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公開番号
2025108302
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024002151
出願日
2024-01-10
発明の名称
躯体の耐火被覆方法及び耐火被覆構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20250715BHJP(建築物)
要約
【課題】木製柱を有する躯体の耐火性を高めることが可能な躯体の耐火被覆方法及び耐火被覆構造を提供することである。
【解決手段】木製柱10と、木製柱10に接合された梁20と、梁20に支持されたコンクリートスラブ30と、を有する建築物2の躯体の耐火被覆方法であって、木製柱10の表面に耐火被覆材として石膏ボード40を貼り付ける工程と、石膏ボード40が貼り付けられた木製柱10に梁20を接合する工程と、木製柱10に接合された梁20に支持されたデッキ31に、石膏ボード40の下端側の一部が埋め込まれるようにコンクリートを打設してコンクリートスラブ30を形成する工程と、を有することを特徴とする躯体の耐火被覆方法及び耐火被覆構造1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木製柱と、前記木製柱に接合された梁と、前記梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する建築物の躯体の耐火被覆方法であって、
前記木製柱の表面に耐火被覆材として石膏ボードを貼り付ける工程と、
前記石膏ボードが貼り付けられた前記木製柱に前記梁を接合する工程と、
前記木製柱に接合された前記梁に支持されたデッキに、前記石膏ボードの下端側の一部が埋め込まれるようにコンクリートを打設して前記コンクリートスラブを形成する工程と、を有することを特徴とする躯体の耐火被覆方法。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記コンクリートスラブを形成した後、前記石膏ボードの外側且つ前記コンクリートスラブの上側に副石膏ボードを貼り付ける工程をさらに有する、請求項1に記載の躯体の耐火被覆方法。
【請求項3】
木製柱と、前記木製柱に接合された梁と、前記梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する建築物の躯体の耐火被覆構造であって、
前記木製柱の表面に耐火被覆材として貼り付けられ、下端側の一部が前記コンクリートスラブに埋め込まれた石膏ボードを有することを特徴とする躯体の耐火被覆構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木製柱と、木製柱に接合された梁と、梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する建築物の躯体の耐火被覆方法及び耐火被覆構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば研修施設、社員寮、集合住宅などの、柱と、柱に接合された梁と、梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する躯体を備えた建築物として、環境対策のために、柱として木製柱を用いることで躯体の一部を木造としたものが知られている。
【0003】
このような建築物では、耐火性を高めるために、木製柱の表面に耐火被覆として石膏ボードを貼り付けた構成とするのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-63733号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
木製柱のコンクリートスラブの上側に貼り付けられる石膏ボードは、木製柱の表面が外部に露出して耐火性が損なわれることを防止するために、コンクリートスラブの上面に下端が当接するように木製柱の表面に貼り付けられる。
【0006】
しかし、石膏ボードは、ある一定以上の高温にまで加熱されると収縮を生じる性質を有しているので、火災の際に石膏ボードが収縮して当該石膏ボードとコンクリートスラブとの間に隙間が生じ、木製柱の耐火性が低下する虞がある、という問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、木製柱を有する躯体の耐火性を高めることが可能な躯体の耐火被覆方法及び耐火被覆構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の躯体の耐火被覆方法は、木製柱と、前記木製柱に接合された梁と、前記梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する建築物の躯体の耐火被覆方法であって、前記木製柱の表面に耐火被覆材として石膏ボードを貼り付ける工程と、前記石膏ボードが貼り付けられた前記木製柱に前記梁を接合する工程と、前記木製柱に接合された前記梁に支持されたデッキに、前記石膏ボードの下端側の一部が埋め込まれるようにコンクリートを打設して前記コンクリートスラブを形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の躯体の耐火被覆方法は、上記の構成において、前記コンクリートスラブを形成した後、前記石膏ボードの外側且つ前記コンクリートスラブの上側に副石膏ボードを貼り付ける工程をさらに有するのが好ましい。
【0010】
本発明の躯体の耐火被覆構造は、木製柱と、前記木製柱に接合された梁と、前記梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する建築物の躯体の耐火被覆構造であって、前記木製柱の表面に耐火被覆材として貼り付けられ、下端側の一部が前記コンクリートスラブに埋め込まれた石膏ボードを有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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