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公開番号
2025092943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208371
出願日
2023-12-11
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06Q
10/04 20230101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データの結合用として提供しなかったデータに対し、どのような内容のデータが結合されるのかを予測可能とする。
【解決手段】情報処理装置1は、複数の潜在変数を有するデータ生成モデルであって、第1事業者から取得した第1データ、又は第2事業者から取得した第2データのいずれか一方の入力を受け付けた場合に、入力されなかったデータである未入力データに対応する潜在変数が取り得る値を生成することにより、入力された第1データ又は第2データと、未入力データに対応する疑似データとを関連付けた統合データである疑似統合データを出力するデータ生成モデルを生成する生成部132と、生成部132が生成したデータ生成モデルを、第1事業者が使用する第1装置2及び第2事業者が使用する第2装置3の少なくともいずれかに送信する送信部133と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
入力されたデータに基づいて決定され、出力されるデータの決定に用いられる複数の潜在変数を有するデータ生成モデルであって、第1事業者から取得した第1データ、又は第2事業者から取得した第2データのいずれか一方の入力を受け付けた場合に、前記第1データ又は前記第2データのうち、入力されなかったデータである未入力データに対応する前記潜在変数が取り得る値を生成することにより、入力された前記第1データ又は前記第2データと、前記未入力データに対応する疑似データとを関連付けた統合データである疑似統合データを出力するデータ生成モデルを生成する生成部と、
前記生成部が生成した前記データ生成モデルを、前記第1事業者が使用する第1装置及び前記第2事業者が使用する第2装置の少なくともいずれかに送信する送信部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記生成部は、前記第1データと前記第2データとを関連付けたデータである統合データの入力に対し、前記統合データを出力するように設定された前記データ生成モデルであって、前記統合データとして前記第1データ及び前記第2データの少なくともいずれかが入力されたことに応じて、当該入力された統合データが出力されるように設定された損失関数によりパラメータを更新可能な前記データ生成モデルを生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1事業者から、前記第1データ及び前記第2データを識別するためのデータ識別情報であって、前記第1データと前記第2データとを関連付けるためのデータ識別情報と、前記第1データとを受信するとともに、前記第2事業者から、前記データ識別情報と前記第2データとを受信する受信部を有し、
前記生成部は、前記データ識別情報に基づいて前記第1データと前記第2データとを関連付けたデータである統合データを生成し、生成した前記統合データの入力に対して、当該統合データが出力するように設定された前記損失関数により前記パラメータが設定される前記データ生成モデルを生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記受信部は、前記第1事業者が使用する第1装置及び前記第2事業者が使用する第2装置の少なくともいずれかから、所定の確率でノイズが付与された前記第1データ又は前記第2データを受信する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、前記損失関数により前記パラメータが更新されたデータ生成モデルである更新後モデルを受信する受信部と、
前記更新後モデルに含まれる前記パラメータに基づいて、前記生成部により生成されたデータ生成モデルに設けられている前記パラメータを更新することにより、前記データ生成モデルを更新する更新部と、
を有し、
前記送信部は、前記更新部により更新された前記データ生成モデルを、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかに送信する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記パラメータには、前記第2データに基づいて更新されず、前記第1データに基づいて更新される第1固有パラメータと、前記第1データに基づいて更新されず、前記第2データに基づいて更新される第2固有パラメータとが含まれており、
前記第1データが入力された場合には、前記第1固有パラメータを更新可能であるとともに、前記第2データが入力された場合には、前記第2固有パラメータを更新可能なデータ生成モデルを生成する生成部を有する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、前記疑似統合データを受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記疑似統合データの入力に対して、前記疑似統合データが出力されるように前記パラメータを更新することにより、前記データ生成モデルを更新する更新部と、
を有し、
前記送信部は、前記更新部により更新された前記データ生成モデルを、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかに送信する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記受信部は、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、所定の確率でノイズが付与された前記疑似統合データを受信する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、前記疑似統合データを生成する過程で前記データ生成モデルが生成する、前記パラメータを更新するための中間データを受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記中間データに基づいて、前記パラメータを更新する更新部と、
を有し、
前記送信部は、前記更新部により更新された前記データ生成モデルを、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかに送信する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記受信部は、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、所定の確率でノイズが付与された前記中間データを受信する、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の事業者からユーザに関する情報であるユーザ情報を収集し、データ分析を行うことが実施されている。例えば、特許文献1には、複数のユーザ情報を結合するための結合キーに基づいて、複数の事業者それぞれに対応するユーザの個人情報に関するデータを結合するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-117679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
事業者がデータの結合用としてシステムに提供可能なデータは、事業者が有しているデータのうち一部のレコードであることがある。この場合、事業者は、システム側に提供したデータに対応する結合後のデータをシステムから提供を受けることができる。これに対し、事業者側において、システム側に提供しなかった個人情報に関するデータに対し、どのような内容のデータが結合されるのかを予測したい場合がある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、データの結合用として提供しなかったデータに対し、どのような内容のデータが結合されるのかを予測可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、入力されたデータに基づいて決定され、出力されるデータの決定に用いられる複数の潜在変数を有するデータ生成モデルであって、第1事業者から取得した第1データ、又は第2事業者から取得した第2データのいずれか一方の入力を受け付けた場合に、前記第1データ又は前記第2データのうち、入力されなかったデータである未入力データに対応する前記潜在変数が取り得る値を生成することにより、入力された前記第1データ又は前記第2データと、前記未入力データに対応する疑似データとを関連付けた統合データである疑似統合データを出力するデータ生成モデルを生成する生成部と、前記生成部が生成した前記データ生成モデルを、前記第1事業者が使用する第1装置及び前記第2事業者が使用する第2装置の少なくともいずれかに送信する送信部と、を有する。
【0007】
前記生成部は、前記第1データと前記第2データとを関連付けたデータである統合データの入力に対し、前記統合データを出力するように設定された前記データ生成モデルであって、前記統合データとして前記第1データ及び前記第2データの少なくともいずれかが入力されたことに応じて、当該入力された統合データが出力されるように設定された損失関数によりパラメータを更新可能な前記データ生成モデルを生成してもよい。
【0008】
前記情報処理装置は、前記第1事業者から、前記第1データ及び前記第2データを識別するためのデータ識別情報であって、前記第1データと前記第2データとを関連付けるためのデータ識別情報と、前記第1データとを受信するとともに、前記第2事業者から、前記データ識別情報と前記第2データとを受信する受信部を有し、前記生成部は、前記データ識別情報に基づいて前記第1データと前記第2データとを関連付けたデータである統合データを生成し、生成した前記統合データの入力に対して、当該統合データが出力するように設定された前記損失関数により前記パラメータが設定される前記データ生成モデルを生成してもよい。
【0009】
前記受信部は、前記第1事業者が使用する第1装置及び前記第2事業者が使用する第2装置の少なくともいずれかから、所定の確率でノイズが付与された前記第1データ又は前記第2データを受信してもよい。
【0010】
前記情報処理装置は、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかから、前記損失関数により前記パラメータが更新されたデータ生成モデルである更新後モデルを受信する受信部と、前記更新後モデルに含まれる前記パラメータに基づいて、前記生成部により生成されたデータ生成モデルに設けられている前記パラメータを更新することにより、前記データ生成モデルを更新する更新部と、を有し、前記送信部は、前記更新部により更新された前記データ生成モデルを、前記第1装置及び前記第2装置の少なくともいずれかに送信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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