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公開番号
2025101657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218662
出願日
2023-12-25
発明の名称
複数のコントラクト要請に対応して一つのトランザクションを生成するリザーブコントラクト方法
出願人
ジクリプト インコーポレイテッド
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
H04L
9/32 20060101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ペダーセンコミットを活用して複数のリザーブを一つのトランザクションを利用してコントラクトする方法を提供する。
【解決手段】リザーブコントラクト方法においてプロセッサは、複数のコントラクト要請を受信S110し、ベリファイキーを利用して、複数のリザーブ及び複数のランダム値に基づいてミッドラージコミット値を獲得S130する。次に、ミッドラージコミット値に対するハッシュを通じてハッシュ値を獲得S140し、ハッシュ値に基づいてラージランダム値を獲得S160する。次に、ゼロ知識証明アルゴリズムを活用してミッドラージコミット値、ラージリザーブ値及びラージランダム値を利用して証明値を獲得S170し、証明値をトランザクションとして伝送する。ミッドラージコミット値はペダーセンコミット形態を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサによって遂行されるリザーブコントラクト方法において、
複数のリザーブを対象とする複数のコントラクト要請を受信する段階;
ベリファイキーを利用して、前記複数のリザーブおよび複数のランダム値に基づいてミッドラージコミット値(mid large commit value)を獲得する段階;
前記ミッドラージコミット値に基づいてハッシュ値を生成する段階;
前記ハッシュ値に基づいて前記複数のリザーブからラージリザーブ値を生成する段階;
前記ハッシュ値に基づいて、前記複数のランダム値に基づいてラージランダム値を生成する段階;
ゼロ知識証明アルゴリズムを活用して前記ミッドラージコミット値、前記ラージリザーブ値、前記ラージランダム値を利用して証明値を獲得する段階;および
前記証明値をトランザクションとして伝送する段階;を含み、
前記ミッドラージコミット値はペダーセンコミット(pedersen commit)形態を有することを特徴とする、リザーブコントラクト方法。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記ミッドラージコミット値を獲得する段階は、
リザーブデータベースから前記複数のコントラクト要請にそれぞれ対応する前記複数のランダム値を獲得する段階;および
前記ベリファイキーに含まれる複数のキー値それぞれに対して前記複数のリザーブおよび前記複数のランダム値を累乗することで前記ミッドラージコミット値を計算する段階;を含む、請求項1に記載のリザーブコントラクト方法。
【請求項3】
前記複数のコントラクト要請は第1コントラクト要請および第2コントラクト要請を含み、
前記第1コントラクト要請に対応する第1リザーブ(m
0
)および第1ランダムリザーブコントラクト方法。値(r
0
)、前記第2コントラクト要請に対応する第2リザーブ(m
1
)、および第2ランダム値(r
1
)、前記ベリファイキーに含まれる第3キー(値g
3
)、第4キー値(g
4
)、第5キー値(g
5
)、第6キー値(g
6
)において、
前記ミッドラージコミット値(CM
mid
)は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とする、請求項2に記載のリザーブコントラクト方法。
JPEG
2025101657000014.jpg
10
76
【請求項4】
リザーブデータベースに基づいて前記複数のコントラクト要請に対応するランダム値を獲得する段階;
前記ベリファイキーを活用して前記複数のリザーブそれぞれに対応する複数のコミット値を獲得する段階;および
前記複数のコミット値を前記トランザクションに含んで伝送する段階;をさらに含む、請求項1に記載のリザーブコントラクト方法。
【請求項5】
前記複数のコントラクト要請は第1コントラクト要請および第2コントラクト要請を含み、
前記第1コントラクト要請に対応する第1リザーブ(m
0
)および第1ランダム値(r
0
)、前記第2コントラクト要請に対応する第2リザーブ(m
1
)および第2ランダム値(r
1
)、前記ベリファイキーに含まれる第1キー値(g
1
)、第2キー値(g
2
)において、
前記第1コントラクト要請に対応する第1コミット値(cm
0
)および前記第2コントラクト要請に対応する第2コミット値(cm
1
)は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とする、請求項4に記載のリザーブコントラクト方法。
JPEG
2025101657000015.jpg
19
44
【請求項6】
リザーブデータベースは複数のアカウント別アドレス、リザーブ、ランダム値およびコミット値に対する情報を含み、
前記リザーブデータベースから前記複数のコントラクト要請に対応するアドレスを獲得する段階;および
前記アドレスを前記トランザクションに含んで伝送する段階;をさらに含む、請求項1に記載のリザーブコントラクト方法。
【請求項7】
前記複数のリザーブからラージリザーブ値を生成する段階は、
前記複数のリザーブそれぞれに対するインデックスのバイナリに対応するように前記ハッシュ値を累乗する段階;
前記累乗したハッシュ値を前記複数のリザーブそれぞれに乗算することによって前記ラージリザーブ値を獲得する段階;を含む、請求項1に記載のリザーブコントラクト方法。
【請求項8】
前記複数のリザーブは第1リザーブ(m
0
)、第2リザーブ(m
1
)、第3リザーブ(m
2
)および第4リザーブ(m
3
)を含み、
前記ハッシュ値γに対して前記ラージリザーブ値(M)は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とする、請求項7に記載のリザーブコントラクト方法。
JPEG
2025101657000016.jpg
8
96
【請求項9】
前記複数のランダム値からラージランダム値を生成する段階は、
前記複数のランダム値それぞれに対するインデックスのバイナリに対応するように前記ハッシュ値を累乗する段階;
前記累乗したハッシュ値を前記複数のランダム値それぞれに乗算することによって前記ラージランダム値を獲得する段階;を含む、請求項1に記載のリザーブコントラクト方法。
【請求項10】
前記複数のランダム値は第1ランダム値(r
0
)、第2ランダム値(r
1
)、第3ランダム値(r
2
)および第4ランダム値(r
3
)を含み、
前記ハッシュ値γに対して前記ラージランダム値(R)は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とする、請求項9に記載のリザーブコントラクト方法。
JPEG
2025101657000017.jpg
8
87
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は複数のコントラクト要請に対応して一つのトランザクションを生成するリザーブコントラクト方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
金融でリザーブ(準備金)とは多様な目的に応じて会社が保有している資産を指す言葉であり、一般的に顧客預り金と完全に一致する金額を維持することがこの目的に含まれる。このような顧客の預り金取り引きによって預り金を受託する主体はリザーブに対する更新を遂行し、これをスマートコントラクト(Smart contract)に反映するためのトランザクションを生成する。トランザクションにはリザーブに対する証明(prove)のための証明値が含まれるが、このような証明値生成にゼロ知識証明アルゴリズム(zero-knowing proving algorithm)が活用される。
【0003】
ゼロ知識証明アルゴリズムはメッセージ(例えば、リザーブ)を確認せずにメッセージの完全性を検証するアルゴリズムであるが、このようなゼロ知識証明アルゴリズムに所要する時間のためにトランザクションを生成する時間が長くかかる問題点が発生した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一目的は、ペダーセンコミットを活用して複数のリザーブを一つのトランザクションを利用してコントラクトする方法を提供するところにある。
【0005】
本発明のさらに他の目的は、ペダーセンコミットを活用してコントラクトされた複数のリザーブに対する検証を遂行する方法を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施例に係る少なくとも一つのプロセッサによって遂行されるリザーブコントラクト方法は、複数のリザーブを対象とする複数のコントラクト要請を受信する段階、ベリファイキーを利用して、前記複数のリザーブおよび複数のランダム値に基づいてミッドラージコミット値(mid large commit value)を獲得する段階、前記ミッドラージコミット値に基づいてハッシュ値を生成する段階、前記ハッシュ値に基づいて前記複数のリザーブからラージリザーブ値を生成する段階、前記ハッシュ値に基づいて、前記複数のランダム値に基づいてラージランダム値を生成する段階、ゼロ知識証明アルゴリズムを活用して前記ミッドラージコミット値、前記ラージリザーブ値、前記ラージランダム値を利用して証明値を獲得する段階および前記証明値をトランザクションとして伝送する段階を含み、前記ミッドラージコミット値はペダーセンコミット(pedersen commit)形態を有することを特徴とすることができる。
【0007】
一実施例で、前記ミッドラージコミット値を獲得する段階は、リザーブデータベースから前記複数のコントラクト要請にそれぞれ対応する前記複数のランダム値を獲得する段階および前記ベリファイキーに含まれる複数のキー値それぞれに対して前記複数のリザーブおよび前記複数のランダム値を累乗することで前記ミッドラージコミット値を計算する段階を含むことができる。
【0008】
一実施例で、前記複数のコントラクト要請は第1コントラクト要請および第2コントラクト要請を含み、前記第1コントラクト要請に対応する第1リザーブm
0
および第1ランダム値r
0
、前記第2コントラクト要請に対応する第2リザーブm
1
および第2ランダム値r
1
、前記ベリファイキーに含まれる第3キー値g
3
、第4キー値g
4
、第5キー値g
5
、第6キー値g
6
において、前記ミッドラージコミット値CM
mid
は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とすることができる。
JPEG
2025101657000002.jpg
10
76
【0009】
一実施例で、前記リザーブコントラクト方法は、リザーブデータベースに基づいて前記複数のコントラクト要請に対応するランダム値を獲得する段階、前記ベリファイキーを活用して前記複数のリザーブそれぞれに対応する複数のコミット値を獲得する段階および前記複数のコミット値を前記トランザクションに含んで伝送する段階をさらに含むことができる。
【0010】
一実施例で、前記複数のコントラクト要請は第1コントラクト要請および第2コントラクト要請を含み、前記第1コントラクト要請に対応する第1リザーブm
0
および第1ランダム値r
0
、前記第2コントラクト要請に対応する第2リザーブm
1
および第2ランダム値r
1
、前記ベリファイキーに含まれる第1キー値g
1
、第2キー値g
2
において、前記第1コントラクト要請に対応する第1コミット値cm
0
および前記第2コントラクト要請に対応する第2コミット値cm
1
は下記の数学式に基づいて生成されることを特徴とすることができる。
JPEG
2025101657000003.jpg
20
43
(【0011】以降は省略されています)
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