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公開番号
2025104970
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223186
出願日
2023-12-28
発明の名称
臭いブロック組成物
出願人
ハウス食品株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
9/013 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、不快臭を消臭又は防臭するための新たな手段を提供することを目的とする。
【解決手段】植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む、臭いブロック組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む、臭いブロック組成物。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、請求項1に記載の臭いブロック組成物。
【請求項3】
植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、請求項1に記載の臭いブロック組成物。
【請求項4】
植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、請求項1に記載の臭いブロック組成物。
【請求項5】
植物体又はその一部を、次亜塩素酸で処理する工程を含む、臭いブロック組成物の製造方法。
【請求項6】
植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、請求項5に記載の製造方法。
【請求項7】
植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、請求項5に記載の製造方法。
【請求項8】
植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、請求項5に記載の製造方法。
【請求項9】
植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物を含む、臭いブロック剤。
【請求項10】
植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物を含む、臭い防除用製品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物に関するものである。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年は、消臭剤が広く普及していることから理解できるように、清潔志向が高まって、生活臭や体臭などを気にする人が多い。また、新築の建物や新車の車室内では、シックハウス症候群等の原因ともなりうる揮発性物質による独特の臭いが発生する。このような臭いを不快に感じる人も多く、消臭や防臭のための様々な手段が開発・研究されている。しかしながら、当該分野においては依然として、消臭や防臭のための新たな手段が切望されている。
【0003】
特許文献1には、イノンド、キャラウエイ、フェンネル、アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウ、アニスより選ばれるセリ科植物の抽出物を脱臭処理して有効成分とした消臭剤が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ジンジャーオイル、インモルテルオイル、サンダルウッドオイル、アニスオイル、フェンネルオイル、ピメントベリーオイル、シナモンオイル、ローレルオイル、タイムオイル、スパイクラベンダーオイル、バジルオイル、コリアンダーオイル、シトロネラオイル、メリッセオイル、ゼラニウムオイル、パルマローザオイル、ディルシードオイル、オレンジバレンシア、ライムオイル、レモンオイル、セロリハーブオイル、レモングラスオイル、リトシークベバオイル、ベルベナオイル、アンジェリカシードオイル、コパイバオイル、オリガナムオイル、シトラール、リモネン、リナロール及びアネトールから選ばれる精油又は精油成分からなるデオドラント剤が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-190027号公報
特開2002-255774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
植物の抽出物や精油を有効成分とする従来の消臭又は防臭手段は、原料植物に由来する特有の匂いを有することから、その用途は著しく限定される場合があり、あるいは当該匂いを除去するために脱臭処理に付すことを要し、これが製造工程の煩雑化や処理用設備の設置等の負担を生じていた。また、植物の抽出物や精油を有効成分とする従来の消臭又は防臭手段は、その効果が利用者にとって十分満足いくものではない場合があった。
そのため、本発明は、不快臭を消臭又は防臭するための新たな手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、野菜、香辛料、果物等を次亜塩素酸で処理して得られた処理物を、匂い物質と併用すると、当該物質に由来する臭いや香りが減じられて知覚されることを見出した。さらに、当該処理物においては、野菜、香辛料、果物等に起因する臭いや香り自体も減じられて知覚されることを見出した。
【0008】
本発明者らは、野菜、香辛料、果物等を次亜塩素酸で処理して得られた次亜塩素酸処理物が、優れた臭いブロック効果を奏するものであり、不快な匂いを低減するのに有効であることを見出した。
【0009】
本発明は、これらの新規知見に基づくものであり、以下の発明を包含する。
[1] 植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む、臭いブロック組成物。
[2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[1]の臭いブロック組成物。
[3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[1]又は[2]の臭いブロック組成物。
[4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[1]~[3]のいずれかの臭いブロック組成物。
[5] 植物体又はその一部を、次亜塩素酸で処理する工程を含む、臭いブロック組成物の製造方法。
[6] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[5]の製造方法。
[7] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[5]又は[6]の製造方法。
[8] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[5]~[7]のいずれかの製造方法。
[9-1] 植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物を含む、臭いブロック剤。
[9-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[9-1]の臭いブロック剤。
[9-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[9-1]又は[9-2]の臭いブロック剤。
[9-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[9-1]~[9-3]のいずれかの臭いブロック剤。
[10-1] 植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物を含む、臭い防除用製品。
[10-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[10-1]の臭い防除用製品。
[10-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[10-1]又は[10-2]の臭い防除用製品。
[10-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[10-1]~[10-3]のいずれかの臭い防除用製品。
[11-1] 植物体又はその一部の次亜塩素酸又処理物を含む臭いブロック組成物を含む、飲食品添加剤又は飲食品。
[11-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[11-1]の飲食品添加剤又は飲食品。
[11-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[11-1]又は[11-2]の飲食品添加剤又は飲食品。
[11-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[11-1]~[11-3]のいずれかの飲食品添加剤又は飲食品。
[12-1] 植物体又はその一部の次亜塩素酸水溶液を含む臭いブロック組成物を含む、製品部材。
[12-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[12-1]の製品部材。
[12-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[12-1]又は[12-2]の製品部材。
[12-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[12-1]~[12-3]のいずれかの製品部材。
[13-1] 対象の臭いを低減する方法であって、植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物を、前記対象又は前記対象を含む空間若しくは組成物中に含ませる工程を含むことを特徴とする、方法。
[13-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[13-1]の方法。
[13-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[13-1]又は[13-2]の方法。
[13-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[13-1]~[13-3]のいずれかの方法。
[14-1] 臭いブロック剤、臭い防除用製品、飲食品添加剤、飲食品、製品部材の製造における、植物体又はその一部の次亜塩素酸処理物を含む臭いブロック組成物の使用。
[14-2] 植物体又はその一部が、アネトール、エストラゴールからなる群より選択される一又は複数の化合物を含む、[14-1]の使用。
[14-3] 植物体又はその一部が野菜、香辛料及び果物からなる群より選択される一又は複数である、[14-1]又は[14-2]の使用。
[14-4] 植物体又はその一部が、フェンネル、バジル、チャービル、アニス、タラゴン、スターアニス、山椒、花椒、又はリンゴである、[14-1]~[14-3]のいずれかの使用。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、不快臭を消臭又は防臭するための新たな手段を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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