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公開番号
2025101938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219046
出願日
2023-12-26
発明の名称
切削加工機
出願人
DGSHAPE株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23Q
3/02 20060101AFI20250701BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】被切削物を保持装置に向かって移動させ易い。
【解決手段】切削加工機100の保持装置30は、着脱方向D1に延びた第1アーム101および第2アーム102を備える。第1アーム101および第2アーム102において、それぞれ着脱方向D1に延びた下側被スライド部131、141と、着脱方向D1に延び、下側被スライド部131、141の上方に配置された上側被スライド部133、143との間には、被スライド空間135、145が形成されている。被切削物5を保持するアダプタ6は、着脱方向D1と交差する挟持方向D2の両端部に配置され、着脱方向D1に延びた第1スライド部251および第2スライド部252を備える。被スライド空間135、145には、それぞれ被切削物5を保持するアダプタ6の第1スライド部251、第2スライド部252が入り込んでスライド移動可能である。
【選択図】図12C
特許請求の範囲
【請求項1】
被切削物を切削加工する際、前記被切削物を保持するアダプタを保持する保持装置を備え、
前記保持装置は、前記保持装置に対して、着脱方向の一方から他方に前記被切削物を移動させて、前記被切削物が保持位置に配置されたときに、前記被切削物を保持可能に構成されており、
前記保持装置は、
前記着脱方向に延びた第1アームと、
前記着脱方向と交差する挟持方向に前記第1アームと並んで配置され、前記着脱方向に延び、かつ、前記第1アームと共に前記被切削物を挟持する第2アームと、
を備え、
前記アダプタは、
前記挟持方向の一方側の第1端部に設けられ、前記着脱方向に延びた第1スライド部と、
前記挟持方向の他方側の第2端部に設けられ、前記着脱方向に延びた第2スライド部と、
を有し、
前記第1アームは、
前記着脱方向に延びた第1下側被スライド部と、
前記第1下側被スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第1上側被スライド部と、
を有し、
前記第2アームは、
前記着脱方向に延びた第2下側被スライド部と、
前記第2下側被スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第2上側被スライド部と、
を有し、
前記第1下側被スライド部と前記第1上側被スライド部との間には、前記着脱方向に開口し、前記第1スライド部が入り込んでスライド移動可能な第1被スライド空間が形成され、
前記第2下側被スライド部と前記第2上側被スライド部との間には、前記着脱方向に開口し、前記第2スライド部が入り込んでスライド移動可能な第2被スライド空間が形成されている、切削加工機。
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【請求項2】
前記第1下側被スライド部は、前記第1上側被スライド部よりも前記着脱方向の一方側に突出し、
前記第2下側被スライド部は、前記第2上側被スライド部よりも前記着脱方向の一方側に突出している、請求項1に記載された切削加工機。
【請求項3】
前記第1アームは、前記第1被スライド空間における前記第2アームと反対側に配置され、前記第1下側被スライド部と前記第1上側被スライド部に接続された第1連結部を有し、
前記第2アームは、前記第2被スライド空間における前記第1アームと反対側に配置され、前記第2下側被スライド部と前記第2上側被スライド部に接続された第2連結部を有する、請求項1に記載された切削加工機。
【請求項4】
前記アダプタは、
前記第1端部において前記第1スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第1上スライド部と、
前記第2端部において前記第2スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第2上スライド部と、
を有し、
前記第1上側被スライド部は、前記第2アーム側に突出し、前記第1スライド部が前記第1被スライド空間をスライド移動しているときに、前記第1スライド部と前記第1上スライド部との間に配置される第1内突出部を有し、
前記第2上側被スライド部は、前記第1アーム側に突出し、前記第2スライド部が前記第2被スライド空間をスライド移動しているときに、前記第2スライド部と前記第2上スライド部との間に配置される第2内突出部を有する、請求項1に記載された切削加工機。
【請求項5】
前記第1上側被スライド部は、上方に突出し、前記第1スライド部が前記第1被スライド空間をスライド移動しているときに、前記第1上スライド部よりも前記第2アーム側とは反対側に配置された第1上突出部を有し、
前記第2上側被スライド部は、上方に突出し、前記第2スライド部が前記第2被スライド空間をスライド移動しているときに、前記第2上スライド部よりも前記第1アーム側とは反対側に配置された第2上突出部を有する、請求項4に記載された切削加工機。
【請求項6】
前記第1アームは、前記第1被スライド空間に配置され、前記第1スライド部のスライド移動をガイドする第1ガイドローラを有し、
前記第2アームは、前記第2被スライド空間に配置され、前記第2スライド部のスライド移動をガイドする第2ガイドローラを有する、請求項1に記載された切削加工機。
【請求項7】
前記保持装置は、前記アダプタを反転させた状態のとき、前記着脱方向の一方側から前記第1被スライド空間および前記第2被スライド空間に前記アダプタが入らないように構成された、請求項1から6までの何れか1つに記載された切削加工機。
【請求項8】
前記第1スライド部の厚みと、前記第2スライド部の厚みは異なっており、
前記第1被スライド空間の上下の長さと、前記第2被スライド空間の上下の長さは異なっており、
前記第1スライド部と前記第2スライド部のうちの大きい方の厚みは、前記第1被スライド空間と前記第2被スライド空間のうちの短い方の上下の長さよりも大きい、請求項1から6までの何れか1つに記載された切削加工機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削加工機に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、棒状の切削ツールを軸回りに回転させて被切削物を切削加工する切削加工機が開示されている。上記切削加工機は、被切削物を切削加工する切削ツールを把持する把持部を有するスピンドルと、被切削物を保持するアダプタを保持する保持装置を備えている。
【0003】
保持装置は、第1方向に延びた第1アームと、第1アームと第2方向で並び、第1方向に延びた第2アームとを備えている。被切削物を保持するアダプタは、第1アームに対してスライド移動可能な第1ガイド突起と、第2アームに対してスライド移動可能な第2ガイド突起とを有している。被切削物を保持装置に取り付ける際、アダプタの第1ガイド突起を第1アームに沿ってスライド移動させ、かつ、第2ガイド突起を第2アームに沿ってスライド移動させることで、被切削物を保持装置に取り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-126862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記切削加工機では、被切削物を保持装置に取り付ける際、アダプタの第1ガイド突起は、第1アーム上をスライド移動し、第2ガイド突起は、第2アーム上をスライド移動する。そのため、アダプタは、スライド移動する際、第1アームおよび第2アームに対して上方に移動する可能性があり得る。被切削物を保持したアダプタは、できるだけ第1アームおよび第2アームに沿ってスライド移動することが好ましい。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持装置に被切削物を取り付ける際、被切削物を保持装置に向かって適切に移動させることができる切削加工機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る切削加工機は、被切削物を切削加工する際、前記被切削物を保持するアダプタを保持する保持装置を備えている。前記保持装置は、前記保持装置に対して、着脱方向の一方から他方に前記被切削物を移動させて、前記被切削物が保持位置に配置されたときに、前記被切削物を保持可能に構成されている。前記保持装置は、前記着脱方向に延びた第1アームと、前記着脱方向と交差する挟持方向に前記第1アームと並んで配置され、前記着脱方向に延び、かつ、前記第1アームと共に前記被切削物を挟持する第2アームと、を備えている。前記アダプタは、前記挟持方向の一方側の第1端部に設けられ、前記着脱方向に延びた第1スライド部と、前記挟持方向の他方側の第2端部に設けられ、前記着脱方向に延びた第2スライド部とを有している。前記第1アームは、前記着脱方向に延びた第1下側被スライド部と、前記第1下側被スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第1上側被スライド部とを有している。前記第2アームは、前記着脱方向に延びた第2下側被スライド部と、前記第2下側被スライド部の上方に配置され、前記着脱方向に延びた第2上側被スライド部とを有している。前記第1下側被スライド部と前記第1上側被スライド部との間には、前記着脱方向に開口し、前記第1スライド部が入り込んでスライド移動可能な第1被スライド空間が形成されている。前記第2下側被スライド部と前記第2上側被スライド部との間には、前記着脱方向に開口し、前記第2スライド部が入り込んでスライド移動可能な第2被スライド空間が形成されている。
【0008】
前記切削加工機によれば、被切削物を着脱方向の他方側に移動させて保持装置に取り付ける際、アダプタの第1スライド部が、第1下側被スライド部と第1上側被スライド部との間に形成された第1被スライド空間に入り込み、第1被スライド空間に沿って保持位置に向かって移動し易くすることができる。同様に、アダプタの第2スライド部が、第2下側被スライド部と第1上側被スライド部との間に形成された第2被スライド空間に入り込み、第2被スライド空間に沿って保持位置に向かって移動し易くすることができる。よって、第1被スライド空間および第2被スライド空間が、アダプタが保持位置へ向かって移動する際のガイドとなるため、被切削物を保持位置へ適切に移動させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、保持装置に被切削物を取り付ける際、被切削物を保持装置に向かって適切に移動させることができる切削加工機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る切削加工機を示す斜視図である。
左方から見た切削加工機の縦断面図である。
右方から見た切削加工機の縦断面図である。
スライドカバーが開いたときの切削加工機を示す斜視図である。
ワークホルダの平面図である。
ワークホルダが切削位置および交換位置に配置された状態を示す模式図である。
被切削物が非保持位置に位置しているときの被切削物およびワークホルダを示す平面図である。
アダプタに保持された被切削物を示す平面図である。
図8のIX-IX断面における被切削物およびアダプタの断面図である。
被切削物が保持位置に位置しているときの被切削物およびワークホルダを示す平面図であり、ワークホルダが被切削物を保持している状態を示す図である。
被切削物が保持位置に位置しているときの被切削物およびワークホルダを示す平面図であり、ワークホルダが被切削物を保持している状態を示す図である。
第1挟持部、第1レバーおよび第1被押圧部を示す斜視図である。
ワークホルダを示す平面図である。
図12AのXIIB-XIIB断面におけるワークホルダの断面図である。
アダプタを保持したワークホルダを示す正面図である。
被切削物がワークホルダに対してスライド移動している状態を示す平面図である。
被切削物がワークホルダに対してスライド移動している状態を示す平面図であり、第1上側部材および第2上側部材が省略された図である。
被切削物が途中位置に位置しているときの被切削物およびワークホルダを示す平面図である。
被切削物が保持位置に位置しているときの被切削物およびワークホルダを示す平面図であり、第1挟持部の回転位置が第1非固定回転位置であり、かつ、第2挟持部の回転位置が第2非固定回転位置である状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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