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公開番号
2025106503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025065101,2023140496
出願日
2025-04-10,2019-10-14
発明の名称
多重仮定予測を用いるビデオ信号処理方法及び装置
出願人
ウィルス インスティテュート オブ スタンダーズ アンド テクノロジー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/105 20140101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオ信号をエンコーディング/デコードするビデオ信号処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】ビデオ信号処理方法は、現在ブロックの予測のための情報を受信する段階、予測のための情報に基づいて、現在ブロックにマージモードが適用されるか否かを判別する段階、現在ブロックにマージモードが適用される場合、現在ブロックに組合せ予測(combined prediction)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素を取得する段階、第1シンタックス要素が、現在ブロックに組合せ予測が適用されることを示す場合、現在ブロックのインター予測ブロック及びイントラ予測ブロックを生成する段階及び前記インター予測ブロック及び前記イントラ予測ブロックを加重和することによって現在ブロックの組合せ予測ブロック(combined prediction)を生成する段階を含む。
【選択図】図45
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオ信号処理方法であって、
現在ブロックの予測のための情報を受信する段階;
前記予測のための情報に基づいて、前記現在ブロックにマージモードが適用されるか否かを判別する段階;
前記現在ブロックにマージモードが適用される場合、前記現在ブロックに組合せ予測(combined prediction)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素を取得する段階であって、前記組合せ予測は、インター予測及びイントラ予測を結合した予測モードを示す、段階;
前記第1シンタックス要素が、前記現在ブロックに前記組合せ予測が適用されることを示す場合、前記現在ブロックのインター予測ブロック及びイントラ予測ブロックを生成する段階;及び
前記インター予測ブロック及び前記イントラ予測ブロックを加重和することによって前記現在ブロックの組合せ予測ブロック(combined prediction)を生成する段階を含む、ビデオ信号処理方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記現在ブロックの残差ブロックを復号化する段階;及び
前記組合せ予測ブロック及び前記残差ブロックを用いて前記現在ブロックを復元する段階をさらに含む、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項3】
前記残差ブロックを復号化する段階は、
前記第1シンタックス要素が、前記現在ブロックに前記組合せ予測が適用されないことを示す場合、前記現在ブロックにサブブロック変換(sub-block transform)が適用されるか否かを示す第2シンタックス要素を取得する段階をさらに含み、
前記サブブロック変換は、水平又は垂直方向に分割された前記現在ブロックのサブブロックのいずれか一つのサブブロックのみに対して変換を適用する変換モードを示す、請求項2に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項4】
前記第2シンタックス要素が存在しない場合、前記第2シンタックス要素の値は0と推論される、請求項3に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項5】
前記第1シンタックス要素が、前記現在ブロックに前記組合せ予測が適用されることを示す場合、前記現在ブロックの前記イントラ予測ブロックを生成するためのイントラ予測モードはプレーナモード(planar mode)に設定される、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項6】
前記組合せ予測のために参照される左側周辺ブロック及び上側周辺ブロックの位置を設定する段階をさらに含み、
左側周辺ブロック及び上側周辺ブロックの位置は、前記イントラ予測によって参照される位置と同一である、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項7】
前記左側周辺ブロック及び上側周辺ブロックの位置は、前記現在ブロックのカラーコンポーネントインデックス(color component index)値によって決定されるスケーリングファクター変数を用いて決定される、請求項6に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項8】
ビデオ信号処理装置であって、
プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
現在ブロックの予測のための情報を受信し、
前記予測のための情報に基づいて、前記現在ブロックにマージモードが適用されるか否かを判別し、
前記現在ブロックにマージモードが適用される場合、前記現在ブロックに組合せ予測(combined prediction)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素を取得し、ここで、前記組合せ予測は、インター予測及びイントラ予測を結合した予測モードを示し、
前記第1シンタックス要素が、前記現在ブロックに前記組合せ予測が適用されることを示す場合、前記現在ブロックのインター予測ブロック及びイントラ予測ブロックを生成し、
前記インター予測ブロック及び前記イントラ予測ブロックを加重和することによって前記現在ブロックの組合せ予測ブロック(combined prediction)を生成する、ビデオ信号処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記現在ブロックの残差ブロックを復号化し、
前記組合せ予測ブロック及び前記残差ブロックを用いて前記現在ブロックを復元する、請求項8に記載のビデオ信号処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記第1シンタックス要素が、前記現在ブロックに前記組合せ予測が適用されないことを示す場合、前記現在ブロックにサブブロック変換(sub-block transform)が適用されるか否かを示す第2シンタックス要素を取得し、
前記サブブロック変換は、水平又は垂直方向に分割された前記現在ブロックのサブブロックのいずれか一つのサブブロックに対して変換を適用する変換モードを示す、請求項9に記載のビデオ信号処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はビデオ信号処理方法及び装置に関し、より詳しくは、ビデオ信号をエンコーディングするかデコーディングするビデオ信号処理方法及び装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
圧縮符号化とは、デジタル化した情報を通信回線を介して伝送するか、貯蔵媒体に適合した形態に貯蔵するための一連の信号処理技術を意味する。圧縮符号化の対象としては音声、映像、文字などの対象が存在するが、特に映像を対象とする圧縮符号化を行う技術をビデオ映像圧縮と称する。ビデオ信号に対する圧縮符号化は、空間的な相関関係、時間的な相関関係、確率的な相関関係などを考慮して剰余情報を除去することで行われる。しかし、最近の多様なメディア及びデータ伝送媒体の発展によって、より高効率のビデオ信号処理方法及び装置が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、ビデオ信号のコーディング効率を上げることにある。具体的に、本発明は、変換ブロックに適した変換カーネルを用いてコーディング効率を上げるための目的を有する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記のような課題を解決するために、本発明は、次のようなビデオ信号処理装置及びビデオ信号処理方法を提供する。
【0005】
本発明の一実施例によれば、ビデオ信号処理方法であって、空間候補(spatial candidate)を用いてマージ候補リストを構成する段階;少なくとも一つのヒストリーベースモーションベクトル予測子(history-based motion vector predictor,HMVP)を含むHMVPテーブル内の特定HMVPを前記マージ候補リストに追加する段階、ここで、前記HMVPは、前記複数のコーディングブロック以前にコードされたブロックのモーション情報を示す;前記マージ候補リスト内で現在ブロックの予測に用いられるマージ候補を示すインデックス情報を取得する段階;及び、前記インデックス情報に基づいて決定されたマージ候補のモーション情報に基づいて前記現在ブロックの予測ブロックを生成する段階を含み、前記現在ブロックが複数のコーディングブロックを含むマージ共有ノード(merge sharing node)内に位置する場合、前記マージ候補リストは、前記マージ共有ノードに隣接した空間候補を用いて構成され、前記マージ共有ノードに含まれた複数のコーディングブロックのうち少なくとも一つのコーディングブロックのモーション情報は、前記HMVPテーブルにアップデートされないことを特徴とするビデオ信号処理方法が提供される。
【0006】
また、本発明の一実施例によれば、ビデオ信号処理装置であって、プロセッサを含み、前記プロセッサは、空間候補(spatial candidate)を用いてマージ候補リストを構成し、少なくとも一つのヒストリーベースモーションベクトル予測子(history-based motion vector predictor,HMVP)を含むHMVPテーブル内の特定HMVPを前記マージ候補リストに追加し、ここで、前記HMVPは、前記複数のコーディングブロック以前にコードされたブロックのモーション情報を示す、前記マージ候補リスト内で現在ブロックの予測に用いられるマージ候補を示すインデックス情報を取得し、前記インデックス情報に基づいて決定されたマージ候補のモーション情報に基づいて前記現在ブロックの予測ブロックを生成し、前記現在ブロックが複数のコーディングブロックを含むマージ共有ノード(merge sharing node)内に位置する場合、前記マージ候補リストは、前記マージ共有ノードに隣接した空間候補を用いて構成され、前記マージ共有ノードに含まれた複数のコーディングブロックのうち少なくとも一つのコーディングブロックのモーション情報は、前記HMVPテーブルにアップデートされないことを特徴とする、ビデオ信号処理装置が提供される。
【0007】
実施例として、前記マージ共有ノードに含まれた複数のコーディングブロックのうち、デコーディング順序が相対的に遅いあらかじめ定義された個数のコーディングブロックのモーション情報を用いて前記HMVPテーブルをアップデートする段階をさらに含むことができる。
【0008】
実施例として、前記マージ共有ノードに含まれた複数のコーディングブロックのうち、デコーディング順序が相対的に最も遅いコーディングブロックのモーション情報を用いて前記HMVPテーブルをアップデートする段階をさらに含むことができる。
【0009】
実施例として、前記現在ブロックが前記マージ共有ノード内に位置しない場合、前記マージ候補のモーション情報を用いて前記HMVPテーブルをアップデートする段階をさらに含むことができる。
【0010】
実施例として、前記HMVPを前記マージ候補リストに追加する段階は、前記HMVPテーブル内であらかじめ定義された特定インデックスを有するHMVPを用いて、前記マージ候補リスト内の候補と重複するモーション情報を有するか否か確認する段階;及び、前記特定インデックスを有するHMVPが前記マージ候補リスト内の候補と重複するモーション情報を有さない場合、前記特定インデックスを有するHMVPを前記マージ候補リストに追加する段階を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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