TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025106264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025038893,2022115355
出願日
2025-03-12,2016-08-31
発明の名称
一体型多段濾過システムを有する丸鋸装置
出願人
ジェイピーエル グローバル,リミテッド ライアビリティー カンパニー
,
JPL Global,LLC
代理人
弁理士法人北青山インターナショナル
主分類
B23D
47/00 20060101AFI20250708BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】真空源、丸鋸刃および丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを有する作業台を具える様々な集塵装置を開示する。
【解決手段】第1の態様では、中央スロット226は、丸鋸刃230と加工物との間の予想される接触点に近接する空気流路を具えており、真空源が空気流路を介して作業台220の下に集中した負圧を提供する構成である。別の態様では、真空源が、中央スロットで作業台の下に負圧を提供し、中央スロット近傍の領域からその負圧によって引き込まれた浮遊ダストを収集する多段フィルタを具える。更に別の態様では、真空源は、作業台の下の中央スロットに第1の負圧を提供し、補助ポートを介して第2の負圧を提供するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鋸装置において、
真空源と、
丸鋸刃と、
前記丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを具える作業台とを具え、
前記中央スロットが、前記丸鋸刃と加工物との間の予想される接触点近傍の空気流路を具え、前記真空源が、前記空気流路を介して前記作業台の下に負圧を提供するように構成されていることを特徴とする鋸装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鋸装置において、前記作業台は、前記丸鋸刃に向かってスライドするように構成されており、前記中央スロットが、前記空気流路を個別に形成する複数のルーバを具え、前記作業台が前記丸鋸刃に向かってスライドする際に、前記複数のルーバのうちのどれが前記予想される接触点に近接しているかにより、前記空気流路が順次変化する、ことを特徴とする鋸装置。
【請求項3】
請求項2に記載の鋸装置が更に、前記複数のルーバと同相の複数のギャップを具える中央スロットインサートを具えることを特徴とする鋸装置。
【請求項4】
請求項1に記載の鋸装置において、前記丸鋸刃が、チョップソー構成で前記作業台に連結されることを特徴とする鋸装置。
【請求項5】
請求項4に記載の鋸装置において、前記作業台が、前記真空源に連結され、前記丸鋸刃の後部と軸方向に整列したスコップを更に具えており、前記丸鋸刃の後部近傍の浮遊ダストが、前記真空源によって生成された前記スコップにおける負圧により引き込まれることを特徴とする鋸装置。
【請求項6】
請求項1に記載の鋸装置において、前記丸鋸刃が、テーブルソー構成で前記作業台に連結されていることを特徴とする鋸装置。
【請求項7】
請求項1に記載の鋸装置において、前記丸鋸刃が、ブレード安定器に連結されていることを特徴とする鋸装置。
【請求項8】
鋸装置において、
真空源および多段フィルタを具えるハウジングと、
丸鋸刃と、
前記丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを具える作業台と、を具え、
前記真空源が、前記作業台の下の前記中央スロットに負圧を提供するように構成されており、前記多段フィルタが、前記負圧により、前記中央スロットに近接する領域から浮遊ダストを収集するように構成されていることを特徴とする鋸装置。
【請求項9】
請求項8に記載の鋸装置において、前記多段フィルタが、少なくとも1つのサイクロンフィルタを具えることを特徴とする鋸装置。
【請求項10】
請求項8に記載の鋸装置において、前記多段フィルタが、回転可能なフィルタを具えることを特徴とする鋸装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
本出願は、「一体型多段濾過システムを有する丸鋸装置」と題された2015年8月31日に出願された米国仮特許出願第62/212372号の利益を主張し、その全内容は参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,400 文字)
【0002】
本明細書の開示は、一般的に集塵に関し、より詳細には、多段濾過システムを介して丸鋸装置内における集塵を容易にすることに関する。
【背景技術】
【0003】
従来の電動鋸を使用する際の、加工物の切断に起因する浮遊ダストおよび粒子状物質の放出は問題である。呼吸によるこのようなダストの吸引に伴う健康障害は特に問題となっている。ダストが流体に取り込まれて、保持領域へと向けられるブレードカッティングエッジに水を適用する湿式切断装置の開発は、ダスト除去に対する1つの解決策である。ほとんどの湿式切断方式は比較的良好に機能するが、廃水による汚染および環境問題といったさらなる問題を引き起こす。例えば、従来のレンガおよびタイルの切断機は、通常、カッティングヘッドに水を供給するポンプ付の水槽またはウォータパンを有する。鋸で切断している間、水が鋸切断領域の周りに撒かれ、分散する。したがって、この水は垂れ落ちたり、跳ね返ったり、溢れ出る可能性があるため、実際にレンガおよび/またはタイル設置がされている部分の近くに電動鋸を配置できない。このため電動鋸と設置領域との間を行き来するのにユーザはかなりの時間を費やすことになる。
【0004】
このことから、ダストが環境中に漏れ出るのを防ぐ乾式操作による電動鋸が望ましい。上述の欠点は、単に従来のシステムのいくつかの問題点の概要の提示をするためのものであり、上述の欠点が包括的なものであるとは意図していないことに留意すべきである。現状における他の問題および非限定的な種々の実施形態の対応する利益は、以下の詳細な説明を検討することにより更に明らかになるであろう。
【発明の概要】
【0005】
ここでは、より詳細な説明および添付の図面に記載した例示的で非限定的な実施形態の様々な態様の基本的または一般的な理解のため、簡略化した概要を提供する。しかしながら、この概要は、広範囲または包括的な概要を意図していない。この概要の唯一の目的は、いくつかの例示的で非限定的な実施形態に関連するいくつかの概念を、以下に述べる様々な実施形態のより詳細な説明の序章として単に提示することにある。
【0006】
1またはそれ以上の実施形態および対応する開示によれば、集塵システムに関連する様々な非限定的な態様が記載されている。その一態様には、集塵を容易にする装置が開示されている。この実施形態において、装置は、真空源と、丸鋸刃と、丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを有する作業台とを具える。ここで、中央スロットは、丸鋸刃と加工物との間における予想される接触点近傍に空気流路を具える。次いで、この真空源は、空気流路を介して作業台の下に集中的な負圧を提供するよう構成されている。
【0007】
集塵を容易にする別の装置がさらなる態様において開示されている。この実施形態において、装置は、真空源および多段フィルタを具えるハウジングを具える。この装置は、丸鋸刃と、丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを具える作業台とを更に具える。ここで真空源は、作業台の下の中央スロットに負圧を提供する構成となっており、多段フィルタは、中央スロットに近接する領域からこの負圧によって引き込まれた浮遊ダストを収集するよう構成されている。
【0008】
更に別の態様では、真空源と、丸鋸刃と、作業台とを具える集塵を容易にする装置が開示されている。この実施形態では、作業台が、丸鋸刃に軸方向に整列した中央スロットを具えており、真空源は、作業台の下の中央スロットに第1の負圧を提供するように構成されている。次いで、真空源は更に、補助ポートを介して第2の負圧を提供するように構成されている。
【0009】
他の実施形態および様々な非限定的な例、シナリオおよび実装例を以下により詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
様々な非限定的な実施形態を添付の図面を参照して更に説明する。
図1は、多段濾過システムを介して浮遊ダストの除去を容易にした本明細書の一態様による例示的な装置を示すブロック図である。
図2は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムを有する例示的な装置を示す第1の概略図である。
図3は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムを有する例示的な装置を示す第2の概略図である。
図4は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムおよびブレードガード真空インレットを有する例示的な装置を示す第1の概略図である。
図5は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムおよびブレードガード真空インレットを有する例示的な装置を示す第2の概略図である。
図6は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムおよびブレードガード真空インレットを有する例示的な装置を示す第3の概略図である。
図7は、本明細書の一態様による、一体型多段濾過システムを有する装置の例示的な使用の時間経過を示す図である。
図8は、本明細書の一態様による、一体型多段濾過システムを有する装置の例示的な使用の時間経過を示す図である。
図9は、本明細書の一態様による、一体型多段濾過システムを有する装置の例示的な使用の時間経過を示す図である。
図10は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムを有する装置内の例示的なダスト経路を示す第1の図を示す。
図11は、本明細書の一態様による一体型多段濾過システムを有する装置内の例示的なダスト経路を示す第2の図を示す。
図12は、本明細書に記載の一態様による一体化した延在部分を伴う例示的な装置を示す第1の概略図である。
図13は、本明細書に記載の一態様による一体化した延長部分を伴う例示的な装置を示す第2の概略図である。
図14は、本明細書に記載の一態様による例示的なチョップソーの構成を示す第1の概略図である。
図15は、本明細書に記載の一態様による例示的なチョップソーの構成を示す第2の概略図である。
図16は、本明細書に記載の一態様による例示的なテーブルソーの構成を示す第1の概略図である。
図17は、本明細書に記載の一態様による例示的なテーブルソーの構成を示す第2の概略図である。
図18は、本明細書に記載の一態様によるブレード冷却を容易にする例示的な装置の側面図である。
図19は、本明細書に記載の一態様によるブレード冷却を容易にする例示的な装置の平面図である。
図20は、本明細書に記載の一態様によるブレード冷却を容易にするルーバを有する例示的な装置の側面図である。
図21は、本明細書に記載の一態様による例示的なルーバインサートの様々な態様を示す図である。
図22は、本明細書に記載の一態様による例示的なブレードスタビライザの概略図である。
図23は、本明細書に記載の一態様による例示的なダストトレイを示す概略図である。
図24は、本明細書に記載の一態様によるダストトレイ上の例示的なオープンダスト閉じ込めバッグを示す概略図である。
図25は、本明細書に記載の一態様によるダストトレイ上の例示的なオープンダスト閉じ込めバッグを示す側面図である。
図26は、本明細書に記載の一態様によるダストトレイ上の例示的なクローズダスト閉じ込めバッグを示す概略図である。
図27は、本明細書に記載の一態様によるオープンダスト閉じ込めバッグを有する装置に挿入した例示的な取り外し可能ダストトレイを示す概略図である。
図28は、本明細書に記載の一態様によるクローズダスト閉じ込めバッグを有する装置に挿入された例示的な取り外し可能ダストトレイを示す概略図である。
図29は、本明細書に記載の態様による装置から取り外された例示的な取り外し可能ダストトレイを示す概略図である。
図30は、本明細書に記載の態様によるブレードガードダストの例示的な迂回経路を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
タップ
2か月前
個人
加工機
2か月前
麗豊実業股フン有限公司
ラクトバチルス・パラカセイNB23菌株及びそれを筋肉量の増加や抗メタボリック症候群に用いる用途
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
1か月前
株式会社不二越
ドリル
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
3か月前
株式会社北川鉄工所
回転装置
1か月前
株式会社不二越
ドリル
3か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
22日前
日東精工株式会社
多軸ねじ締め機
3か月前
株式会社FUJI
工作機械
3か月前
株式会社FUJI
工作機械
14日前
株式会社FUJI
工作機械
26日前
株式会社ダイヘン
多層盛り溶接方法
2か月前
エフ・ピー・ツール株式会社
リーマ
2か月前
日進工具株式会社
エンドミル
2か月前
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
トヨタ自動車株式会社
接合方法
3か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
3か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
3か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
1か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
1か月前
株式会社トヨコー
被膜除去方法
1か月前
株式会社FUJI
チャック装置
3か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
15日前
ビアメカニクス株式会社
レーザ加工装置
3か月前
住友重機械工業株式会社
加工装置
19日前
株式会社不二越
超硬合金製ドリル
2か月前
株式会社コスメック
クランプ装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接マスク
22日前
株式会社プロテリアル
金属箔の溶接方法
3か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
1か月前
有限会社 ナプラ
ソルダペースト
19日前
大肯精密株式会社
自動送り穿孔機
3か月前
続きを見る
他の特許を見る