TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025104724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222734
出願日2023-12-28
発明の名称システム、情報処理装置、及び、方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04W 52/02 20090101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信に係る消費電力量を低減する。
【解決手段】第1のNF(Network Function)と、第2のNFとを備えるシステムである。第1のNFは、端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信し、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、第1のリクエストについて、セッションの確立の可否を判定する。第2のNFは、第1のサービスを提供するアプリケーションから、第1の条件の指定を受信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、前記第1のリクエストについて、前記セッションの確立の可否を判定することと、
を実行する第1のNF(Network Function)
を備えるシステム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1の条件は、前記端末の位置に関する条件を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第1の条件は、時間帯に関する条件を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記第1の条件は、前記端末の移動速度に関する条件を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1の条件は、前記端末の移動方向に関する条件を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記第1のNFは、
前記第1の条件に基づいて、前記セッションの確立の拒否を判定した場合に、前記端末へ、拒否応答を送信する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記第1のNFは、
前記拒否応答とともに、拒否の原因が前記第1のサービスによる指定であることを送信する、
請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記第1のNFは、SMF(Session Management Function)である、
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記第1のサービスを提供するアプリケーションから前記第1の条件の指定を受信する第2のNFをさらに備える、
請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、前記第1のリクエストについて、前記セッションの確立の可否を判定することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信ネットワークシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の位置及び速度に基づいて他車両との通信範囲を調整することにより、当該車両の位置及び速度に応じて処理すべき情報量を調整し、通信過多に起因する不具合の発生を未然に防止する通信装置および方法が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-033558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、通信に係る消費電力量を低減可能なシステム、情報処理装置、および、方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、
端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、前記第1のリクエストについて、前記セッションの確立の可否を判定することと、
を実行する第1のNF(Network Function)
を備えるシステムである。
【0006】
本開示の他の態様の一つは、
端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、前記第1のリクエストについて、前記セッションの確立の可否を判定することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
【0007】
本開示の他の態様の一つは、
コンピュータが、
端末からの、第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1のサービスについての、ユーザプレーン上のセッションの確立を許可または拒否する第1の条件に基づいて、前記第1のリクエストについて、前記セッションの確立の可否を判定することと、
を含む方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、通信に係る消費電力量を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第5世代移動体通信システムのアーキテクチャの一例を示す図である。
図2は、通信システムにおけるセッション確立判定処理を説明する図である。
図3は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、SMFの機能構成の一例を示す図である。
図5は、SMFのPDUセッションの確立の可否判定の処理のフローチャートの一例である。
図6は、AFからのセッション確立拒否条件の指定を受け付ける処理のシーケンスの一例である。
図7は、PDUセッションの確立が拒否される場合のセッション確立判定処理のシーケンスの一例を示す図である。
図8は、AMFがPDUセッションの確立の可否判定を行う場合のセッション確立判定処理のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
例えば、端末の周辺に存在するPOI(Point Of Interest)に関する情報を当該端末
に提供するようなサービスでは、定期的に端末と当該サービスを提供するサーバとが通信を行うので、当該サービスの享受によって端末の電力が消費される。このようなサービスにおいて、ユーザに提供しても無駄な情報が提供されることがある。例えば、車両が高速道路を走行している場合に、目的のインターチェンジまでの間に存在する、一般道を走行しないとたどり着けない施設などの情報は、当該車両の乗員が当該施設に立ち寄る可能性が低いため、ユーザに提供しても無駄になる可能性が高い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
音響装置
2か月前
個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
店内配信予約システム
3日前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
サクサ株式会社
中継装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
10日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
12日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
23日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
続きを見る