TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025108311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024002163
出願日
2024-01-10
発明の名称
眼科システム
出願人
株式会社トプコン
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250715BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】検者が一つの遠隔操作装置を用いて複数の眼科装置を遠隔で操作する場合、一人の検者が複数の被検者と個別に対話することができる眼科システムを提供する。
【解決手段】眼科システムは、三つの眼科装置と、各眼科装置から遠隔の位置に存在する一つの遠隔操作装置と、を備える。各眼科装置と遠隔操作装置とは互いに通信可能であり、検者が遠隔操作装置を用いて各眼科装置を遠隔で操作する。各眼科装置と遠隔操作装置とは、それぞれマイク及びスピーカを有する。眼科システムは、各眼科装置側の被検者と遠隔操作装置側の検者とが対話可能なインタラクティブ機能を有する。遠隔操作装置は、二つ以上の眼科装置でインタラクティブ機能がオンの場合(ステップS101)、一つの眼科装置におけるインタラクティブ機能のオンを維持し(ステップS102等)、残りの眼科装置に対しインタラクティブ機能を一時停止とする指示を出す(ステップS103)。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の眼科装置と、各前記眼科装置から遠隔の位置に存在する一つのホスト装置と、を備え、
各前記眼科装置と前記ホスト装置とは互いに通信可能であり、検者が前記ホスト装置を用いて各前記眼科装置を遠隔で操作する眼科システムにおいて、
各前記眼科装置と前記ホスト装置とは、それぞれマイク及びスピーカを有し、
各前記眼科装置側の被検者と前記ホスト装置側の検者とが対話可能なインタラクティブ機能を有し、
前記ホスト装置は、複数の前記眼科装置のうち二つ以上の前記眼科装置で前記インタラクティブ機能がオンの場合、一つの前記眼科装置における前記インタラクティブ機能のオンを維持し、残りの前記眼科装置に対し前記インタラクティブ機能を一時停止とする指示を出す
ことを特徴とする眼科システム。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された眼科システムにおいて、
前記ホスト装置は、前記二つ以上の眼科装置で前記インタラクティブ機能がオンのとき、最先で前記インタラクティブ機能がオンとなった前記一つの眼科装置、又は、最先で前記インタラクティブ機能を用いて検者と被検者の対話を開始した前記一つの眼科装置、若しくは、前記ホスト装置を通じて検者により選択された前記一つの眼科装置、における前記インタラクティブ機能のオンを維持する
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項3】
請求項1に記載された眼科システムにおいて、
前記ホスト装置は、前記残りの眼科装置に対し、前記インタラクティブ機能を一時停止とする一時停止信号を出力する
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項4】
請求項3に記載された眼科システムにおいて、
前記残りの眼科装置のそれぞれは、前記ホスト装置から前記一時停止信号が入力されると、該各眼科装置側の被検者へ前記インタラクティブ機能の一時停止を報知する
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項5】
請求項3に記載された眼科システムにおいて、
前記ホスト装置は、前記一つの眼科装置に対し前記インタラクティブ機能をオフ又は一時停止とする指示を出す場合、前記残りの眼科装置のうち一つに対し、前記インタラクティブ機能の一時停止からオンを再開する指示を出す
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項6】
請求項1から5までの何れか一項に記載された眼科システムにおいて、
前記ホスト装置は、各前記眼科装置に対し、前記インタラクティブ機能を一時停止とする一時停止信号及び前記インタラクティブ機能の一時停止からオンを再開する再開信号を出力する出力手段を有する
ことを特徴とする眼科システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科システムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
インターネット等を通じて、検者(例えば、眼科医、検眼医、視能訓練士等)がホスト装置を用いて眼科装置を遠隔で操作すること(以下、「検者の遠隔操作」と省略することがある)が可能なものが知られている(例えば特許文献1と2参照)。又、検者の遠隔操作が可能である場合、ホスト装置にマイクが設けられ、眼科装置にスピーカが設けられて、検者の音声がスピーカを通じて被検者へ報知されるものが知られている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-073686号公報
特開2023-039506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、検者の遠隔操作では、被検者が検者と対話したいことがある。又、検者の遠隔操作が可能であるので、一つのホスト装置を用いて複数の眼科装置を遠隔で操作することが可能である。このため、一人の検者が複数の被検者と同時に対話した場合、適切な対話が難しくなるという問題がある。
【0005】
本開示は、上記問題に着目してなされたもので、検者が一つのホスト装置を用いて複数の眼科装置を遠隔で操作する場合、一人の検者が複数の被検者と個別に対話することができる眼科システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の眼科システムは、複数の眼科装置と、各前記眼科装置から遠隔の位置に存在する一つのホスト装置と、を備える。各前記眼科装置と前記ホスト装置とは互いに通信可能であり、検者が前記ホスト装置を用いて各前記眼科装置を遠隔で操作する。眼科システムにおいて、各前記眼科装置と前記ホスト装置とは、それぞれマイク及びスピーカを有する。眼科システムは、各前記眼科装置側の被検者と前記ホスト装置側の検者とが対話可能なインタラクティブ機能を有する。前記ホスト装置は、複数の前記眼科装置のうち二つ以上の前記眼科装置で前記インタラクティブ機能がオンの場合、一つの前記眼科装置における前記インタラクティブ機能のオンを維持し、残りの前記眼科装置に対し前記インタラクティブ機能を一時停止とする指示を出す。
【発明の効果】
【0007】
本開示の眼科システムによれば、検者が一つのホスト装置を用いて複数の眼科装置を遠隔で操作する場合、一人の検者が複数の被検者と個別に対話することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る実施例1として眼科システムであり、一つの遠隔操作装置と複数の眼科装置との接続関係を示す概略図である。
眼科システムの一例を示す概略図である。
眼科システムにおける制御系の構成を示すブロック図である。
検者モニタ部に表示される三つの眼科装置における被検者の一例を示す概略図である。
眼科システムに含まれる各眼科装置の処理の流れを示すフローチャートである。
各眼科装置の検査誘導処理を示すサブフローチャートである。
各眼科装置の検査実行処理を示すサブフローチャートである。
インタラクティブ機能がオンのとき、遠隔操作装置の実行処理を示すフローチャートである。
インタラクティブ機能がオンのとき、眼科装置の実行処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の図8と図9のフローチャートで実施される制御の処理の一例を説明するタイムチャートである。
図10のタイムチャートの時刻t1の検者モニタ部に表示される一例を示す概略図である。
図10のタイムチャートの時刻t2の検者モニタ部に表示される一例を示す概略図である。
図10のタイムチャートの時刻t6の検者モニタ部に表示される一例を示す概略図である。
図10のタイムチャートの時刻t7の検者モニタ部に表示される一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る眼科システムを実施するための形態は、図面に示す実施例1に基づいて以下のように説明される。なお、図中の互いに直交するXYZ方向(三軸方向)のうちで、Y方向は上下方向である。Z方向は、被検者の被検眼(不図示)に近づく前方向と被検者から遠ざかる後方向とに平行な前後方向(作動距離方向)である。又、X方向は、上下方向及び前後方向の双方に垂直な左右方向である。
【実施例】
【0010】
実施例1に適用される眼科システム1を、図1と図2を用いて説明する。眼科システム1は、眼科装置10を三つ備える。三つの眼科装置10は、第1眼科装置10Aと、第2眼科装置10Bと、第3眼科装置10Cと、である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社トプコン
眼科システム
5日前
株式会社トプコン
眼科システム
5日前
株式会社トプコン
眼科システム
20日前
株式会社トプコン
顕微鏡及び顕微鏡の作動方法
25日前
株式会社トプコン
眼科撮影装置
11日前
株式会社トプコン
眼科装置、眼科装置を制御する方法、プログラム、及び記録媒体
1か月前
株式会社トプコン
点群データ処理装置、点群データ処理方法および点群データ処理用プログラム
19日前
株式会社 SAI
眼底画像を用いた疾病リスク判定システム、機械学習モデル生成装置、疾病リスク判定装置及び疾病リスク判定方法
18日前
個人
健康器具
5か月前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
短下肢装具
6日前
個人
歯の掃除具
8か月前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
前腕誘導装置
10日前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
身体牽引装置
9か月前
個人
乗馬テラピー
9か月前
個人
嚥下鍛錬装置
21日前
個人
白内障治療法
4か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
塗り薬塗り具
7か月前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
導電香
5か月前
個人
健康器具
7か月前
個人
クリップ
6か月前
個人
収納容器
7か月前
個人
片足歩行支援具
6か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
染毛方法
8か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
発熱器具
8か月前
個人
車椅子持ち上げ器
4か月前
個人
陣痛緩和具
21日前
続きを見る
他の特許を見る