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公開番号
2025106186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2024199475
出願日
2024-11-15
発明の名称
半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250708BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度特性に優れた半導体フォトレジスト用組成物、及びこれを利用したパターン形成方法を提供する。
【解決手段】Sn含有有機金属化合物;化学式1で表される化合物および溶媒を含む半導体フォトレジスト用組成物と、これを利用したパターン形成方法に関する。化学式1に対する説明は、明細書に記載した通りである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
Sn含有有機金属化合物;
下記の化学式1で表される化合物;および
溶媒を含む、半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106186000017.jpg
28
170
前記化学式1中、
R
1
は、非置換されたC3~C10アルキレン基、置換されたC1~C10アルキレン基、置換または非置換のC4~C20シクロアルキレン基、置換または非置換のC4~C20シクロアルケニレン基、置換または非置換のC3~C5アルケニレン基、置換または非置換のC3~C5アルキニレン基、置換または非置換のC6~C30アリレン基、置換または非置換のC2~C30ヘテロシクロアルキレン基、置換または非置換のC2~C30ヘテロアリレン基、またはこれらの組み合わせである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記R
1
は、置換されたメタン、置換されたエタン、置換または非置換のプロパン、置換または非置換のブタン、置換または非置換のペンタン、置換または非置換のシクロペンタン、置換または非置換のシクロペンテン、置換または非置換のシクロヘキサン、置換または非置換のテトラヒドロピラン、置換または非置換の1,4-ジオキサン、置換または非置換のテトラヒドロチオピラン、置換または非置換の1,4-オキサチアン、置換または非置換の1,4-ジチアン、置換または非置換のテトラヒドロチオフェン、置換または非置換のジヒドロチオフェン、置換または非置換のチオフェン、置換または非置換のテトラヒドロフラン、置換または非置換のジヒドロフラン、置換または非置換のフラン、置換または非置換のオキサゾリジン、置換または非置換のオキサゾール、置換または非置換のオキサゾリン、置換または非置換のピロリジン、置換または非置換のピロリン、置換または非置換のピロール、置換または非置換のイミダゾリジン、置換または非置換のイミダゾリン、置換または非置換のイミダゾール、置換または非置換のピラゾール、置換または非置換のピラゾリン、置換または非置換のピラゾリジン、置換または非置換のピペリジン、置換または非置換のモルホリン、置換または非置換のピペラジン、置換または非置換のピリジン、置換または非置換のオキサジン、または置換または非置換のピラジンから由来する2価の連結基である、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項3】
前記化学式1で表される化合物は、下記のグループ1に並べられた化合物のうち一つである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106186000018.jpg
132
170
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255
165
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2025106186000020.jpg
179
170
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2025106186000021.jpg
200
170
【請求項4】
前記化学式1で表される化合物は、グルタル酸、ピメリン酸、メチルコハク酸、フタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、フランジカルボン酸、またはこれらの組み合わせである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項5】
前記化学式1で表される化合物は、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して、0.01~10重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項6】
前記化学式1で表される化合物は、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して、0.05~5重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項7】
前記Sn含有有機金属化合物は、半導体フォトレジスト用組成物の100重量%に対して、0.5重量%~30重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項8】
前記Sn含有有機金属化合物と前記化学式1で表される化合物は、99.9:0.1~80:20の重量比で含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項9】
界面活性剤、架橋剤、レベリング剤、有機酸、抑制剤(quencher)またはこれらの組み合わせの添加剤をさらに含む、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項10】
前記Sn含有有機金属化合物は、有機オキシ基および有機カルボニルオキシ基のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本記載は、半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代の半導体デバイスを製造するための要素技術の一つとして、EUV(極紫外線光)リソグラフィが注目されている。EUVリソグラフィは、露光光源として波長13.5nmのEUV光を利用するパターン形成技術である。EUVリソグラフィによれば、半導体デバイス製造プロセスの露光プロセスにおいて、極めて微細なパターン(例えば、20nm以下)を形成できることが実証されている。
【0003】
極紫外線(extreme ultraviolet、EUV)リソグラフィの実現は、16nm以下の空間解像度(spatial resolutions)で行うことができる互換可能なフォトレジストの現像(development)を必要とする。現在、伝統的な化学増幅型(CA:chemically amplified)フォトレジストは、次世代デバイスのための解像度(resolution)、光速度(photo speed)、およびフィーチャ粗さ(feature roughness)、ラインエッジ粗さ(line edge roughnessまたはLER)に対する仕様(specifications)を満たすために努力している。
【0004】
これら高分子型フォトレジストで起こる酸触媒反応(acid catalyzed reactions)に起因する固有のイメージぼかし(intrinsic image blur)は、小さいフィーチャ(feature)サイズでは解像度を制限するが、これは電子ビーム(e-beam)リソグラフィで長い間知られていることである。化学増幅型(CA)フォトレジストは、高敏感度(sensitivity)のために設計されたが、それらの典型的な元素構成(elemental makeup)が13.5nmの波長でフォトレジストの吸光度を低下させ、その結果、敏感度を低下させるため、部分的にはEUV露光下ではより困難な場合がある。
【0005】
CAフォトレジストは、小さいフィーチャサイズで粗さ(roughness)問題に悩まされる可能性があり、部分的に酸触媒プロセスの本質に起因して、光速度(photospeed)が低下するにつれて、ラインエッジ粗さ(LER)が増加することが実験により示されている。CAフォトレジストの欠点および問題に起因して、半導体産業では新たなタイプの高性能フォトレジストが求められている。
【0006】
前記説明した化学増幅型有機系感光性組成物の短所を克服するために、無機系感光性組成物が研究されてきた。無機系感光性組成物の場合、主に非化学増幅型機構による化学的変性で現像剤組成物による除去に耐性を有するネガティブトーンパターニングに使用される。無機系組成物の場合、炭化水素に比べて高いEUV吸収率を有する無機系元素を含有しているため、非化学増幅型機構でも敏感性が確保することができ、ストキャスティック効果にも敏感でないため、線エッジ粗さおよび欠陥数も少ないと言われている。
【0007】
タングステン、およびニオビウム(niobium)、チタニウム(titanium)、および/またはタンタル(tantalum)と混合されたタングステンのペルオキソポリ酸(peroxopolyacids)に基づく無機フォトレジストは、パターニングのための放射敏感性材料(radiation sensitive materials)用として報告されてきた(US5061599,;H.Okamoto、T.Iwayanagi、K.Mochiji、H.Umezaki、T.Kudo、Applied Physics Letters、49(5)、298-300、1986)。
【0008】
これらの材料は、遠紫外線(deep UV)、x-線、および電子ビームソースとして、二重層構成(bilayer configuration)に大きいフィーチャをパターニングするにあたり効果的であった。さらに近年は、プロジェクションEUV露光により15nmハーフ-ピッチ(HP)をイメージング(image)するために、ペルオキソ錯化剤(peroxo complexing agent)とともに正イオンハフニウム金属酸化物硫酸塩(cationic hafnium metal oxide sulfate、HfSOx)材料を使用する場合、印象的な性能を示した(US2011-0045406,;J.K.Stowers、A.Telecky、M.Kocsis、B.L.Clark、D.A.Keszler、A.Grenville、C.N.Anderson、P.P.Naulleau、Proc.SPIE、7969、796915、2011)。このシステムは、非-CAフォトレジスト(non-CA photoresist)の最上の性能を示し、実行可能なEUVフォトレジストのための要件に接近する光速度を有する。しかし、ペルオキソ錯化剤を有するハフニウム金属酸化物硫酸塩材料(hafnium metal oxide sulfate materials)は、いくつかの現実的な欠点を有する。第一に、この材料は、高腐食性の硫酸(corrosive sulfuric acid)/過酸化水素(hydrogen peroxide)混合物でコーティングされており、保存基間(shelf-life)安定性(stability)が良くない。第二に、複合混合物として性能改善のための構造変更が容易でない。第三に、25wt%程度の極めて高濃度のTMAH(tetramethylammonium hydroxide)溶液などで現像しなければならない。
【0009】
近年、スズを含む分子が極紫外線吸収が優れていることが知られ、活発な研究が行われている。そのいずれかである有機スズ高分子の場合、光吸収またはこれによって生成された二次電子によってアルキルリガンドが解離し、周辺鎖とのオキソ結合による架橋により、有機系現像液で除去されないネガティブトーンパターニングが可能である。このような有機スズ高分子は、解像度、ラインエッジ粗さを維持しながら、飛躍的に感度が向上することを示したが、商品化のためには、前記パターニング特性のさらなる向上が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
一実施例は、感度特性に優れた半導体フォトレジスト用組成物を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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