TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025103300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220611
出願日
2023-12-27
発明の名称
画像光生成ユニットおよび投射型表示装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250702BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】小型の構成で4つの光を合成できる、光合成素子、光学ユニットおよび投射型表示装置を提供する。
【解決手段】第1~第3電気光学装置と、第1~第3面と、射出面と、第1電気光学装置からの光を反射する第1光学層と、第3電気光学装置の第1表示領域からの光を反射する第2光学層と、第3電気光学装置の第2表示領域からの光を反射する第3光学層と、を有する合成プリズムを備える。第1面は射出面と直交し、第2面は射出面と反対を向くとともに第1面と直交する。第3面は、第2面および射出面と交差し、第1光学層は第1、第2面、第3光学層と交差し、第2光学層は第2、第3面、第1面および射出面と交差し、第3光学層は第3面、第1面および射出面と交差する。第3電気光学装置において、第1表示領域および第2表示領域に表示する画像は第1方向において互いに反転した画像である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像光を射出する第1電気光学装置と、
前記第1画像光と異なる第2画像光を射出する第2電気光学装置と、
前記第1画像光および前記第2画像光と異なる第3画像光を射出する第1表示領域と、前記第1画像光、前記第2画像光および前記第3画像光と異なる第4画像光を射出する第2表示領域と、を含む第3電気光学装置と、
前記第1画像光が入射する第1面と、前記第2画像光が入射する第2面と、前記第3画像光と前記第4画像光とが入射する第3面と、前記第1画像光、前記第2画像光、前記第3画像光および前記第4画像光を射出する射出面と、前記第2画像光と前記第3画像光とを透過させるとともに前記第1画像光を反射する第1光学層と、前記第1画像光と前記第2画像光とを透過させるとともに前記第3画像光を反射する第2光学層と、前記第1画像光、前記第2画像光および前記第3画像光を透過させるとともに前記第4画像光を反射する第3光学層と、を有する合成プリズムと、を備え、
前記第1面は、前記射出面と直交し、
前記第2面は、前記射出面と反対を向くとともに、前記第1面と直交し、
前記第3面は、一端が前記第2面と交差し、他端が前記射出面と交差し、
前記第1光学層を形成した面は、一端が前記第1面および前記第2面と交差するとともに、他端が前記第3光学層を形成した面と交差し、
前記第2光学層を形成した面は、一端が前記第2面および前記第3面と交差するとともに、他端が前記第1面および前記射出面と交差し、
前記第3光学層を形成した面は、一端が前記第3面と交差し、他端が前記第1面および前記射出面と交差し、
前記第3電気光学装置において、前記第1表示領域および前記第2表示領域は第1方向に並んで設けられ、
前記第1表示領域で前記第3画像光により表示される第1画像は、前記第2表示領域で前記第4画像光により表示される第2画像を前記第1方向において反転させた画像である、
画像光生成ユニット。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第3電気光学装置は、前記第1表示領域および前記第2表示領域の前記第1方向に沿う垂直走査方向が互いに反対向きである、
請求項1に記載の画像光生成ユニット。
【請求項3】
前記第3画像光および前記第4画像光は同じ色の色光であり、互いの偏光方向が異なる、
請求項1に記載の画像光生成ユニット。
【請求項4】
前記第3画像光および前記第4画像光は同じ色の色光であり、互いの波長帯が異なる、
請求項1に記載の画像光生成ユニット。
【請求項5】
前記合成プリズムは、前記第1面と前記第2面と前記第3面の一部と第5面とを含むクロスプリズムと、前記射出面と前記第3面の他の一部とを含む三角プリズムと、を接合して構成される、
請求項1に記載の画像光生成ユニット。
【請求項6】
前記第1光学層は、前記クロスプリズムの第1接合部に設けられ、
前記第2光学層は、前記クロスプリズムの前記第1接合部に交差する第2接合部に設けられ、
前記第3光学層は、前記クロスプリズムと前記三角プリズムとを接合する第3接合部に設けられる、
請求項5に記載の画像光生成ユニット。
【請求項7】
前記第2面および前記第3面は120°で交差し、
前記第3面および前記射出面は60°で交差する、
請求項5に記載の画像光生成ユニット。
【請求項8】
前記第1電気光学装置、前記第2電気光学装置および前記第3電気光学装置は、光源と、液晶パネルと、前記液晶パネルから射出した光が入射する偏光素子と、を含む、
請求項7に記載の画像光生成ユニット。
【請求項9】
前記第1電気光学装置、前記第2電気光学装置および前記第3電気光学装置は、自発光パネルと、前記自発光パネルから射出する光の偏光方向を揃える偏光変換部材と、を含む、
請求項7に記載の画像光生成ユニット。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像光生成ユニットと、
前記画像光生成ユニットから射出された光を投射する投射光学系と、を備える、
投射型表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像光生成ユニットおよび投射型表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、青色光をS偏光とP偏光とに分離して2枚の液晶パネルで変調した後に合成した青色画像光に対して、緑用液晶パネルで変調した緑色画像光と赤用液晶パネルで変調した赤色画像光とを合成する、プロジェクターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/104000号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示のプロジェクターでは、4つの光を合成する際に、2つの青色画像光を合成する第1ダイクロイックプリズムと、第1ダイクロイックプリズムにより合成した青色画像光と残り2つの赤色画像光および緑色画像光とを合成する第2ダイクロイックプリズムと、が必要となる。しかしながら、第1ダイクロイックプリズムを用いたことで、赤色画像光および緑色画像光の光路にフォーカス等を調整するための光学部材が必要となってしまうため、光学系が大型化するという課題があった。
そこで、小型の構成で4つの光を合成できる新たな光合成素子の提供が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様によれば、第1画像光を射出する第1電気光学装置と、前記第1画像光と異なる第2画像光を射出する第2電気光学装置と、前記第1画像光および前記第2画像光と異なる第3画像光を射出する第1表示領域と、前記第1画像光、前記第2画像光および前記第3画像光と異なる第4画像光を射出する第2表示領域と、を含む第3電気光学装置と、前記第1画像光が入射する第1面と、前記第2画像光が入射する第2面と、前記第3画像光と前記第4画像光とが入射する第3面と、前記第1画像光、前記第2画像光、前記第3画像光および前記第4画像光を射出する射出面と、前記第2画像光と前記第3画像光とを透過させるとともに前記第1画像光を反射する第1光学層と、前記第1画像光と前記第2画像光とを透過させるとともに前記第3画像光を反射する第2光学層と、前記第1画像光、前記第2画像光および前記第3画像光を透過させるとともに前記第4画像光を反射する第3光学層と、を有する合成プリズムと、を備え、前記第1面は、前記射出面と直交し、前記第2面は、前記射出面と反対を向くとともに、前記第1面と直交し、前記第3面は、一端が前記第2面と交差し、他端が前記射出面と交差し、前記第1光学層を形成した面は、一端が前記第1面および前記第2面と交差するとともに、他端が前記第3光学層を形成した面と交差し、前記第2光学層を形成した面は、一端が前記第2面および前記第3面と交差するとともに、他端が前記第1面および前記射出面と交差し、前記第3光学層を形成した面は、一端が前記第3面と交差し、他端が前記第1面および前記射出面と交差し、前記第3電気光学装置において、前記第1表示領域および前記第2表示領域は第1方向に並んで設けられ、前記第1表示領域で前記第3画像光により表示される第1画像は、前記第2表示領域で前記第4画像光により表示される第2画像を前記第1方向において反転させた画像である、画像光生成ユニットが提供される。
【0006】
本発明の第2態様によれば、第1態様の画像光生成ユニットと、前記画像光生成ユニットから射出された光を投射する投射光学系と、を備える、投射型表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の投射型表示装置を示す平面図である。
第3液晶パネルの概略構成を示す図である。
第1変形例の投射型表示装置を示す平面図である。
第2変形例の投射型表示装置を示す平面図である。
第2実施形態の投射型表示装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の投射型表示装置を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態の投射型表示装置100は、画像光生成ユニット(光学ユニット)10と、画像光生成ユニット10から射出された光を投射する投射光学系110と、を備えている。
【0010】
画像光生成ユニット10は、第1表示装置(第1電気光学装置)11と、第2表示装置(第2電気光学装置)12と、第3表示装置(第3電気光学装置)13と、合成プリズム15と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
スクリーン
3か月前
個人
監視用カメラ
1か月前
株式会社リコー
撮影装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社イノン
接写補助装置
1か月前
株式会社リコー
画像投射装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3か月前
個人
モニター付撮影機器の日よけカバー
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る