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公開番号
2025105926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076200,2021535422
出願日
2025-05-01,2020-07-30
発明の名称
接着剤セット及び接着体
出願人
株式会社レゾナック
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
4/02 20060101AFI20250703BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明の一側面は、酸素存在下でも室温で十分な硬化性を有するとともに、被着体に塗布されたときの液だれが抑制された二液型接着剤を提供する。
【解決手段】2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する1種以上のアクリルモノマー、及び2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を含有する第一液と、エポキシ基及び(メタ)アクリロイル基のいずれもと反応する求核性反応基を有する化合物を含む硬化剤を含有する第二液と、を備える接着剤セットが開示される。アクリルモノマーが2個の(メタ)アクリロイル基を有する二官能アクリルモノマーを含む。アクリルモノマーの全体質量に対する二官能アクリルモノマーの割合が75質量%以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する1種以上のアクリルモノマー、及び2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を含有する第一液と、
エポキシ基及び(メタ)アクリロイル基のいずれもと反応する求核性反応基を有する化合物を含む硬化剤を含有する第二液と、を備え、
前記アクリルモノマーが2個の(メタ)アクリロイル基を有する二官能アクリルモノマーを含み、前記アクリルモノマーの全体質量に対する前記二官能アクリルモノマーの割合が75質量%以上である、
接着剤セット。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記求核性反応基が脂肪族アミノ基である、請求項1に記載の接着剤セット。
【請求項3】
前記第一液又は前記第二液のうち少なくとも一方が無機充填剤を更に含有する、請求項1又は2に記載の接着剤セット。
【請求項4】
前記第一液又は前記第二液のうち一方のみが顔料を更に含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の接着剤セット。
【請求項5】
前記第一液及び前記第二液がそれぞれ顔料を更に含有し、前記第一液が含有する顔料と前記第二液が含有する顔料とが異なる、請求項1~4のいずれか一項に記載の接着剤セット。
【請求項6】
2以上の被着体と、前記2以上の被着体を接着する接着層と、を有し、
前記接着層が、請求項1~5のいずれか一項に記載の接着剤セットによって形成された層である、接着体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、接着剤セット及び接着体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、接着剤の一種として、(メタ)アクリル系モノマーを用いた二液型接着剤が知られている(例えば特許文献1)。(メタ)アクリル系モノマーを用いた従来の二液型接着剤の場合、一般に、重合開始剤と還元剤とで形成されるレドックス触媒系によって(メタ)アクリル系モノマーの重合が進行し、その結果、接着剤が硬化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-117011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一側面は、酸素存在下でも室温で十分な硬化性を有するとともに、被着体に塗布されたときの液だれが抑制された二液型接着剤を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面は、2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する1種以上のアクリルモノマー、及び2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を含有する第一液と、エポキシ基及び(メタ)アクリロイル基のいずれもと反応する求核性反応基を有する化合物を含む硬化剤を含有する第二液と、を備える、接着剤セットを提供する。前記アクリルモノマーが2個の(メタ)アクリロイル基を有する二官能アクリルモノマーを含み、前記アクリルモノマーの全体質量に対する前記二官能アクリルモノマーの割合が75質量%以上である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一側面によれば、酸素存在下でも室温で十分な硬化性を有するとともに、被着体に塗布されたときの液だれが抑制された二液型の接着剤が提供される。本発明の一側面に係る接着剤セットは、ノズル等からの良好な吐出性、及び十分に長い可使時間の点でも優れた特性を有し得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
接着体の一実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。本明細書中、(メタ)アクリロイルは、アクリロイル又はメタクリロイルを意味し、これはその他の類似表現についても同様である。
【0009】
一実施形態に係る接着剤セットは、第一液及び第二液から構成される二液型の接着剤である。第一液は、2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する1種以上のアクリルモノマー、及び2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を含有する。第二液は、エポキシ基及び(メタ)アクリロイル基のいずれもと反応する求核性反応基を有する化合物を含む硬化剤を含有する。
【0010】
アクリルモノマーは、アクリロイル基、メタクリロイル基又はこれらの両方を有する2官能以上の化合物である。アクリルモノマーが有する(メタ)アクリロイル基の数は2~4であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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