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公開番号2025105962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025076950,2020175820
出願日2025-05-02,2020-10-20
発明の名称コインランドリーシステム
出願人株式会社TOSEI
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類D06F 33/50 20200101AFI20250703BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】コインランドリー店舗を頻繁に利用する利用者にとってお得な利用内容であり、且つコインランドリー店舗の固定客を増やすことができるコインランドリーシステムを提供する。
【解決手段】実施形態のコインランドリーシステムは、管理装置と、コインランドリー店舗内に設けられ、識別コードを読み取る読取機と、設定された利用条件に応じたランドリー装置の使用が許可される期間アプリケーションを搭載可能な利用者所有の携帯端末と、を具備する。前記管理装置は、前記携帯端末に前記期間アプリケーションを利用する識別コードを送信し、前記読取機が前記携帯端末から前記識別コードを読み取った場合、前記識別コードを受信してその有効性を判定し、有効であれば前記ランドリー装置の前記利用条件に基づく使用を許可することを特徴とする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
複数のランドリー装置と、前記複数のランドリー装置を管理する管理装置を有し、携帯端末を利用して操作するコインランドリーシステムのサービス処理方法であって、
前記携帯端末に搭載したアプリケーションを用いて、定められた料金により、定められた期間中、洗濯乾燥、洗濯、乾燥の1つ以上のコースを定められた回数で利用するサービスコースを定めて、前記管理装置に登録し、
前記管理装置は、前記携帯端末から直接又は間接的に前記サービスコースを利用する要求を受信した場合、前記定められた回数以内の要求であると判断すると、前記登録されている前記サービスコースの内容に従い前記ランドリー装置を利用する案内を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、画面に表示される前記案内に従って前記ランドリー装置を稼働させることを特徴とするコインランドリーシステムのサービス処理方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記管理装置には、前記利用者の携帯端末毎に前記サービスコースの利用履歴を管理するテーブルが設けられ、
前記管理装置は、
前記携帯端末から前記ランドリー装置を利用する度に、前記テーブルに記録される当該携帯端末を所有する前記利用者の前記サービスコースの利用回数を更新し、
前記サービスコースを利用する要求の受信時に前記テーブルの前記利用回数を参照して、前記定められた回数以内か否かを判断する
ことを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項3】
前記テーブルには、前記サービスコースの月次単位で更新された前記利用回数が記録され、
前記管理装置は、前記更新された利用回数が前記定められた回数内である場合に、前記ランドリー装置の利用を案内する
ことを特徴とする請求項2に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項4】
前記携帯端末の画面に表示される前記案内には、前記サービスコースの内容および現在の利用回数又は残りの利用回数が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項5】
前記携帯端末の画面に表示される前記案内には、前記サービスコースの利用対象のランドリー装置が選択可能に表示されることを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項6】
ランドリー店舗内に設けられる複数のランドリー装置に対し、利用者所有の携帯端末により、ランドリー装置を操作するランドリーシステムのサービス処理方法であって、
前記携帯端末に搭載したアプリケーションを用いて、定められた料金により、定められた期間中、洗濯乾燥、洗濯、乾燥の1つ以上のコースを定められた回数で利用するサービスコースを定めて、データベースに登録する登録ステップと、
前記携帯端末から直接又は間接的に前記サービスコースを利用する要求を受信した場合、前記定められた回数以内の要求であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより、前記定められた回数以内の要求であると判断された場合、前記登録されている前記サービスコースの内容に従い前記ランドリー装置を利用する案内に関する指示を前記携帯端末に送信する送信ステップと、
前記送信ステップにより送信された指示に基づき、前記携帯端末は、前記案内に関する表示を行う表示ステップと、を有し、
前記表示ステップにより表示された案内に対する選択結果に基づき前記ランドリー装置を稼働させることを特徴とするランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項7】
前記利用者の携帯端末毎に前記サービスコースの利用履歴を前記データベースに記録する記録ステップと、
前記携帯端末から前記ランドリー装置を利用する度に、前記データベースに記録される当該携帯端末を所有する前記利用者の前記サービスコースの前記利用履歴を更新する更新ステップと、
を有することを特徴とする請求項6に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項8】
前記サービスコースを月次単位で利用された月次利用回数を記録する月次利用回数記録ステップと、
前記判断ステップにより、前記月次利用回数が前記定められた回数内である場合に、前記送信ステップを実行する
ことを特徴とする請求項6または7に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。
【請求項9】
前記携帯端末の画面に表示される前記案内には、前記サービスコースの内容および現在の利用回数又は残りの利用回数が含まれていることを特徴とする請求項6乃至8の1項に記載のコインランドリーシステムのサービス処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コインランドリーシステムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
コインランドリー店舗は、洗濯・乾燥機、洗濯機、乾燥機等の各種ランドリー装置を多数備え、利用者に24時間提供されている。特に、日照時間が少ない梅雨シーズンや長雨の時期などでは、洗濯・乾燥が十分に行うことができないため、コインランドリー店舗の利用が増える傾向にある。また、最近では新型コロナウイルスの影響で、乾燥時における殺菌能力が高いことからコインランドリー店舗を利用する方が増えている。
【0003】
コインランドリー店舗では、利用した洗濯・乾燥コース(洗濯コースのみ、乾燥コースのみも含む)だけでなく、濯ぎ回数や乾燥時間などの追加設定に応じて、予め定められた料金を支払うシステムになっている。したがって、コインランドリー店舗を頻繁に利用される利用者であっても、期間特有のサービスクーポンが用意される程度で、特別優遇される訳でもない。また、コインランドリー店舗の経営するにあたり、固定客がどの程度いるかを把握する手立てもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-276500号公報
特開2017-205480号公報
特許第3733002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、上記した事情に鑑み提案されたものであり、コインランドリー店舗を頻繁に利用する利用者にとってお得な利用内容であり、且つコインランドリー店舗の固定客を増やすことができるコインランドリーシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のコインランドリーシステムのサービス処理方法は、複数のランドリー装置と、前記複数のランドリー装置を管理する管理装置を有し、携帯端末を利用して操作するコインランドリーシステムのサービス処理方法であって、前記携帯端末に搭載した前記アプリケーションを用いて、定められた料金により、定められた期間中、洗濯乾燥、洗濯、乾燥の1つ以上のコースを定められた回数で利用するサービスコースを定めて、前記管理装置に登録し、前記管理装置は、前記携帯端末から直接又は間接的に前記サービスコースを利用する要求を受信した場合、前記定められた回数以内の要求であると判断すると、前記登録されている前記サービスコースの内容に従い前記ランドリー装置を利用する案内を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、画面に表示される前記案内に従って前記ランドリー装置を稼働させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るコインランドリーシステムの構成を示す図である。
実施形態に係る携帯端末に「期間アプリケーション」を利用する識別コードを設定する手順を示すフローチャートである。
実施形態に係る「期間アプリケーション」をインストールしたスマートフォンによって、ユーザー登録等を行う様子を示す図である。
コインランドリーがランドリーメーカの直営店ではなく、店舗オーナーが別に存在する場合の構成例を示す図である。
実施形態に係る集中精算機と管理装置との接続関係を示す図である。
実施形態に係る管理装置のデータベースに登録されるユーザー情報の一覧例を示す図である。
実施形態に係る「期間アプリケーション」を利用する識別コードの有効性を判断する管理装置の判定動作のフローチャートと、識別コード管理テーブルの一例を示す図である。
実施形態に係るデータベースに記録されるユーザー(識別コード)毎のランドリー装置の利用履歴の一例を示す図である。
実施形態に係る「期間アプリケーション」を実行する集中精算機および管理装置による動作制御を示すフローチャートである
実施形態の管理装置から利用客が所有するスマートフォンに利用案内するメッセージの第1案内例を示す図である。
実施形態の管理装置から利用客が所有するスマートフォンに利用案内するメッセージの第2案内例を示す図である。
他の実施形態における管理装置によるスマートフォンに「居住者特典アプリケーション」を利用する識別コードを設定する手順を示すフローチャート、および「居住者特典アプリケーション」を利用する識別コードの有効性を判定する管理装置の動作を示すフローチャートである。
他の実施形態における管理装置の識別コード管理テーブルの一例を示す図である。
他の実施形態における「居住者特典アプリケーション」を実行する集中精算機および管理装置の動作を示すフローチャートである。
専用機を用いてスマートフォンの識別コードの読み取りを行う他の実施形態の構成と、ランドリー装置の他の実施形態を示す図である。
実施形態に係るコインランドリーシステムの他の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態のコインランドリーシステムについて、図1乃至図16を参照して説明する。図1は、実施形態のコインランドリーシステム100の構成を示す図である。
図1において、コインランドリー店舗10には洗濯・乾燥機、洗濯機、乾燥機(以下、これらをランドリー装置20と称する)が店舗の大きさに応じて多数設置されている。集中精算機(読取機の一例)30は、コインランドリー店舗10に設置される多数のランドリー装置20の操作設定および利用料金等を集中管理する機器である。
【0009】
コインランドリー店舗10を経営するランドリーメーカ40には、管理装置(サーバ装置)50が設けられる。コインランドリー店舗10を経営するオーナーが別に居る場合には、ランドリーメーカ40からランドリー装置20が提供される。そして、管理装置50および集中精算機30は、図示しないネットワークを介してデータ通信可能に接続されている。また、実施形態の「期間アプリケーション」は、利用者所有の携帯端末70(スマートフォンやタブレット)にインストールされる。携帯端末70は、管理装置50および集中精算機30と無線通信することができる。「期間アプリケーション」とは、予め設定された所定期間(例えば、月単位、50日、60日、90日等)に応じて、設定された条件でランドリー装置20の利用を提供するものである。
【0010】
図2は、管理装置50から携帯端末70に「期間アプリケーション」を利用する識別コード(例えば、QRコード(登録商標)又はバーコード等)をインストールする手順を示すフローチャートである。
ランドリーメーカ40は、例えば、管理装置50によって管理されるネットワーク上にホームページHPを開設している。このホームページHPには、「期間アプリケーション」をダウンロードすることができる識別コード(例えば、QRコード)が掲載される。また、コインランドリー店舗10(例えば、集中精算機30)にも、「期間アプリケーション」をダウンロードできる識別コードが掲載される。「期間アプリケーション」をダウンロードできる識別コードは、広告やチラシ等に掲載して利用を促進するようにしても良い。図2において、利用者は、所有する携帯端末70(以下、スマートフォンと称する)のQR読取機能を用いて、それらの媒体から識別コードを読み取り、「期間アプリケーション」をダウンロードする(S50)。
(【0011】以降は省略されています)

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