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公開番号
2025106750
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000340
出願日
2024-01-04
発明の名称
プラグインハイブリッド車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
6/40 20071001AFI20250709BHJP(車両一般)
要約
【課題】低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することができるミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】ミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両1は、フロアパネルの下に配設された、バッテリ50と、燃料タンク52と、排気管54とを備えている。バッテリ50は、車幅方向中央を通って車両右側の領域RAと車両左側の領域LAとの双方に亘って配設されている。バッテリ50は、バッテリ50の重心位置51が、車幅方向中央からオフセットするように車幅方向の片側に寄せて配設されている。排気管54は、バッテリ50が寄せられている側とは車幅方向の反対側に寄せて配設されている。排気管54は、バッテリ50の側方を通して配設されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンとモータを動力源として備え、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、前記モータに供給する電力を蓄えるバッテリと、外部からの電力を前記バッテリに充電する車載充電器と、前記エンジン及び前記モータの回転動力を前輪に伝達する動力伝達機構と、前記モータを駆動するインバータと、前記エンジンからの排気を車両後方に導く排気管と、排気音を低減するマフラと、を備え、車室と荷室が仕切られていないミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両であり、
前記車室よりも車両前方にエンジンコンパートメントを備え、
前記エンジンコンパートメント内に、前記エンジンと、前記モータと、前記動力伝達機構と、前記インバータと、が配設されており、
車両の床面を構成するフロアパネル上に、1列目のシートと、前記1列目のシートよりも後方に位置する2列目のシートと、が配設され、
車両側面視において、前記1列目のシートは前記前輪よりも車両後方に位置し、前記2列目のシートは後輪よりも車両前方に位置し、前記2列目のシートは前記フロアパネル上に設けられた車両前後方向に延びるスライドレールに沿って車両前後方向にスライド可能であり、
前記フロアパネルの下に、
前記バッテリと、前記燃料タンクと、前記排気管と、前記マフラと、が配設され、
前記バッテリが、車幅方向中央を通って車両右側の領域と車両左側の領域との双方に亘るとともに、前記バッテリの重心位置が車幅方向中央からオフセットするように前記バッテリが車幅方向の片側に寄せて配設され、
前記排気管が、前記バッテリが寄せられている側とは車幅方向の反対側に寄せて配設され、前記バッテリの側方を通して配設されている
プラグインハイブリッド車両。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記マフラが、前記バッテリよりも車両後方に配設されており、
前記排気管が、前記エンジンと、前記マフラとを接続している
請求項1に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項3】
前記車両の側方にスライドドアを備え、
前記フロアパネルの下に、前記スライドドアをスライドさせるためのガイドレールを備え、
車両側面視において、前記ガイドレールの前端は、前記前輪よりも車両後方に位置し、前記ガイドレールの後端は、前記後輪よりも車両前方に位置し、前記ガイドレールが前記バッテリの一部とオーバーラップしており、
前記マフラは前記後輪の車軸よりも車両後方に位置し、
前記排気管が、前記バッテリと、前記ガイドレールとの間を通して車両前後方向に配設されている
請求項2に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項4】
前記ガイドレールは、車両前方ほど車幅方向内側に位置するように湾曲して前記スライドドアを車幅方向内側に引き込む湾曲部を有しており、
前記排気管が、前記ガイドレールの前記湾曲部に沿うように、車幅方向外側に屈曲している
請求項3に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項5】
前記フロアパネルの下に、後輪駆動用モータジェネレータを備え、
前記マフラが、前記後輪駆動用モータジェネレータよりも車両後方に配設されている
請求項1に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項6】
前記後輪駆動用モータジェネレータよりも車両後方且つ前記マフラの側方に燃料蒸気回収装置を備える
請求項5に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項7】
前記燃料タンクが、前記バッテリよりも車両後方に配設され、
給油口が、前記車両の側面且つ前記スライドドアよりも車両後方に配設されている
請求項3に記載のプラグインハイブリッド車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、外部電源に接続してバッテリを充電することができるプラグインハイブリッド車両に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駆動源としてエンジン及び駆動モータが配置されたハイブリッド車両において、バッテリと、高電圧系部品と、排気系部品とをフロアパネルの下にコンパクトに配置する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2列目のシートとして、前後方向にフロア上をスライド可能なスライドシートを備え、スライドドアを備えるミニバンタイプの車両が知られている。スライドシートのスライド量を確保するためには、長いスライドレールをフロアに配設する必要がある。そのため、ミニバンタイプの車両では、1列目のシートよりも後ろのフロアは、低くフラットな構造であることが望まれる。
【0005】
外部電源に接続してバッテリを充電することができるプラグインハイブリッド車両は、ハイブリッド車両に比べて、より大きなバッテリを備える必要がある。
すなわち、ミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両においては、低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するためのプラグインハイブリッド車両は、エンジンとモータを動力源として備え、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、前記モータに供給する電力を蓄えるバッテリと、外部からの電力を前記バッテリに充電する車載充電器と、前記エンジン及び前記モータの回転動力を前輪に伝達する動力伝達機構と、前記モータを駆動するインバータと、前記エンジンからの排気を車両後方に導く排気管と、排気音を低減するマフラと、を備える。前記プラグインハイブリッド車両は、車室と荷室が仕切られていないミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両である。前記プラグインハイブリッド車両は、前記車室よりも車両前方にエンジンコンパートメントを備える。前記エンジンコンパートメント内には、前記エンジンと、前記モータと、前記動力伝達機構と、前記インバータと、が配設されている。前記車両の床面を構成するフロアパネル上には、1列目のシートと、前記1列目のシートよりも後方に位置する2列目のシートと、が配設されている。車両側面視において、前記1列目のシートは前輪よりも車両後方に位置し、前記2列目のシートは後輪よりも車両前方に位置する。前記2列目のシートは前記フロアパネル上に設けられた車両前後方向に延びるスライドレールに沿って車両前後方向にスライド可能である。前記プラグインハイブリッド車両は、前記フロアパネルの下に、前記バッテリと、前記燃料タンクと、前記排気管と、前記マフラと、が配設されている。前記バッテリは、車幅方向中央を通って車両右側の領域と車両左側の領域との双方に亘るとともに、前記バッテリの重心位置が車幅方向中央からオフセットするように前記バッテリが車幅方向の片側に寄せて配設されている。前記排気管は、前記バッテリが寄せられている側とは車幅方向の反対側に寄せて配設され、前記バッテリの側方を通して配設されている。
【発明の効果】
【0007】
プラグインハイブリッド車両は、低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両の模式図である。
図2は、実施形態のプラグインハイブリッド車両が備えるスライドドアの平面図である。
図3は、実施形態のプラグインハイブリッド車両における内部構造を示す模式図である。
図4は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるシートの配置を示す模式図である。
図5は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるフロアパネルの上に配設された機器の配置を示す模式図である。
図6は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるフロアパネルの下に配設された機器の配置を示す模式図である。
図7は、実施形態のプラグインハイブリッド車両における駆動系及び電気系統の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、プラグインハイブリッド車両の一実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
<プラグインハイブリッド車両1の外部構造について>
図1は、本実施形態のプラグインハイブリッド車両1を示す模式図である。図1に示すように、プラグインハイブリッド車両1は、車両側面に、フロントドア2と、車両開口部3と、スライドドア4と、を備えている。プラグインハイブリッド車両1の車両側面且つフロントドア2よりも車両前方には、充電リッド61が配設されている。充電リッド61の内部には、後述する第1充電口18と、第2充電口19と、が配設されている。
【0010】
車両開口部3は、車両前後方向に移動するスライドドア4によって開閉される。また、車両開口部3の下部には、ステップパネル5が配設されている。ステップパネル5は、プラグインハイブリッド車両1の床面を構成するフロアパネル100の下部に配設されている。ステップパネル5の下面には、プラグインハイブリッド車両1の車両前後方向に延びるガイドレール11が固定されている。ガイドレール11の前端は、前輪14よりも車両後方に位置している。ガイドレール11の後端は、後輪15よりも車両前方に位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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