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公開番号2025101893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218977
出願日2023-12-26
発明の名称SMS送信システム及びSMS送信プログラム
出願人株式会社ナレッジフロー
代理人
主分類H04M 11/00 20060101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】送信依頼者が複数存在する場合に、送信履歴に基づいて可能な限り他の送信依頼者からの送信元番号と重複しない送信元番号を選択するSMS送信システム及びSMS送信プログラムを提供する。
【解決手段】SMS送信システムは、2以上の送信依頼者からのSMS送信依頼を受け付ける送信依頼受信部と、宛先番号にSMSを送信するSMS送信部と、送信元番号を選択する送信元番号選択部と、SMS送信ごとの送信記録として送信日時と送信依頼者の識別子と送信元番号と宛先番号を保持する送信履歴保持部と、前記送信履歴保持部を参照して該送信依頼者からのSMS送信依頼で該宛先番号に送信した送信記録を検索する送信履歴検索部と、前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録がある場合はその送信記録と同じ送信元番号を選択する条件的送信元番号選択部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
SMS送信に使う送信元番号が2以上あることを特徴とし、
2以上の送信依頼者からのSMS送信依頼を受け付ける送信依頼受信部と、
宛先番号にSMSを送信するSMS送信部と、
送信元番号を選択する送信元番号選択部と、
SMS送信ごとの送信記録として送信日時と送信依頼者の識別子と送信元番号と宛先番号を保持する送信履歴保持部と、
前記送信履歴保持部を参照して該送信依頼者からのSMS送信依頼で該宛先番号に送信した送信記録を検索する送信履歴検索部と、
前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録がある場合はその送信記録と同じ送信元番号を選択する条件的送信元番号選択部を備えることを特徴とするSMS送信システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録がない場合に、前記送信履歴保持部を検索し、過去一定期間の間に該宛先番号に送信した送信記録がない送信元番号があればそれを選択する未送信番号選択部を備えることを特徴とする請求項1に記載のSMS送信システム。
【請求項3】
送信元番号が使用可能かどうかを判定する送信元番号使用可否判定部と、
前記条件的送信元番号選択部に代えて、前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録があり、その送信記録と同じ送信元番号が前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされる場合に、該送信元番号を選択する条件的使用可能送信元番号選択部を備えることを特徴とする請求項1に記載のSMS送信システム。
【請求項4】
前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録で、その送信記録と同じ送信元番号が前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされるものがない場合に、前記送信履歴保持部を検索し、過去一定期間の間に該宛先番号に送信した送信記録がない送信元番号で、かつ、前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされる送信元番号があればそれを選択する未送信使用可能番号選択部を備えることを特徴とする請求項3に記載のSMS送信システム。
【請求項5】
前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録で、その送信記録と同じ送信元番号が前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされるものがない場合に最大一定時間待機する使用不可番号待機部と、
待機終了までの間に前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録で、その送信記録と同じ送信元番号が前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされる送信記録が存在するようになればその送信元番号を選択する復旧送信元番号選択部を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のSMS送信システム。
【請求項6】
前記送信元番号使用可否判定部において使用不可とされた場合に使用不可の事由を判定する送信元番号使用不可事由判定部と、
前記使用不可番号待機部に代えて、前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録で、その送信記録と同じ送信元番号が前記送信元番号使用可否判定部において使用可能とされるものがない場合に前記送信元番号使用不可事由判定部で判定された送信不可の理由が特定の条件を満たすものの場合に、最大一定時間待機する特定理由待機部を備えることを特徴とする請求項5に記載のSMS送信システム。
【請求項7】
SMS送信に使う送信元番号が2以上あることを特徴とし、
2以上の送信依頼者からのSMS送信依頼を受け付ける送信依頼受信処理と、
宛先番号にSMSを送信するSMS送信処理と、
送信元番号を選択する送信元番号選択処理と、
SMS送信ごとの送信記録として送信日時と送信依頼者の識別子と送信元番号と宛先番号を保持する送信履歴保持処理と、
前記送信履歴保持処理を参照して該送信依頼者からのSMS送信依頼で該宛先番号に送信した送信記録を検索する送信履歴検索処理と、
前記送信履歴検索処理において過去一定期間の間に送信された送信記録がある場合はその送信記録と同じ送信元番号を選択する条件的送信元番号選択処理を実行させるためのSMS送信プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、過去のSMSの送信履歴を参照して送信元番号を選択しSMSを送信する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、営業手段としてSMSを利用する企業が増加している。SMSは、送信したい相手の電話番号が分かれば送信できるという特徴を持ち、電話をかけてきた顧客に対する営業ツールとして大いに役立つ。 また、複数の顧客からの送信依頼を受け付け、SMSの送信を代行するサービスがある。送信元番号の確保にはコストがかかるが、顧客間で送信元番号を共有することでコストを節約することができる。
【0003】
こうした形態のSMSでは、ある送信依頼者からの依頼で、ある送信先のユーザーにSMSを何通か送るときに、複数の番号から送信すると、混乱を招いたり、不信感を抱かせてしまったりすることがある。また、複数の送信依頼者からの依頼で送信するSMSを、同一の番号から送信すると、送信先のユーザーの混乱を招くことがある。また、送信元番号ごとに1日に送信できる送信数の上限が決まっている場合がある。
【0004】
SMSに関するシステムについて、以下の技術が知られている。特許文献1には、1つの送信装置が送信するときに同じ宛先には同じ端末を使うシステムが公開されている。特許文献2には、SMSメッセージ送信の際に、一定期間内のSMSメッセージ送信記録を調べ、複数の送信元電話番号の候補の中から、SMSメッセージの送信先に対して送信した送信依頼者の数が最も少なくなるものを選択するシステムが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特願2019ー070943号公報
特開2013ー243521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしこれらは、複数の送信依頼者がいる場合に、送信依頼者ごとに送信先のユーザーに同じ送信元番号を選択するという対策がなされていない。また、送信元番号ごとに1日に送信できる送信数の上限が決まっている場合において、効率よくSMSの送信を行うことに対する対策がなされていない。
【0007】
本発明は送信依頼者が複数存在する場合に、ある送信依頼者からの依頼で、ある送信先のユーザーにSMSを送信する場合に、同じ送信依頼者と送信先のユーザーの組み合わせの場合は同じ送信元番号を使うことを課題とする。また本発明は、送信履歴に基づいて可能な限り他の送信依頼者からの送信元番号と重複しない送信元番号を選択することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のSMS送信システムは、
SMS送信に使う送信元番号が2以上あることを特徴とし、
2以上の送信依頼者からのSMS送信依頼を受け付ける送信依頼受信部と、
宛先番号にSMSを送信するSMS送信部と、
送信元番号を選択する送信元番号選択部と、
SMS送信ごとの送信記録として送信日時と送信依頼者の識別子と送信元番号と宛先番号を保持する送信履歴保持部と、
前記送信履歴保持部を参照して該送信依頼者からのSMS送信依頼で該宛先番号に送信した送信記録を検索する送信履歴検索部と、
前記送信履歴検索部において過去一定期間の間に送信された送信記録がある場合はその送信記録と同じ送信元番号を選択する条件的送信元番号選択部を備えることを特徴とする。
【0009】
この特徴によれば、該送信依頼者と該宛先番号で送信履歴を検索し、過去一定期間の間に送信された送信記録がある場合はその送信記録と同じ送信元番号を選択することができる。
【0010】
特許文献1に記載のシステムのように同じ宛先番号に対し同じ送信元番号を使うとすると、複数の送信依頼者が利用する場合、かつ、送信元番号に送信件数の上限がある場合に送信可能な件数が少なくなってしまう。送信依頼者が異なる場合は、同じ宛先に対して異なる送信元番号を使うことができるとすることで、送信可能な件数が少なくなってしまうことを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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