TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025106131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-11
出願番号
2025075845,2024574546
出願日
2025-04-30,2023-09-26
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
モベンシス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
41/06 20220101AFI20250704BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】産業用ネットワークで接続される制御システムで異常が発生した場合に、異常解析及び/又は復旧をより迅速に行うことを可能とする技術を提供すること。
【解決手段】産業用ネットワークを介して、マスタ及び1以上のスレーブに接続される情報処理装置であって、産業用ネットワーク内でマスタから繰り返し送信されるフレームを受信する受信部と、フレームのログデータを記憶する第1記憶部と、マスタ又は1以上のスレーブに異常が発生したことが検出された場合、第1記憶部から、異常が発生したことが検出された時刻から所定時間前までのフレームのログデータを抽出する抽出部と、抽出されたフレームのログデータを故障前ログデータとして記憶する第2記憶部と、マスタからの要求に応じて、故障前ログデータを、産業用ネットワークを介してマスタに送信する送信部と、を有する情報処理装置を提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
産業用ネットワークを介して、マスタ及び1以上のスレーブに接続される情報処理装置であって、
前記産業用ネットワーク内で前記マスタから繰り返し送信されるフレームを受信する受信部と、
前記フレームのログデータを記憶する第1記憶部と、
前記マスタ又は前記1以上のスレーブに異常が発生したことが検出された場合、前記第1記憶部から、前記異常が発生したことが検出された時刻から所定時間前までの前記フレームのログデータを抽出する抽出部と、
抽出された前記フレームのログデータを故障前ログデータとして記憶する第2記憶部と、
前記マスタからの要求に応じて、前記故障前ログデータを、前記産業用ネットワークを介して前記マスタに送信する送信部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置は、非リアルタイムOSとリアルタイムOSを有し、
前記受信部は、前記リアルタイムOSで動作し、
前記第1記憶部は、前記非リアルタイムOSに設けられ、
前記抽出部は、前記非リアルタイムOSで動作し、
前記第2記憶部は、前記リアルタイムOS及び前記リアルタイムOSから参照可能なメモリに設けられ、
前記送信部は、前記リアルタイムOSで動作する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記フレームのログデータには、前記マスタから繰り返し送信されるフレームを一意に識別する第1識別子が含まれており、
前記受信部は、前記マスタから、前記第1識別子を含む、前記故障前ログデータの送信要求を受信し、
前記送信部は、前記送信要求を受信した場合、前記故障前ログデータのうち、前記第1識別子で指定されたフレームのデータを前記マスタに送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記フレームのログデータには、更に、前記マスタから繰り返し送信されるフレームに格納されるデータに関連づけられるメモリ位置を示す第2識別子が含まれており、
前記受信部は、前記マスタから、前記第1識別子及び前記第2識別子を含む、前記故障前ログデータの送信要求を受信し、
前記送信部は、前記送信要求を受信した場合、前記故障前ログデータのうち、前記第1識別子で指定されたフレームの前記第2識別子に対応するデータを前記マスタに送信する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記受信部は、前記マスタから、前記故障前ログデータの削除要求を受信し、
前記削除要求を受信した場合、前記故障前ログデータを削除する削除処理部、を有する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
産業用ネットワークを介して、マスタ及び1以上のスレーブに接続される情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記産業用ネットワーク内で前記マスタから繰り返し送信されるフレームを受信するステップと、
前記フレームのログデータを第1記憶部に記憶させるステップと、
前記マスタ又は前記1以上のスレーブに異常が発生したことが検出された場合、前記第1記憶部から、前記異常が発生したことが検出された時刻から所定時間前までの前記フレームのログデータを抽出するステップと、
抽出された前記フレームのログデータを故障前ログデータとして第2記憶部に記憶させるステップと、
前記マスタからの要求に応じて、前記故障前ログデータを、前記産業用ネットワークを介して前記マスタに送信するステップと、
を含む、情報処理方法。
【請求項7】
産業用ネットワークを介して、マスタ及び1以上のスレーブに接続されるコンピュータに、
前記産業用ネットワーク内で前記マスタから繰り返し送信されるフレームを受信するステップと、
前記フレームのログデータを第1記憶部に記憶させるステップと、
前記マスタ又は前記1以上のスレーブに異常が発生したことが検出された場合、前記第1記憶部から、前記異常が発生したことが検出された時刻から所定時間前までの前記フレームのログデータを抽出するステップと、
抽出された前記フレームのログデータを故障前ログデータとして第2記憶部に記憶させるステップと、
前記マスタからの要求に応じて、前記故障前ログデータを、前記産業用ネットワークを介して前記マスタに送信するステップと、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ロボット及びFA(ファクトリーオートメーション)等の分野では、ベルトコンベアの位置やアームの位置などを、意図した通りに動作させることが求められる。このような動作をさせるためには、サーボモータやステッピングモータ等の複数の制御対象装置を、高精度に同期させながら動作させる必要がある。例えば特許文献1には、安価で簡単な低速通信を利用しつつ滑らかな制御を実現可能なモーション制御用指令システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-170435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コントローラ及び制御対象機器を含む制御システムにおいて、コントローラ及び制御対象機器を接続するネットワークは、産業用ネットワークと呼ばれる。産業用ネットワークで接続される制御システムの動作に異常が生じた場合、どのような原因で異常が発生したのかを調査し、調査結果を踏まえてスムーズに復旧を行うことが望ましい。
【0005】
そこで、本開示は、産業用ネットワークで接続される制御システムで異常が発生した場合に、異常解析及び/又は復旧をより迅速に行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、産業用ネットワークを介して、マスタ及び1以上のスレーブに接続される情報処理装置であって、産業用ネットワーク内でマスタから繰り返し送信されるフレームを受信する受信部と、フレームのログデータを記憶する第1記憶部と、マスタ又は1以上のスレーブに異常が発生したことが検出された場合、第1記憶部から、異常が発生したことが検出された時刻から所定時間前までのフレームのログデータを抽出する抽出部と、抽出されたフレームのログデータを故障前ログデータとして記憶する第2記憶部と、マスタからの要求に応じて、故障前ログデータを、産業用ネットワークを介してマスタに送信する送信部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、産業用ネットワークで接続される制御システムで異常が発生した場合に、異常解析及び/又は復旧をより迅速に行うことを可能とする技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る制御システム1の一例を示す図である。
産業用ネットワークで用いられるフレームの構造例を示す図である。
時刻同期処理を説明するための図である。
スレーブの構成例を示す図である。
監視装置のハードウェア構成例を示す図である。
監視装置の機能ブロック構成例を示す図である。
同期処理が正常に動作している状態を示す図である。
マスタに異常が発生し、フレームを等間隔で送信できなくなった場合に生じる事象を説明するための図である。
同期マスタスレーブのローカルクロックに異常が発生し、基準時刻にずれが生じた場合に生じる事象を説明するための図である。
監視装置のローカルクロックに異常が発生した場合に生じる事象を説明するための図である。
同期処理異常の組み合わせと、同期処理異常が生じる原因との関係を示す図である。
同期処理異常を検出する処理手順の一例を示すフローチャートである。
同期異常検出処理の具体例を示す図である。
変形例を説明するための図である。
変形例を説明するための図である。
異常発生時にログデータを抽出してマスタに送信する際の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
故障前ログデータに格納されるフレームのデータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
【0010】
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る制御システム1の一例を示す図である。制御システム1は、マスタ10と、1以上のスレーブ20と、監視装置30とを含む。マスタ10と、1以上のスレーブ20と、監視装置30とは、産業用ネットワークを介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
モベンシス株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
12日前
個人
音響装置
2か月前
個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
店内配信予約システム
7日前
サクサ株式会社
中継装置
14日前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
14日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
16日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
27日前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
2か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
2か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
1か月前
続きを見る
他の特許を見る