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公開番号
2025102327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219686
出願日
2023-12-26
発明の名称
裏板、及び裏板の取付方法
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
3/16 20060101AFI20250701BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】建具側への追加加工を不要とし、当該建具に対する裏板の取り付けを容易に行うこと。
【解決手段】裏板6は、部品を建具に取り付けるための裏板である。建具は、中空部を構成するとともに、裏板6の一部を挿入可能とする挿入開口部が設けられた壁部を有する。裏板6は、ベース部7と、ベース部7に対して移動可能に取り付けられ、ベース部7との間で壁部における挿入開口部の縁部を挟持する作動片8とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
部品を建具に取り付けるための裏板であって、
前記建具は、
中空部を構成するとともに、前記裏板の一部を挿入可能とする挿入開口部が設けられた壁部を有し、
前記裏板は、
ベース部と、
前記ベース部に対して移動可能に取り付けられ、前記ベース部との間で前記壁部における前記挿入開口部の縁部を挟持する作動片とを備える
ことを特徴とする裏板。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ベース部には、
前記壁部における前記挿入開口部の縁部に圧入される圧入部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の裏板。
【請求項3】
前記ベース部は、
所定の方向に延在する長尺形状を有し、
前記圧入部と前記作動片とは、
前記ベース部の長手方向に対向する位置に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の裏板。
【請求項4】
前記ベース部の長手方向は、
上下方向であり、
前記圧入部は、
前記ベース部における下縁部に設けられ、前記壁部における前記挿入開口部の下縁部に圧入され、
前記作動片は、
前記ベース部における上縁部に対して上下方向に移動可能に取り付けられ、前記ベース部における上縁部との間で前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挟持する
ことを特徴とする請求項3に記載の裏板。
【請求項5】
前記ベース部には、
長穴が設けられ、
前記作動片は、
前記長穴に挿通された連結部材によって前記ベース部に対して前記長穴の延在方向に沿って移動可能に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の裏板。
【請求項6】
前記作動片は、
前記ベース部との間で前記壁部における前記挿入開口部の縁部を挟持する作動片本体と、
前記作動片本体の縁部から前記ベース部側に屈曲して前記ベース部に当接する当接部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の裏板。
【請求項7】
前記裏板は、
前記建具に取り付けられた操作部材を取り外して後付けの前記部品を前記建具に取り付けるための裏板である
ことを特徴とする請求項1に記載の裏板。
【請求項8】
部品を建具に取り付けるための裏板を前記建具に取り付ける前記裏板の取付方法であって、
前記建具は、
中空部を構成するとともに、前記裏板の一部を挿入可能とする挿入開口部が設けられた壁部を有し、
前記裏板は、
上下方向に延在する長穴を有し、上下方向に延在する長尺状のベース部と、
前記長穴に挿通された連結部材によって前記ベース部における上縁部に対して上下方向に移動可能に取り付けられ、前記ベース部における上縁部との間で前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挟持する作動片とを備え、
前記ベース部における下縁部には、
前記壁部における前記挿入開口部の下縁部に圧入される圧入部が設けられ、
前記裏板の取付方法は、
前記ベース部における上縁部と前記作動片との間に前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挿入する挿入工程と、
前記裏板を下方に移動させて前記圧入部を前記壁部における前記挿入開口部の下縁部に圧入する圧入工程と、
前記連結部材を上方向に移動させることで前記作動片を上方向に移動させるとともに前記連結部材にて前記ベース部における上縁部に対して前記作動片を近接させて前記ベース部における上縁部と前記作動片とで前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挟持する固定工程とを備える
ことを特徴とする裏板の取付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品を建具に取り付けるための裏板、及び当該裏板の取付方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建具における中空部を構成する壁部に部品を取り付けるための裏板が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の技術では、裏板を壁部に取り付けるために、当該壁部に複数の孔を設ける。また、当該裏板の一部を当該複数の孔のうち1つの孔を介して中空部内に挿入するとともに、当該複数の孔のうち他の1つの孔を介して当該一部を固定ネジにて壁部に固定する。この後、裏板における当該一部に対して他の部分を繰り返し曲げて当該一部と当該他の部分との間を疲労破断させることによって当該一部のみを壁部に残す。そして、当該一部に対して部品を取り付ける。
【0003】
また、特許文献2に記載の技術では、裏板を壁部に取り付けるために、当該壁部に複数の孔を設ける。また、当該裏板に第1のボルトを連結し、当該第1のボルトを把持しつつ当該裏板を当該複数の孔のうち1つの孔を介して中空部内に挿入するとともに、当該複数の孔のうち他の1つの孔を介して第2のボルトを当該裏板に連結して当該裏板を壁部に仮固定する。この後、第1のボルトを裏板から取り外し、当該複数の孔のうち他の1つの孔を介して当該第1のボルトを当該裏板に連結して当該裏板を壁部に本固定する。そして、当該裏板に対して部品を取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6639440号公報
特許第5590708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に記載の技術では、裏板を壁部に取り付けるにあたって、当該壁部に複数の孔を設けるという建具側への追加加工が必要となる。また、特許文献1,2に記載の技術では、裏板を繰り返し曲げて疲労破断させたり、第1のボルトの付け替えを行わせたりという煩雑な作業を作業者に強いる必要がある。
そこで、建具側への追加加工を不要とし、当該建具に対する裏板の取り付けを容易に行うことができる技術が要望されている。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、建具側への追加加工を不要とし、当該建具に対する裏板の取り付けを容易に行うことができる裏板、及び裏板の取付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る裏板は、部品を建具に取り付けるための裏板であって、前記建具は、中空部を構成するとともに、前記裏板の一部を挿入可能とする挿入開口部が設けられた壁部を有し、前記裏板は、ベース部と、前記ベース部に対して移動可能に取り付けられ、前記ベース部との間で前記壁部における前記挿入開口部の縁部を挟持する作動片とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る裏板の取付方法は、部品を建具に取り付けるための裏板を前記建具に取り付ける前記裏板の取付方法であって、前記建具は、中空部を構成するとともに、前記裏板の一部を挿入可能とする挿入開口部が設けられた壁部を有し、前記裏板は、上下方向に延在する長穴を有し、上下方向に延在する長尺状のベース部と、前記長穴に挿通された連結部材によって前記ベース部における上縁部に対して上下方向に移動可能に取り付けられ、前記ベース部における上縁部との間で前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挟持する作動片とを備え、前記ベース部における下縁部には、前記壁部における前記挿入開口部の下縁部に圧入される圧入部が設けられ、前記裏板の取付方法は、前記ベース部における上縁部と前記作動片との間に前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挿入する挿入工程と、前記裏板を下方に移動させて前記圧入部を前記壁部における前記挿入開口部の下縁部に圧入する圧入工程と、前記連結部材を上方向に移動させることで前記作動片を上方向に移動させるとともに前記連結部材にて前記ベース部における上縁部に対して前記作動片を近接させて前記ベース部における上縁部と前記作動片とで前記壁部における前記挿入開口部の上縁部を挟持する固定工程とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る裏板、及び裏板の取付方法によれば、建具側への追加加工を不要とし、当該建具に対する裏板の取り付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る建具を室内側から見た図である。
裏板を室内側から見た図である。
裏板の側面図である。
裏板の取付方法を説明する図である。
裏板の取付方法を説明する図である。
裏板の取付方法を説明する図である。
裏板の取付方法を説明する図である。
当接部の機能を説明する図である。
当接部の機能を説明する図である。
当接部の機能を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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