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公開番号
2025106975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000624
出願日
2024-01-05
発明の名称
カーポート
出願人
株式会社 FD
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E04H
6/02 20060101AFI20250710BHJP(建築物)
要約
【課題】 施工が容易なカーポートのための技術を提供する。
【解決手段】 カーポートは、地面上に設けられた基礎と、基礎から上方に延びる少なくとも一つの支柱と、少なくとも一つの支柱によって支持されており、駐車スペースの少なくとも一部を上方から覆う屋根とを備える。基礎は、駐車スペース内へ延在しており、駐車スペース内に位置する側面が、駐車される自動車の車輪に当接する輪留めとして機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地面上に設けられた基礎と、
前記基礎から上方に延びる少なくとも一つの支柱と、
前記少なくとも一つの支柱によって支持されており、駐車スペースの少なくとも一部を上方から覆う屋根と、を備え、
前記基礎は、前記駐車スペース内へ延在しており、駐車スペース内に位置する側面が、駐車される自動車の車輪に当接する輪留めとして機能する、
カーポート。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記少なくとも一つの支柱に対して、前記屋根が前記駐車スペースに向けて延在する方向と、前記基礎が前記駐車スペースに向けて延在する方向とが一致している、請求項1に記載のカーポート。
【請求項3】
前記支柱の下端は、前記基礎内に位置している、請求項2に記載のカーポート。
【請求項4】
前記支柱の下端は、前記基礎内に配置された板材に固定されている、請求項3に記載のカーポート。
【請求項5】
前記板材を構成する材料は、基礎を構成する材料よりも、高い引張強度を有する、請求項4に記載のカーポート。
【請求項6】
前記地面はコンクリートであり、
前記支柱の下端は、前記基礎内で前記地面にコンクリート用のアンカーボルトで固定されている、請求項3に記載のカーポート。
【請求項7】
前記少なくとも一つの支柱は、互いに反対側から自動車が出入りする二つの駐車スペースの間に位置しており、
前記基礎は、前記二つの駐車スペースの各々に向けて両側へ延在しており、一方の駐車スペース内に位置する側面と、他方の駐車スペース内に位置する側面とのそれぞれが、駐車される自動車の車輪に当接する輪留めとして機能する、請求項1から6のいずれか一項に記載のカーポート。
【請求項8】
前記少なくとも一つの支柱は、第1方向に沿って配列された複数の支柱を含み、
前記複数の支柱は、前記第1方向に沿って配列されているとともに互いに反対側から自動車が出入りする二列の駐車スペースの間に位置しており、
前記基礎は、前記二列の駐車スペースの各々に向けて両側へ延在しており、一方の列の駐車スペース内に位置する側面と、他方の列の駐車スペース内に位置する側面とのそれぞれが、駐車される自動車の車輪に当接する輪留めとして機能する、請求項1から6のいずれか一項に記載のカーポート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、自動車の駐車スペースを覆うカーポートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、カーポートが記載されている。このカーポートは、地面に立設された支柱と、支柱によって支持された屋根を備える。屋根は、駐車スペースの少なくとも一部を覆い、駐車スペースや駐車された自動車を雨滴や日光から保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カーポートの支柱は、地面に対して強固に固定される必要がある。そのため、従来のカーポートでは、支柱を支持する基礎を地中に埋設したり、地面に打ち込んだ杭に支柱を連結するといった構造が採用されている。しかしながら、これらの構造では、基礎を埋設するために地面を掘り起こしたり、地面に対して杭を深く打ち込む必要があり、その施行において比較的に大掛かりな重機や作業が必要とされる。
【0005】
上記を鑑み、本明細書は、施工が容易なカーポートを提供するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、カーポートに具現化される。このカーポートは、地面上に設けられた基礎と、基礎から上方に延びる少なくとも一つの支柱と、少なくとも一つの支柱によって支持されており、駐車スペースの少なくとも一部を上方から覆う屋根とを備える。基礎は、駐車スペース内へ延在しており、駐車スペース内に位置する側面が、駐車される自動車の車輪に当接する輪留めとして機能する。
【0007】
上記した構成では、支柱を支持する基礎が、地中に埋設されておらず、地面上に設けられている。このような基礎は、例えば地面上に型枠を配置することで、容易に成形することできる。その一方で、基礎が地中に埋設されていないことから、支柱を安定して支持するためには、支柱の足として機能する基礎の面積を、比較的に大きくすることが必要となる。しかしながら、基礎の面積を大きくすると、基礎による占有面積が拡大し、それに加えて駐車スペースを確保しとうとすると、駐車場全体として必要とされる面積の拡大を招いてしまう。
【0008】
この点に関して、上記した構成では、基礎を敢えて駐車スペース内へ延在させるとともに、その側面が輪留めとして機能するように構成されている。このような構成によると、基礎の専有面積と駐車スペースとを部分的にオーバラップさせることができ、支柱の足として機能する基礎の面積を十分に確保しつつ、駐車場全体として必要とされる面積の拡大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例のカーポート10の側面図。
実施例のカーポート10の平面図。
図1のIII-III線における断面図。
図3中のIV-IV線における断面図であって、基礎30の内部構造を示す断面図。
基礎30の内部構造の変形例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本技術の一実施形態では、少なくとも一つの支柱に対して、屋根が駐車スペースに向けて延在する方向と、基礎が駐車スペースに向けて延在する方向とが一致してもよい。このような構成によると、屋根の重量によって傾倒しようとする支柱を、同じ方向へ延在する基礎によって効果的に支えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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