第2ネットワークノードが選択することに応答して、前記第4ネットワークノードを示す情報を通知する様に前記第2ネットワークノードに要求する、請求項1に記載のネットワークノード。
【請求項5】
前記通知手段は、前記WDに対するセッションを前記ハンドオーバの前に管理しているネットワークノードが前記第4ネットワークノードと異なる場合に、前記第4ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項4に記載のネットワークノード。
【請求項6】
前記通知手段は、前記WDに対するセッションを前記ハンドオーバの前に管理しているネットワークノードから前記WDに関するデータを前記第3ネットワークノードが収集している場合に、前記第4ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項4に記載のネットワークノード。
【請求項7】
前記要求手段は、前記WDが送受信するユーザデータを前記ハンドオーバの後に処理することになる第5ネットワークノードを前記第4ネットワークノードが選択することに応答して、前記第5ネットワークノードを示す情報を通知する様に前記第4ネットワークノードに要求する、請求項4に記載のネットワークノード。
【請求項8】
前記通知手段は、前記WDが送受信するユーザデータを前記ハンドオーバの前に処理しているネットワークノードが前記第5ネットワークノードと異なる場合に、前記第5ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項7に記載のネットワークノード。
【請求項9】
前記通知手段は、前記WDが送受信するユーザデータを前記ハンドオーバの前に処理しているネットワークノードから前記WDに関するデータを前記第3ネットワークノードが収集している場合に、前記第5ネットワークノードを示す情報を前記第3ネットワークノードに通知する、請求項7に記載のネットワークノード。
【請求項10】
前記第3ネットワークノードと前記ネットワークノードは同じノードである、請求項1に記載のネットワークノード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムおけるデータの収集技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、移動通信ネットワークにおけるデータ分析サービス(data analytics services)のための構成を開示している。非特許文献1によると、移動通信ネットワークには、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)が設けられる。NWDAFは、移動通信ネットワークに配置される様々なネットワーク機能(NF)の内の1つである。NFのその他の例は、無線デバイス(WD)の位置管理を行うと共に、WDが移動通信ネットワークのコアネットワークのNFと送受信する制御信号の窓口としての機能を果たすアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)や、WDに対するプロトコルデータユニット(PDU)セッションを管理するセッション管理機能(SMF)や、WDがPDUセッション上で送受信するユーザプレーンのデータを処理するユーザプレーン機能(UPF)や、各NFを管理するネットワークリポジトリ機能(NRF)や、移動通信ネットワークの外部に対する窓口としての機能を果たすネットワーク公開機能(NEF)等である。
【0003】
NWDAFが提供する分析サービスを利用するNFは、まず、当該分析サービスのサブスクリプション(購読)を行う。以下の説明において、NWDAFが提供する分析サービスをサブスクリプションしているNFを"コンシューマNF"と表記する。NWDAFは、例えば、1つ以上のNFの負荷、1つ以上のWDの位置、1つ以上のWDのトラフィック等を分析結果としてコンシューマNFに提供し得る。NWDAFは、分析結果をコンシューマNFに提供するため、分析に使用するデータ(以下、分析用データ)を保持しているNFが提供するデータ提供サービスをサブスクリプションする。以下の説明において、分析用データをNWDAFに提供するNFを"ソースNF"と表記する。NWDAFは、1つ以上のソースNFから分析用データを収集して分析を行い、分析結果をコンシューマNFに送信する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS23.288,V18.3.0,2023年9月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、図1に示す様に、エリア#1内のWDに対してはAMF#1及びSMF#1がサービス提供し、エリア#2内のWDに対してはAMF#2及びSMF#2がサービス提供する様に移動通信ネットワークが構成されているものとする。図1において、gNBは基地局を示している。なお、図1ではエリア#1内のAMF、SMF及びgNBの数をそれぞれ1つとしているが、エリア#1内のAMF、SMF及びgNBの数はそれぞれ複数であり得る。同様に、エリア#2内のAMF、SMF及びgNBの数もそれぞれ複数であり得る。さらに、図1には示していないが、エリア#1及びエリア#2それぞれには、UPF等の他のNFが設けられ得る。
【0006】
図1によると、WD#1は、エリア#1に在圏し、gNB#1を介してAMF#1と制御プレーンのセッションを確立している。なお、SMF#1がWD#1のPDUセッションを管理しているものとする。つまり、図1の構成においては、AMF#1及びSMF#1がWD#1にサービスを提供しているものとする。例えば、コンシューマNFが、NWDAFに対してWD#1に関する分析結果を要求した場合、NWDAFは、WD#1にサービスを提供しているAMF#1及びSMF#1をソースNFとしてWD#1に関する分析用データを収集する。
【0007】
ここで、図2に示す様にWD#1がエリア#2に移動し、これにより、AMFの変更を伴うハンドオーバ(HO)が発生したものとする。なお、図2においては、AMF#2及びSMF#2がWD#1にサービス提供をしているものとする。図2の状態において、AMF#1及びSMF#1はWD#1に関するデータを収集できず、よって、NWDAFもWD#1に関する分析用データを収集できなくなる。したがって、例えば、タイムアウト制御等によりNWDAFがAMF#1及びSMF#1からWD#1に関する分析用データを収集できないことを認識し、現在、WD#1にサービス提供しているAMF及びSMFを判定してWD#1に関する分析用データを要求するまでの間、分析の中断が生じる。
【0008】
本開示は、NWDAFでの分析の中断の発生を抑える技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様によると、移動通信ネットワークのネットワークノードは、無線デバイス(WD)の位置を管理している第1ネットワークノードが、前記WDのハンドオーバの後に前記WDの位置を管理することになる第2ネットワークノードを選択することに応答して前記第2ネットワークノードを示す情報を通知する様に前記第1ネットワークノードに要求する要求手段と、前記第1ネットワークノードから前記第2ネットワークノードを示す情報を取得したことに応答して、前記第2ネットワークノードを示す情報を前記WDに関するデータを収集している第3ネットワークノードに通知する通知手段と、を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によると、NWDAFでの分析の中断の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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