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公開番号
2025107034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000743
出願日
2024-01-05
発明の名称
戸当り装置およびそのドア側部材
出願人
マツ六株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
E05F
5/02 20060101AFI20250710BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ドア側部材が床側部材に当たる際の衝撃の緩和を図ることが可能な戸当り装置を提供する。
【解決手段】戸当り装置は、床側部材とドア側部材1とを備える。ドア側部材1は、アーム部材11と付勢部材12とアブソーバ13と規制部材14とを含む。アーム部材11は、先端にローラ113を有し、退避位置と張出位置との間で回動可能である。付勢部材12は、アーム部材11を張出位置側に付勢する。規制部材14は、アーム部材11を退避位置で規制する。床側部材には、ローラ113と係合される係合溝が形成されている。開き戸が開扉方向に移動される際に、ローラ113が係合溝に当接されて規制部材14による規制が解除されることにより、アーム部材11が退避位置から張出位置側に回動され、そのアーム部材11の回動がアブソーバ13によって緩やかにされる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
床面に設けられる床側部材と、
開き戸の下端部に設けられるドア側部材とを備える戸当り装置であって、
前記ドア側部材は、回動可能に設けられたアーム部材と、前記アーム部材を付勢する付勢部材と、前記アーム部材の回動を緩やかにするためのアブソーバと、前記アーム部材の回動を規制する規制部材とを含み、
前記アーム部材は、先端に係合部を有しており、前記係合部が前記開き戸の下方に退避される退避位置と、前記係合部が前記開き戸から張り出される張出位置との間で回動可能に構成され、
前記付勢部材は、前記アーム部材を前記張出位置側に付勢するように設けられ、
前記規制部材は、前記アーム部材を前記退避位置で規制するように構成され、
前記床側部材には、前記係合部と係合される係合溝が形成され、
前記規制部材によって前記アーム部材が前記退避位置に位置している状態で、前記開き戸が開扉方向に移動される際に、前記係合部が前記係合溝に当接されて前記規制部材による規制が解除されることにより、前記アーム部材が前記退避位置から前記張出位置側に回動され、そのアーム部材の回動が前記アブソーバによって緩やかにされ、前記係合部が前記係合溝に沿って移動されて前記係合部が前記係合溝に係合されるように構成されていることを特徴とする戸当り装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の戸当り装置において、
前記係合部が前記係合溝に係合された状態から前記開き戸が閉扉方向に移動される際に、前記係合部が前記係合溝に沿って移動され、前記アーム部材が前記張出位置から前記退避位置に回動されることにより、前記規制部材によって前記アーム部材が前記退避位置で規制されるとともに、前記係合部および前記係合溝の係合が解除されるように構成されていることを特徴とする戸当り装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の戸当り装置において、
前記ドア側部材は、矩形箱状の筐体を含み、
前記アーム部材は、回動可能な基部と、前記基部から延びるアーム部とを有し、前記アーム部の先端に前記係合部が設けられ、
前記筐体には、前記基部、前記付勢部材、前記アブソーバおよび前記規制部材が収容されていることを特徴とする戸当り装置。
【請求項4】
請求項3に記載の戸当り装置において、
前記アブソーバが前記基部に対して一方側に配置されるとともに、前記付勢部材が前記基部に対して他方側に配置されており、
前記アブソーバの一方端部が前記筐体に取り付けられ、前記アブソーバの他方端部が前記基部に連結され、
前記付勢部材の一方端部が前記基部に連結され、前記付勢部材の他方端部が前記筐体に支持されていることを特徴とする戸当り装置。
【請求項5】
請求項3に記載の戸当り装置において、
前記規制部材は、前記筐体に基端が取り付けられた板ばねと、前記板ばねの先端に形成された係止突起とを有し、
前記基部には、前記係止突起と係合される凹部が形成されていることを特徴とする戸当り装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の戸当り装置において、
前記係合部は、回転可能なローラであることを特徴とする戸当り装置。
【請求項7】
開き戸の下端部に設けられる戸当り装置のドア側部材であって、
回動可能に設けられたアーム部材と、
前記アーム部材を付勢する付勢部材と、
前記アーム部材の回動を緩やかにするためのアブソーバと、
前記アーム部材の回動を規制する規制部材とを備え、
前記アーム部材は、先端に係合部を有しており、前記係合部が前記開き戸の下方に退避される退避位置と、前記係合部が前記開き戸から張り出される張出位置との間で回動可能に構成され、
前記付勢部材は、前記アーム部材を前記張出位置側に付勢するように設けられ、
前記規制部材は、前記アーム部材を前記退避位置で規制するように構成され、
前記アブソーバは、前記開き戸が開扉方向に移動される際に、戸当り装置の床側部材に前記係合部が当接され、前記アーム部材が前記退避位置から前記張出位置側に回動されるときに、前記アーム部材の回動を緩やかにするように構成されていることを特徴とする戸当り装置のドア側部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸当り装置およびそのドア側部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、開き戸の最大開扉量を規定するための戸当り装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
戸当り装置は、床面に設けられるストッパ固定体(床側部材)と、開き戸の下端部に設けられるストッパ可動体(ドア側部材)とを備えている。ストッパ可動体は、取付片と、取付片に回動可能に設けられたストッパ杆と、ストッパ杆の先端に形成された突出片とを含んでいる。ストッパ固定体は、本体と、本体の上面に形成された溝と、本体の周囲に設けられた緩衝部材とを含んでいる。溝は、導入導出部と、往路と、係止部と、復路とを有する。緩衝部材は、開き戸を開いた場合に、突出片および溝に大きな衝撃力が加わるのを抑制するために、取付片が当接されるようになっている。
【0004】
そして、開き戸を開くと、突出片が導入導出部から往路を介して係止部に導入される。このため、開き戸が開放状態で保持される。その後、開き戸を少し開いて放すと、突出片が係止部から復路を通って導入導出部から導出される。これにより、開き戸を閉じることが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-252336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、開き戸が開扉方向に移動され、ドア側部材が床側部材に当たる際の衝撃を緩和することについて改善の余地がある。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ドア側部材が床側部材に当たる際の衝撃の緩和を図ることが可能な戸当り装置およびそのドア側部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による戸当り装置は、床面に設けられる床側部材と、開き戸の下端部に設けられるドア側部材とを備える。ドア側部材は、回動可能に設けられたアーム部材と、アーム部材を付勢する付勢部材と、アーム部材の回動を緩やかにするためのアブソーバと、アーム部材の回動を規制する規制部材とを含む。アーム部材は、先端に係合部を有しており、係合部が開き戸の下方に退避される退避位置と、係合部が開き戸から張り出される張出位置との間で回動可能に構成されている。付勢部材は、アーム部材を張出位置側に付勢するように設けられている。規制部材は、アーム部材を退避位置で規制するように構成されている。床側部材には、係合部と係合される係合溝が形成されている。戸当り装置は、規制部材によってアーム部材が退避位置に位置している状態で、開き戸が開扉方向に移動される際に、係合部が係合溝に当接されて規制部材による規制が解除されることにより、アーム部材が退避位置から張出位置側に回動され、そのアーム部材の回動がアブソーバによって緩やかにされ、係合部が係合溝に沿って移動されて係合部が係合溝に係合されるように構成されている。
【0009】
上記戸当り装置において、係合部が係合溝に係合された状態から開き戸が閉扉方向に移動される際に、係合部が係合溝に沿って移動され、アーム部材が張出位置から退避位置に回動されることにより、規制部材によってアーム部材が退避位置で規制されるとともに、係合部および係合溝の係合が解除されるように構成されていてもよい。
【0010】
上記戸当り装置において、ドア側部材は、矩形箱状の筐体を含み、アーム部材は、回動可能な基部と、基部から延びるアーム部とを有し、アーム部の先端に係合部が設けられ、筐体には、基部、付勢部材、アブソーバおよび規制部材が収容されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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