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公開番号
2025106657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000043
出願日
2024-01-04
発明の名称
カット装置、電子機器、カット判断方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B26D
7/22 20060101AFI20250709BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】シートが正しく載置されている状態か否かを判断することである。
【解決手段】カット装置は、シート32、カット部、載置台31、電圧検知部、制御部を備える。シート32は、カット対象物を載置し、導電部322A,322Bを有する。載置台31は、シート32を載置した際に導電部322A,322Bと重なる位置に導電部312A,312Bが設けられ、導電部322Aと重ならない位置に導電部312Cが設けられる。カット装置は、カッター刃をシート32における導電部312A,312Bに対応する位置に接触させた際の電圧を電圧検知部に検知させ、カッター刃をシート32における導電部312A,312Bに対応する位置に接触させた際の電圧を電圧検知部に検知させ、それらの電圧検知結果に基づいてシート32が正しく載置台31に載置されている状態か否かを判断する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
カット対象物を載置し、複数のシート導電部を有するシートと、
前記カット対象物をカットするカッター刃を有するカット部と、
前記シートを載置し、前記シートを載置した際に前記シート導電部と重なる位置に電気的に接続可能に配置された第1の本体導電部が設けられ、前記シート導電部と重ならない位置に第2の本体導電部が設けられた載置台と、
前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部に生じる電圧を検知する電圧検知部と、
前記カッター刃を前記シートにおける前記第1の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、前記カッター刃を前記シートにおける前記第2の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、それらの電圧検知結果に基づいて前記シートが正しく前記載置台に載置されている状態か否かを判断する制御部と、を備えることを特徴とするカット装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記電圧検知結果に基づいて前記シートが前記載置台の正常な位置に載置されているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のカット装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記シートが前記載置台の正常な位置に載置されていないと判断する場合に、当該シートが前記載置台の正常な位置に載置されていないことを報知することを特徴とする請求項2に記載のカット装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記電圧検知結果に基づいて前記シートが前記載置台に載置されているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のカット装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記シートが前記載置台に載置されていないと判断する場合に、当該シートが前記載置台に載置されていないことを報知することを特徴とする請求項4に記載のカット装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記電圧検知結果に基づいて前記シートが前記載置台に正常な方向に載置されているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のカット装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記シートが前記載置台に正常な方向に載置されていないと判断する場合に、前記シートが前記載置台に正常な方向に載置されていないことを報知することを特徴とする請求項6に記載のカット装置。
【請求項8】
前記カッター刃は、接地され、
前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部は、電源電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載のカット装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記電圧を検知するために前記カッター刃を前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部に対応する位置に接触させる圧力を、カット動作時の圧力よりも弱くすることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のカット装置。
【請求項10】
カット対象物を載置し、複数のシート導電部を有するシートと、
前記シートに接触する接触部と、
前記シートを載置し、前記シートを載置した際に前記シート導電部と重なる位置に電気的に接続可能に配置された第1の本体導電部が設けられ、前記シート導電部と重ならない位置に第2の本体導電部が設けられた載置台と、
前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部に生じる電圧を検知する電圧検知部と、
前記接触部を前記シートにおける前記第1の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、前記接触部を前記シートにおける前記第2の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、それらの電圧検知結果に基づいて前記シートが正しく前記載置台に載置されている状態か否かを判断する制御部と、を備えることを特徴とする電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カット装置、電子機器、カット判断方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カット対象物をカットするカット装置が知られている。例えば、カッター刃を有し、まずプラテン上のカット対象物としてのシート状の媒体に対してカッター刃を突き刺して貫通させたのち、その貫通部分からカットを開始する媒体切断装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-74854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の媒体切断装置は、載置台としてのプラテン上に媒体をセットしているが、カッター刃でプラテンを傷つけるおそれがある。このため、カット装置において、柔らかい素材のシートをプラテンなどの設置台上に設置し、シート上にカット対象物を貼り付けてカットする方法が考えられる。
【0005】
しかし、カット対象物を載置したシートが正しく載置されていない状態でカットを開始してしまうと、載置台を傷つけてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明の課題は、シートが正しく載置されている状態か否かを判断することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題の解決のために、本発明のカット装置は、カット対象物を載置し、複数のシート導電部を有するシートと、前記カット対象物をカットするカッター刃を有するカット部と、前記シートを載置し、前記シートを載置した際に前記シート導電部と重なる位置に電気的に接続可能に配置された第1の本体導電部が設けられ、前記シート導電部と重ならない位置に第2の本体導電部が設けられた載置台と、前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部に生じる電圧を検知する電圧検知部と、前記カッター刃を前記シートにおける前記第1の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、前記カッター刃を前記シートにおける前記第2の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、それらの電圧検知結果に基づいて前記シートが正しく前記載置台に載置されている状態か否かを判断する制御部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の電子機器は、カット対象物を載置し、複数のシート導電部を有するシートと、前記シートに接触する接触部と、前記シートを載置し、前記シートを載置した際に前記シート導電部と重なる位置に電気的に接続可能に配置された第1の本体導電部が設けられ、前記シート導電部と重ならない位置に第2の本体導電部が設けられた載置台と、前記第1の本体導電部及び前記第2の本体導電部に生じる電圧を検知する電圧検知部と、前記接触部を前記シートにおける前記第1の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、前記接触部を前記シートにおける前記第2の本体導電部に対応する位置に接触させた際の電圧を前記電圧検知部に検知させ、それらの電圧検知結果に基づいて前記シートが正しく前記載置台に載置されている状態か否かを判断する制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、シートが正しく載置されている状態か否かを判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態のカット装置及びPCを示すブロック図である。
カット装置の機能構成を示すブロック図である。
紙が貼り付けられたシートが載置された載置台を示す斜視図である。
シート及び載置台を示す分解斜視図である。
紙が貼り付けられたシートが載置された載置台を示す上面図である。
第1のカット処理を示すフローチャートである。
変形例の載置台を示す上面図である。
変形例の正常な方向の状態のシートを示す上面図である。
第2のカット処理を示すフローチャートである。
表裏逆の状態のシートを示す上面図である。
前後逆の状態のシートを示す上面図である。
表裏逆かつ前後逆の状態のシートを示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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