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公開番号
2025088296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202912
出願日
2023-11-30
発明の名称
ソーラパネルを用いたカーポート
出願人
株式会社 FD
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E04H
6/02 20060101AFI20250604BHJP(建築物)
要約
【課題】 ソーラパネルを屋根材とするカーポートにおいて、雨漏れを防止する。
【解決手段】 カーポートは、駐車スペースの上方に設置され、各々が縦方向に延在する複数の縦梁と、複数の縦梁に亘って架設され、各々が横方向に延在する複数の横レールと、複数の横レールによって支持されており、駐車スペースを覆うように配列された複数のソーラパネルとを備える。横レールには、ソーラパネルから流入する雨水を、自己の長手方向に沿って案内する雨水路が設けられている。横方向に隣接する二つのソーラパネルの隙間の下方には、隣接する二以上の横レールの間を縦方向に延在する水受け樋が設けられている。そして、水受け樋の一端は、横レールの雨水路へ通水可能に接続されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
駐車スペースの上方に設置され、各々が縦方向に延在するた複数の縦梁と、
前記複数の縦梁に亘って架設され、各々が横方向に延在する複数の横レールと、
前記複数の横レールによって支持されており、前記駐車スペースを覆うように配列された複数のソーラパネルと、
を備え、
前記横レールには、前記ソーラパネルから流入する雨水を、自己の長手方向に沿って案内する雨水路が設けられており、
前記横方向に隣接する二つのソーラパネルの隙間の下方には、隣接する二以上の横レールの間を前記縦方向に延在する水受け樋が設けられており、
前記水受け樋の一端は、前記横レールの前記雨水路へ通水可能に接続されている、
カーポート。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記水受け樋の前記一端は、前記横レールの側壁に固定されており、
前記横レールの前記側壁には、前記水受け樋を前記雨水路へ通水可能に接続する通水孔が設けられている、請求項1に記載のカーポート。
【請求項3】
前記横レールの前記側壁と前記水受け樋の前記一端との間には、シール部材が設けられている、請求項2に記載のカーポート。
【請求項4】
前記水受け樋は、前記縦方向に沿って勾配を有し、
前記水受け樋の前記一端は、水下側の一端である、請求項1から3のいずれか一項に記載のカーポート。
【請求項5】
前記横レールの側壁には、前記側壁から突出する雨水受けが、前記横レールの前記長手方向に沿って延在して設けられている、請求項1に記載のカーポート。
【請求項6】
前記雨水受けは、前記側壁に向かうにつれて下方に傾斜している、請求項5に記載のカーポート。
【請求項7】
前記横レールの前記側壁には、前記雨水受けを前記雨水路へ通水可能に接続する通水孔が設けられている、請求項5又は6に記載のカーポート。
【請求項8】
前記ソーラパネルは、長辺と短辺を有する長方形状であり、
前記ソーラパネルの前記長辺は、前記横レールに固定されており、
前記ソーラパネルの前記短辺は、前記水受け樋の上方に位置している、請求項1に記載のカーポート。
【請求項9】
前記縦梁を支持する支柱をさらに備え、
前記支柱は、地面に立設された杭材に、機械式継手を介して接続されている。請求項1に記載のカーポート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、ソーラパネル(太陽光パネルや太陽電池モジュールとも称される)を用いたカーポートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、カーポートが記載されている。このカーポートでは、その屋根を構成するパネル材として、ソーラパネルが採用されている。ソーラパネルは、縦横へマトリクス状に配列されており、それらのソーラパネルを支持する横レール及び縦レールには、雨水を案内するための通路や溝が形成されている。
【0003】
ここで、本明細書における「縦」及び「横」の表現は、互いに交差する二つの方向を便宜的に示すものであり、特定の方向に限定されない。例えば、縦方向に延びる梁又はレールに勾配が設けられてもよいし、横方向に延びる梁又はレールに勾配が設けられてもよい。あるいは、それらの両者に勾配が設けられてもよいし、それらのいずれにも勾配が設けられなくてもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-14764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したカーポートでは、複数のソーラパネルが、横方向には隙間なく配列される一方で、縦方向には隙間を空けて配列されている。このような構成によると、ソーラパネル上に落下した雨水が、雨漏れすることなく縦方向へ流れた後に、横方向に延びる隙間から横レールへ回収されることが説明されている。しかしながら、ソーラパネルの寸法誤差や取付誤差を考慮すると、横方向に隣接する二つのソーラパネルの間から、隙間を完全に排除することは難しい。そのため、ソーラパネル上の雨水が、当該隙間を通じて雨漏れするおそれがある。
【0006】
上記を鑑み、本明細書は、ソーラパネルを用いたカーポートにおいて、雨漏れを防止するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書が開示する技術は、カーポートに具現化される。このカーポートは、駐車スペースの上方に設置され、各々が縦方向に延在する複数の縦梁と、複数の縦梁に亘って架設され、各々が横方向に延在する複数の横レールと、複数の横レールによって支持されており、駐車スペースを覆うように配列された複数のソーラパネルとを備える。横レールには、ソーラパネルから流入する雨水を、自己の長手方向に沿って案内する雨水路が設けられている。横方向に隣接する二つのソーラパネルの隙間の下方には、隣接する二以上の横レールの間を縦方向に延在する水受け樋が設けられている。そして、水受け樋の一端は、横レールの雨水路へ通水可能に接続されている。
【0008】
上記した構成によると、縦方向に隣接する二つのソーラパネルの隙間では、雨水路を有する横レールが存在しており、ソーラパネルから当該隙間に流入する雨水が、横レールの雨水路によって回収される。一方、横方向に隣接する二つのソーラパネルの隙間では、その下方に水受け樋が設けられており、当該隙間から落下する雨水が、水受け樋によって受け止められる。水受け樋に受け止められた雨水は、水受け樋の一端から横レールの雨水路へ回収される。雨水路に回収された雨水は、例えば横レールの両端から駐車スペース外へ排水される。これにより、ソーラパネルのいずれの隙間からも、駐車スペースへ雨漏れすることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例のカーポート10の側面図。
実施例のカーポート10の平面図。
ソーラパネル50の図示を省略したカーポート10の平面図。
図2中のIV-IV線における断面図。
図4中のV-V線における端面図。
図4に示す断面図に、雨水RWの流れを示す矢印を付与した図。
カーポート10の変形例を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本技術の一実施形態において、前記した水受け樋の一端は、横レールの側壁に固定されていてもよい。この場合、横レールの側壁には、水受け樋を雨水路へ通水可能に接続する通水孔が設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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