特許ウォッチ

公開番号2025103675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221232
出願日2023-12-27
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20250702BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】液剤吐出流路における液剤の残留を抑制できる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯槽と、給水装置と、洗濯槽に供給する液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤および水を洗濯槽に案内する案内流路と、給水装置と案内流路の間に接続され、給水装置から給水される水を案内流路に供給する管部と、液剤タンクに貯蔵された液剤を管部の内部流路に吐出する吐出部を有する、液剤供給装置と、を備え、管部は、第1水平方向の成分を含む方向に延びる上流管と、第1水平方向とは逆向きの第2水平方向の成分を含む方向に延びる下流管と、屈曲して上流管と下流管との間を接続する屈曲部とを有し、液剤供給装置の吐出部は、下流管に接続される。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯槽と、
給水装置と、
前記洗濯槽に供給する液剤を貯蔵する液剤タンクと、
液剤および水を前記洗濯槽に案内する案内流路と、
前記給水装置と前記案内流路の間に接続され、前記給水装置から給水される水を前記案内流路に供給する管部と、
前記液剤タンクに貯蔵された液剤を前記管部の内部流路に吐出する吐出部を有する、液剤供給装置と、を備え、
前記管部は、第１水平方向の成分を含む方向に延びる上流管と、前記第１水平方向とは逆向きの第２水平方向の成分を含む方向に延びる下流管と、屈曲して前記上流管と前記下流管との間を接続する屈曲部とを有し、
前記液剤供給装置の前記吐出部は、前記下流管に接続される、洗濯機。
続きを表示（約 810 文字）【請求項２】
前記液剤供給装置の前記吐出部は、上方から前記下流管に接続される、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記液剤供給装置の前記吐出部は、平面視で前記上流管と前記下流管の両方と重なる位置に配置される、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記管部は、前記吐出部と重なる位置から前記下流管に向けて液剤を案内する案内部を有する、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記案内部は、前記吐出部に重なる位置で、水平に対して前記下流管に向かって下方に傾斜して延びる、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項６】
前記管部は、前記上流管と前記下流管を隔てる隔壁部を有し、前記隔壁部を介して前記上流管と前記下流管が互いに隣接する、請求項１から５のいずれか一項に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記下流管は、前記液剤タンクを収容するケースの第１の壁部に沿うように前記第２水平方向に延びて、前記第１の壁部に接続される、請求項１から５のいずれか一項に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記上流管は、平面視で前記下流管よりも前記第１の壁部から離れた位置にある、請求項７に記載の洗濯機。
【請求項９】
前記液剤供給装置は、前記管部の真上に配置され、前記ケースの前記第１の壁部を貫通して前記液剤タンクに接続される、請求項７に記載の洗濯機。
【請求項１０】
前記案内流路には、内底面から上向きに突出した複数の突起が設けられ、
前記給水装置は、水源に接続される給水弁を有し、
前記給水弁と前記上流管とを接続する給水管をさらに備え、
前記給水管は、前記案内流路に連通し、前記複数の突起の上方に位置する開口を有する、請求項７に記載の洗濯機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、洗濯槽と、給水装置と、液剤を収容した液剤タンクと、水および液剤を洗濯槽に案内するケースと、給水装置の水をケースに供給する管部と、液剤を管部に吐出する液剤ポンプとを備える洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された洗濯機において、管部は屈曲部を有し、液剤ポンプの吐出部は屈曲部の上流で管部に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－８７６１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の洗濯機において、管部における液剤の残留という点で未だ改善の余地がある。
【０００６】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、管部における液剤の残留を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯槽と、給水装置と、洗濯槽に供給する液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤および水を洗濯槽に案内する案内流路と、給水装置と案内流路の間に接続され、給水装置から給水される水を案内流路に供給する管部と、液剤タンクに貯蔵された液剤を管部の内部流路に吐出する吐出部を有する、液剤供給装置と、を備え、管部は、第１水平方向の成分を含む方向に延びる上流管と、第１水平方向とは逆向きの第２水平方向の成分を含む方向に延びる下流管と、屈曲して上流管と下流管との間を接続する屈曲部とを有し、液剤供給装置の吐出部は、下流管に接続される。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、管部における液剤の残留を抑制する洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示に係る実施の形態１の洗濯機の斜視図
本開示に係る実施の形態１の洗濯機の模式断面図
自動投入ユニットと給水装置の斜視図
自動投入ユニットと給水装置の斜視図
ケースの分解図
自動投入ユニットと給水装置の模式平面図
管部の斜視図
管部の分解図
管部の断面図
管部の断面図
管部の一部の平面図
ケースのタンク収容部の断面図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施の形態１）
本開示の実施の形態１に係る洗濯機について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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