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公開番号2025106492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025064837,2024021012
出願日2025-04-10,2020-06-17
発明の名称画像デコード方法及びその装置
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/11 20140101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像デコード方法の提供。
【解決手段】本文書に係るデコード装置によって行われる画像デコード方法は、画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるか否かを表すBDPCM制約フラグを含む画像情報を取得するステップ、前記BDPCM制約フラグに基づいて現在ブロックに対するBDPCM関連情報を取得するステップ、及び前記BDPCM関連情報に基づいて現在ブロックに対する復元サンプルを生成するステップを含むことを特徴とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
デコード装置によって行われる画像をデコードする方法において、
画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるかどうかを表すBDPCM制約フラグを含む画像情報を取得するステップと、
現在ブロックに対するBDPCM関連情報を取得するステップであって、前記BDPCM関連情報は、前記BDPCMが前記現在ブロックに適用されるかどうかを表すBDPCMフラグ、又は前記現在ブロックに対する予測方向を表すBDPCM方向フラグの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記BDPCM関連情報に基づいて前記現在ブロックに対する復元サンプルを生成するステップと、
を含み、
1に等しい前記BDPCM制約フラグは、BDPCM使用可能フラグが0に等しくなければならない制約が賦課されることを表し、0に等しい前記BDPCM制約フラグは、前記制約が賦課されないことを表し、
1に等しい前記BDPCM使用可能フラグは、前記BDPCMが使用可能であることを表し、0に等しい前記BDPCM使用可能フラグは、前記BDPCMが使用可能でないことを表し、
1に等しい前記BDPCMフラグは、前記BDPCMが前記現在ブロックに適用されることを表し、0に等しい前記BDPCMフラグは、前記BDPCMが前記現在ブロックに適用されないことを表し、
前記BDPCM方向フラグは、前記BDPCMフラグが1に等しいことに基づいてシグナリングされ、
前記BDPCM制約フラグが1に等しい場合、前記BDPCM使用可能フラグは、0に等しく、
前記BDPCM使用可能フラグが0に等しい場合、前記BDPCMフラグは、0に等しいと見なされる、方法。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記BDPCM制約フラグが1に等しい場合、前記現在ブロックに対する前記BDPCM関連情報は、シグナリングされない、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記BDPCM関連情報に基づいて前記現在ブロックに対する前記復元サンプルを生成するステップは、
前記BDPCM方向フラグに基づいて導出されたイントラ予測モードに基づいて前記現在ブロックの予測サンプルを導出するステップと、
前記予測サンプルに基づいて前記復元サンプルを導出するステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
0に等しい前記BDPCM方向フラグは、前記現在ブロックに対する前記予測方向が水平方向であることを表し、
1に等しい前記BDPCM方向フラグは、前記現在ブロックに対する前記予測方向が垂直方向であることを表す、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記BDPCM方向フラグが0に等しいことに基づいて、前記現在ブロックの前記イントラ予測モードは、水平イントラ予測モードとして導出され、
前記BDPCM方向フラグが1に等しいことに基づいて、前記現在ブロックの前記イントラ予測モードは、垂直イントラ予測モードとして導出される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記予測サンプルに基づいて前記復元サンプルを生成するステップは、
前記現在ブロックに関するレジデュアル情報に基づいて前記現在ブロックの対象レジデュアルサンプルを導出するステップと、
前記対象レジデュアルサンプルに対する予測サンプルと前記対象レジデュアルサンプルとを加算することによって復元サンプルを導出するステップと、
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記現在ブロックに前記BDPCMが適用され、且つ前記現在ブロックに対する前記予測方向が前記垂直方向である場合、前記レジデュアル情報は、前記対象レジデュアルサンプルに対するシンタクスエレメントを含み、
前記対象レジデュアルサンプルの前記シンタクスエレメントは、前記対象レジデュアルサンプルのレジデュアル係数値と前記対象レジデュアルサンプルの上側周辺レジデュアルサンプルのレジデュアル係数値との差分を表す、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記対象レジデュアルサンプルに対する前記シンタクスエレメントに基づいて前記差分が導出され、
前記上側周辺レジデュアルサンプルの前記レジデュアル係数値と前記差分との合計によって前記対象レジデュアルサンプルの前記レジデュアル係数値が導出される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記現在ブロックに前記BDPCMが適用され、前記現在ブロックに対する前記予測方向が前記水平方向である場合、レジデュアル情報は、前記現在ブロックの対象レジデュアルサンプルに対するシンタクスエレメントを含み、
前記対象レジデュアルサンプルに対する前記シンタクスエレメントは、前記対象レジデュアルサンプルのレジデュアル係数値と前記対象レジデュアルサンプルの左側周辺レジデュアルサンプルのレジデュアル係数値との差分を表す、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
エンコード装置によって行われる画像をエンコードする方法において、
画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるかどうかを表すBDPCM制約フラグを生成するステップと、
前記BDPCM制約フラグに基づいて、現在ブロックに対するBDPCM関連情報をエンコードするステップであって、前記BDPCM関連情報は、前記BDPCMが現在ブロックに適用されるかどうかを表すBDPCMフラグ、又は前記現在ブロックに対する予測方向を表すBDPCM方向フラグの少なくとも1つを含む、ステップと、
を含み、
1に等しい前記BDPCM制約フラグは、BDPCM使用可能フラグが0に等しくなければならない制約が賦課されることを表し、0に等しい前記BDPCM制約フラグは、前記制約が賦課されないことを表し、
1に等しい前記BDPCM使用可能フラグは、前記BDPCMが使用可能であることを表し、0に等しい前記BDPCM使用可能フラグは、前記BDPCMが使用可能でないことを表し、
1に等しい前記BDPCMフラグは、前記BDPCMが前記現在ブロックに適用されることを表し、0に等しい前記BDPCMフラグは、前記BDPCMが前記現在ブロックに適用されないことを表し、
前記BDPCM方向フラグは、前記BDPCMフラグが1に等しいことに基づいてエンコードされ、
前記BDPCM制約フラグが1に等しい場合、前記BDPCM使用可能フラグは、0に等しく、
前記BDPCM使用可能フラグが0に等しい場合、前記BDPCMフラグは、0に等しいと見なされる、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本文書は、画像コーディング技術に関し、より詳細には、画像コーディングシステムにおいてBDPCMを行う現在ブロックをコーディングする画像デコード方法及びその装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
最近、HD(High Definition)画像及びUHD(Ultra High Definition)画像のような高解像度、高品質の画像に対する需要が様々な分野で増加している。画像データが高解像度、高品質になるほど、既存の画像データに比べて相対的に送信される情報量またはビット量が増加するため、既存の有無線広帯域回線のような媒体を利用して画像データを送信し、または既存の格納媒体を利用して画像データを格納する場合、送信費用と格納費用が増加される。
【0003】
それによって、高解像度、高品質画像の情報を効果的に送信または格納し、再生するために、高効率の画像圧縮技術が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本文書の技術的課題は、画像コーディング効率を上げる方法及び装置を提供することにある。
【0005】
本文書の他の技術的課題は、BDPCMの効率を上げる方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本文書の一実施形態によれば、デコード装置によって行われる画像デコード方法が提供される。前記方法は、画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるか否かを表すBDPCM制約フラグを含む画像情報を取得するステップ、前記BDPCM制約フラグに基づいて現在ブロックに対するBDPCM関連情報を取得するステップ、及び前記BDPCM関連情報に基づいて現在ブロックに対する復元サンプルを生成するステップを含むことを特徴とする。
【0007】
本文書の他の一実施形態によれば、画像デコードを行うデコード装置が提供される。画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるか否かを表すBDPCM制約フラグを含む画像情報を取得し、前記BDPCM制約フラグに基づいて現在ブロックに対するBDPCM関連情報を取得するエントロピーデコード部及び前記BDPCM関連情報に基づいて現在ブロックに対する復元サンプルを生成する加算部を備えることを特徴とする。
【0008】
本文書のさらに他の一実施形態によれば、エンコード装置によって行われるビデオエンコード方法を提供する。前記方法は、画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるか否かを表すBDPCM制約フラグを生成するステップ、及び前記BDPCM制約フラグを含む画像情報をエンコードするステップを含み、前記BDPCM制約フラグの値が1である場合、BDPCM制約フラグは、前記画像に対して前記BDPCMが使用可能でないことを表し、前記BDPCM制約フラグの値が0である場合、BDPCM制約フラグは、前記画像に対して前記BDPCMが制約されないことを表すことを特徴とする。
【0009】
本文書のさらに他の一実施形態によれば、ビデオエンコード装置を提供する。前記エンコード装置は、画像に対してBDPCM(Block-based Delta Pulse Code Modulation)が制約されるか否かを表すBDPCM制約フラグを生成する予測部及び前記BDPCM制約フラグを含む画像情報をエンコードするエントロピーエンコード部を備え、前記BDPCM制約フラグの値が1である場合、BDPCM制約フラグは、前記画像に対して前記BDPCMが使用可能でないことを表し、前記BDPCM制約フラグの値が0である場合、BDPCM制約フラグは、前記画像に対して前記BDPCMが制約されないことを表すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本文書によれば、現在ブロックのサイズ及び最大変換ブロックサイズに基づいてBDPCMフラグをシグナリングし、BDPCMフラグシグナリング及びBDPCM適用可否判断に現在ブロックのサイズ及び最大変換ブロックサイズを考慮でき、これを介してBDPCMのためのビット量を減らし、全般的なコーディング効率を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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