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公開番号
2025105326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223794
出願日
2023-12-29
発明の名称
VRカメラおよびVRシステム
出願人
株式会社近江デジタルファブリケーションズ
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザの頭部の動きに起因する視差の影響による違和感を可能な限り低減することが可能なVRカメラおよびVRシステムを提供すること
【解決手段】複数のレンズを有するカメラ本体12と、カメラ本体12を回転させる回転機構24とを備えたVRカメラ10において、回転機構24の回転軸を、カメラ本体12が第1の姿勢にあるときに生成される第1画像と、第1の姿勢とは異なる第2の姿勢にあるときに生成される第2画像との間に生じる視差を最小化する視差最小化ポイントに配置する。また、回転機構24が駆動しているときにVRカメラ10が撮像する画像を表示装置50に表示させない、または、VRカメラ10による撮像を停止するような構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のレンズを有するカメラ本体と、
前記カメラ本体を回転させる回転機構と、
を備え、
前記回転機構の回転軸が、前記カメラ本体が第1の姿勢にあるときに生成される第1画像と、前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢にあるときに生成される第2画像との間に生じる視差を最小化する視差最小化ポイントに配置されている、VRカメラ。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記複数のレンズは、間隔をあけて配置された第1レンズおよび第2レンズと、当該第1レンズと当該第2レンズの間に設けられた第3レンズとを有し、
前記第3レンズの視差最小化ポイントが前記回転軸上に配置されている、請求項1に記載のVRカメラ。
【請求項3】
前記第3レンズは、前記第1レンズおよび前記第2レンズよりも画角が広い、請求項2に記載のVRカメラ。
【請求項4】
複数のレンズを有するカメラ本体を回転させる回転機構を備えたVRカメラと、
前記VRカメラにより撮像された画像を表示する表示装置と、
前記VRカメラと前記表示装置との間でデータを送受信する通信部と、
を備え、
前記回転機構が駆動しているときに前記VRカメラが撮像する画像を前記表示装置に表示させない、または、前記VRカメラによる撮像を停止するように構成されている、VRシステム。
【請求項5】
ユーザの注視領域の位置が変化して、当該注視領域が前記VRカメラの視野領域から外れた場合に、前記VRカメラは、前記変化後の注視領域の位置に基づいて前記回転機構が駆動する、請求項4に記載のVRシステム。
【請求項6】
VRカメラは、前記カメラ本体が第1の状態にあるときに第1画像を生成し、前記第1の状態とは異なる第2の状態にあるときに第2画像を生成するものであり、
前記第1の状態から前記第2の状態に変化するときの前記カメラ本体の変動態様に基づいて、前記第1画像から前記第2画像へ遷移する画像表示タイミングを変化させる、請求項4に記載のVRシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、VR技術に関し、特に、複数のレンズを有するVRカメラおよびこれを用いたVRシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、様々な技術分野において、複数のレンズを有するカメラを利用した製品・サービスの開発が進められている。例えば、特許文献1には、2つのカメラの各々が回転機構を含むステレオカメラが開示されている。特許文献1に記載のステレオカメラでは、2つのカメラ各々の回転機構における回転軸の配置を調整することにより、検知物の測距精度を確保しつつ、検知範囲の遠距離化および広角化が実現される旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-82965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記例示したステレオカメラは、仮想現実(Virtual Reality 以下「VR」という。)や3次元映像のような技術分野への応用も可能であると考えられる。例えば、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display 以下「HMD」という。)に表示させる映像を撮影するようなケースである。この場合、HMDを装着したユーザの頭部の動きと映像の表示に時間差が生じ得ることから、視差の影響が大きくなりユーザに不快感を与えるおそれがある。
【0005】
上記した課題に鑑み、本発明は、ユーザの頭部の動きに起因する視差の影響による違和感を可能な限り低減することが可能なVRカメラおよびVRシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るVRカメラは、複数のレンズを有するカメラ本体と、前記カメラ本体を回転させる回転機構と、を備え、前記回転機構の回転軸が、前記カメラ本体が第1の姿勢にあるときに生成される第1画像と、前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢にあるときに生成される第2画像との間に生じる視差を最小化する視差最小化ポイントに配置されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るVRシステムは、複数のレンズを有するカメラ本体を回転させる回転機構を備えたVRカメラと、前記VRカメラにより撮像された画像を表示する表示装置と、前記VRカメラと前記表示装置との間でデータを送受信する通信部と、を備え、前記回転機構が駆動しているときに前記VRカメラが撮像する画像を前記表示装置に表示させない、または、前記VRカメラによる撮像を停止するように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザの頭部の動きに起因する視差の影響による違和感を可能な限り低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るVRシステムの概略構成を示す図である。
上記VRシステムの動作フロー図である。
上記VRシステムの動作フロー図である。
画像遷移の所要時間を決定するための関数を示す図である。
ユーザの注視領域を示す説明図である
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るVRカメラおよびVRシステムそれぞれの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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